3行要約
- トルコの与党・保健省が、2040年1月1日までにたばこ製品の生産・販売・輸入・流通を全面禁止する法案の準備を進めていると報じられています。
- 規制対象は紙巻きたばこだけでなく、電子たばこ・加熱式たばこ・水タバコ(フーカー)・ニコチン含有デバイス全般に及ぶとされています。
- 全面禁止は2040年からですが、飲食店の屋外喫煙禁止など一部の規制は法案成立後すぐに前倒しで導入される見通しです。
何が禁止されるのか
トルコで検討されている新法案は、与党・公正発展党(AKP)が保健省と連携してまとめたもので、議会への提出が見込まれています。法案の柱は、2040年1月1日を期限にたばこ製品の生産・輸入・流通・販売を全面禁止するというものです。対象となる「たばこ製品」の定義は、従来の紙巻きたばこにとどまらず、電子たばこ・加熱式たばこ・水タバコ(フーカー)、有機・合成ニコチンを含むデバイス全般にまで拡張されます。水タバコもこの規制対象に明記されている点は、シーシャデックスの読者にとっても見過ごせないポイントです。
2040年より前に何が変わるのか
全面禁止は2040年からですが、法案には成立後すぐに適用される規制も盛り込まれています。飲食店の屋外喫煙スペースでの喫煙禁止、学校・医療機関・宗教施設・ビーチ・スポーツ施設・子ども向け公園での喫煙禁止、たばこ購入の電子決済義務化(現金取引の禁止)などが挙げられています。2040年以降は、製造・輸入・流通・販売への違反に100万〜500万リラ、購入・所持への違反に5万〜25万リラの行政罰金が科されるほか、未成年への販売には6カ月〜1年の禁錮刑が定められています。
法案は保健省が主導する形でまとめられたものの、2026年9月時点ではまだ議会に正式提出されておらず、審議入り前の段階です。今後の国会での扱いによって、内容や施行時期が変わる可能性があります。


