20歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。シーシャは適度に楽しみましょう。
シーシャ用語辞典

シーシャ用語辞典

器具の名前から吸い方のコツ、フレーバーや炭・熱管理、お店や文化にまつわる言い回し、規制・制度の用語まで、 シーシャデックスが観測してきた 203語 を五十音順にまとめました。 引きたい言葉を選ぶか、上のインデックスから探してみてください。

シーシャ用語辞典

該当する用語: 203 / 203語

あ行27語

あーずるくAğızlık

ağızlık(本辞典では「アーズルク」と表記)は、ナルギレ(トルコの水たばこ)でホースの先の取り外せる吸い口を指す、トルコ語です。素材は琥珀や磁器の例があります。日本のシーシャ解説では、マウスピースと呼ばれます。

あいすほおすIce Hose

アイスホースは、凍らせた保冷剤で煙を冷やすホースや、その部品です。冷凍庫で保冷剤を冷やしてから取りつけます。冷たさが続くのは、CLOUDの解説で約1時間です。冷やすことで、味を感じにくくなることがあります。

あっしゅとれいAsh Tray

アッシュトレイは、シーシャのボウルのすぐ下、ステムの上のほうに通して使う皿で、金属製が多いです。炭から落ちる灰を受けるほか、外した炭や足す炭の置き場にもなります。「チャコールトレイ」「トレイ」とも呼ばれ、トレイのない機種もあります。

あっぷすてむUpstem / Top Stem

アップステムは、水タバコ(シーシャ)の支柱であるステムのうち、ボウルを受ける上側の区間の呼び名です。水の外にあって、ボウルでできた煙を下へ送る役目です。水に沈む下側は「ダウンステム」と呼ばれます。部品として分けて説明するときは、上からアップステム・ステムハート・ダウンステムと並べる解説もあります。

後味

フレーバー

あとあじAftertaste

このページでは、シーシャを吸ったあとに口や喉に残る味と香りを、まとめて後味と呼びます。炭では、着火剤入りの炭に強い化学的な後味が出る例があります。フレーバーでは、スパイス系が後味をスッキリさせたい人向けとして紹介されています。味の感じ方は人によって違います。

アハワ

店・文化

あはわAhwa

アハワは、エジプトの街角にある昔ながらの喫茶店のことです。お茶やコーヒーを飲み、シーシャやバックギャモンを楽しみながら、長い時間を過ごす場所です。コーヒーを意味するアラビア語 qahwa につながる呼び名で、エジプトの日常に根づいた社交の場として知られます。

アルギレ

店・文化

あるぎれArgileh

アルギレ(argileh)は、レバノンやシリアなどのアラビア語圏で、水パイプを指す呼び名です。アラビア語では أرجيلة(arjīlah)と書き、argila とも綴ります。日本でいうシーシャや、英語のフーカーと、同じ器具のことです。

アンダーパック

吸い方・技術

あんだあぱっくUnderpack

アンダーパックは、ストレートボウルで、フレーバーを縁から少し下げて控えめに盛る詰め方です。Japan Shisha Timesの例では、縁から2mmほど空けて14g前後を使います。アンダーパックは、初心者向けの盛り方として紹介されています。

いずみーるさんたばこIzmir Tobacco

イズミール産タバコは、トルコ西部のエーゲ海側で作られるオリエント種の産地銘柄です。日に当てて乾かす小葉の種類で、国内の用語集は、淡い黄褐色で干し草や花のような穏やかな香りと説明しています。

一次喫煙

規制・制度

いちじきつえんPrimary Smoking (Active Smoking)

一次喫煙は、喫煙者本人が、たばこの煙を吸い口から直接吸い込むことです。厚生労働省の用語では能動喫煙といいます。周りの人が煙を吸う二次喫煙(受動喫煙)や、火が消えたあとも残る成分に触れる三次喫煙と、対にして説明されます。

一酸化炭素

炭・熱管理

いっさんかたんそCarbon Monoxide (CO)

一酸化炭素は、炭などが燃え切らないときに出る、色もにおいもない気体です。血液の酸素を運ぶ力を下げ、頭痛や吐き気から意識障害まで起こす中毒の原因になります。シーシャでは炭が発生源になり、CDCは1回の利用で紙巻きたばこ1本のほぼ9倍に触れうると説明しています。使うときは換気が必要です。

一般小売販売業

規制・制度

いっぱんこうりはんばいぎょうGeneral Tobacco Retailer

一般小売販売業は、たばこ小売販売業許可の区分のひとつで、特定小売販売業以外のすべてを指します。劇場・旅館・飲食店などの施設の中の売場は特定で、それ以外が一般です。営業所ごとに財務大臣の許可を受け、距離基準と取扱高の審査があります。

ウィンドカバー

炭・熱管理

うぃんどかばあWind Cover

ウィンドカバーは「風防」とも呼ばれ、シーシャのアッシュトレー(灰を受ける皿)の上に立てて、ボウルやヒートマネジメントデバイスの周りを囲む筒状の金属カバーです。風や冷たい空気が直接当たるのを防いで、炭の熱を保ちやすくします。屋外や、エアコン・換気の風が強い場所で、火力が乱れるのを抑えるために使われます。

うぉおたあぱいぷWaterpipe

ウォーターパイプ(waterpipe)は、フーカー、ナルギレ、シーシャなど各地の呼び名が指す器具を、一つの名前でまとめて言う英語です。WHOのページやFDAの文書でも使われ、医学用語集 MeSH では Smoking Waterpipes という形が入口の語に入っています。ただし、米国CDCは hookah を使うなど、機関によって選ぶ語は違います。

ウォーターフォール

吸い方・技術

うぉーたーふぉーるWaterfall (Bottle Trick)

ウォーターフォールは、氷を少し入れた空きボトルに煙を吹き込み、ボトルを傾けて、冷えた煙を流し落とす煙のトリックです。海外の記事では、大麻の煙を前提に紹介されています。鼻から煙を吸い戻す「滝登り」とは別の技です。

うぉっしゃぶるほおすWashable Hose

水洗いができるように作られたホースの総称で、プラスチック製やシリコン製が主流です。伝統的な革巻きホースと違って表面に水分がしみこまないため、フレーバーの残り香をリセットしやすく衛生的に使い回せます。シリコン製は柔軟で耐久性が高く、プラスチック製は安価で軽いのが特徴とされています。

えあきゅあーどりーふAir-Cured Tobacco

エアキュアードは、火を使わず、風通しのよい納屋に葉を吊るして4〜8週間ほど空気で乾かす製法です。乾かすあいだに糖が使われて減り、香ばしい葉になります。バーレー種が代表的な葉です。

エアレーティング

吸い方・技術

えあれえてぃんぐAerating

フレーバーをあえて緩く詰め、空気を含んだ空洞をつくる上級者向けのパッキング技法です。空洞ができることで低温でも香りが立ちやすくなり、セクショニングやレイヤリングと組み合わせて、ミックスの一部の層に取り入れて使われることもあります。

えーおーてぃーぼうるApple On Top (AOT) Bowl

AOTボウルは、アルミの芯にシリコンのカバーをかぶせた、リンゴの形のボウルです。芯はボルテックス型で、汁が下に落ちにくい作りとされます。上には炭を乗せる網が付きます。名前はアップルオントップ(Apple On Top)です。

えじぷしゃんぼうるEgyptian Bowl / Straight Bowl

エジプシャンボウルは、底に小さな穴が複数開いた昔ながらのボウルです。「ストレートボウル」とも呼ばれ、世界で広く使われています。安く手に入りますが、シロップ分の多いフレーバーでは、その汁が穴から下へ落ちやすいと説明されています。

えるいいでぃいらいとすたんどLED Light Stand

シーシャ本体を下から照らすための、LEDを内蔵した円盤状の台座です。リモコンで発光色を変えられる製品が多く、ベースに乗せると光が煙やガラスに反射して雰囲気を演出できます。単四電池などで駆動するタイプが一般的です。

オーバーパック

吸い方・技術

おおばあぱっくOverpack

オーバーパックは、ボウルの縁を越えるくらいフレーバーを多く盛る詰め方のことです。炭に近づくぶん、強いキック感と濃い味が出ますが、焦げやすくなります。きつく詰めすぎた状態を指す解説もあります。狙って使う解説もあれば、失敗として避ける解説もあります。

オガ炭

炭・熱管理

おがずみOga Charcoal (Sawdust Charcoal)

オガ炭は、製材で出るおがくずを固めた「オガライト」を炭にしたものです。おがくずに含まれるリグニンが接着剤の代わりになるため、添加物なしで作れます。ココナッツ炭よりかなり安い一方、棒状で売られていて、シーシャに使うには切る手間がかかります。

推しシーシャ

店・文化

おししいしゃ"Oshi" Shisha (Fan-tribute Mix)

自分の「推し」の見た目や性格を、味や香りに変換して表現するカスタムフレーバーの楽しみ方です。SNSを中心に広まった遊び方で、店によってはオリジナルミックスとして提供してくれることもありますが、解釈が人によって分かれる点には注意が必要です。

おでゅまんOduman

オデュマンは、トルコのイスタンブールで作られているシーシャ器具のブランドです。1979年創業の金属加工会社が、2014年に立ち上げました。ガラスのベースとステンレスの部品を自社で作り、70以上の国で売られていると公式サイトは説明しています。

オプション

店・文化

おぷしょんOption (Add-on)

オプションは、シーシャ店で基本の料金(シーシャ代・チャージ料など)とは別に、お客さんが好みで選んで足す追加メニューのことです。代表例は、吸い口で煙を冷やすアイスランチャー(アイスホース)と、ボトルの水をジュースやお酒に替えるボトルオプションです。内容も料金も、店ごとに違います。

オリエント種

フレーバー

おりえんとしゅOriental Tobacco

オリエント種は、トルコやギリシャなど地中海・バルカン地域で作られる、小さな葉のたばこです。日に当てて乾かし、独特の芳香があります。ニコチンは低く、単独では味が軽いため、ほかの葉と混ぜて香りを整える役で使われます。

か行33語

火災予防条例

規制・制度

かさいよぼうじょうれいFire Prevention Ordinance

火災予防条例は、火を使う設備の置き方や届出、喫煙・裸火の制限などを決めたルールです。消防法の委任を受けて、市町村(東京は東京都)が定めます。国の基準がもとですが、内容は自治体ごとに違います。炭を使う飲食店が従うのは、営業する地域の条例です。

カット

フレーバー

かっとCut (Leaf Cut Size)

フレーバーに含まれるタバコ葉の刻み幅の細かさを指す言葉です。細かくカットするほど熱に触れる表面積が増えて香りが強く立ちやすくなる一方、持続時間が短くなったり、シロップの多い商品ではかえって焦げやすくなったりする傾向があります。

かねつしきたばこせんようきつえんしつHeated Tobacco Smoking Room

加熱式たばこ専用喫煙室は、吸えるたばこが加熱式たばこだけの喫煙室です。紙巻きたばこは吸えません。喫煙専用室とちがい、室内で飲食もできます。改正健康増進法の附則にある経過措置で、屋内の一部に設けます。水たばこ(シーシャ)は、吸えるたばことして挙げられていません。

かふゔぇはあねQahveh-khaneh / Kahvehane (Persian-Ottoman Coffeehouse)

カフヴェハーネは、コーヒーを出す店を指すペルシア語の呼び名です。トルコ語では kahvehane と書きます。Encyclopaedia Iranica によると、ペルシアの店には水パイプ(ガリヤーン)を吸える設備が付くのが一般的でしたが、今は少なくなりました。

がらすまうすぴいすGlass Mouthpiece

ガラスマウスピースは、ガラスで作った吸い口です。素材のにおいや味がつきにくく、フレーバーの味をそのまま楽しみたい人に向くと紹介されています。重めで割れやすく、値段も高めな点が弱点です。

ガリヤーン

店・文化

がりやあんGhalyan / Ghaliyan

ガリヤーン(ペルシア語で قلیان、ghalyan とも書く)は、イランで水パイプを指す言葉です。語源は、パイプを意味するアラビア語の語とする説明と、「沸く」を意味する語とする説明があります。イランでは、茶店やピクニックで楽しまれ、若い人のほうが多く吸うと紹介されています。

カリヤン

店・文化

かりやんKalyan

カリヤン(ロシア語で кальян)は、ロシア語で水パイプを指す言葉です。ペルシア語のガリヤーンと同じ語で、旧ソ連圏の多くの国で使われます。日本語のシーシャや英語のフーカーとほぼ同じ器具のことです。

喫煙年齢制限

規制・制度

きつえんねんれいせいげんMinimum Smoking Age

喫煙年齢制限は、「たばこは20歳になってから」という日本のルールです。シーシャのたばこ葉にも当てはまります。根拠は、明治33年(1900年)に制定された「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」です。2022年に成年年齢が18歳になっても、喫煙は20歳のままです。本人を罰する規定はありませんが、吸ってよいわけではありません。罰金は売る側(会社を含む)に、科料は18歳未満の子を止めない親権者などにあります。

喫煙目的施設

規制・制度

きつえんもくてきしせつSmoking-Purpose Facility

喫煙目的施設とは、改正健康増進法で、原則屋内禁煙の例外として屋内での喫煙が認められる施設の区分です。公衆喫煙所、たばこを対面販売する喫煙目的のバー・スナック等、店内で喫煙できるたばこ販売店の3類型があります。シーシャバーは2つ目に当たりうるとされています。喫煙目的室には20歳未満は立ち入れません。

キック感

吸い方・技術

きっくかんKick / Throat Hit

キック感は、煙を吸ったときに喉や胸に感じる刺激のことです。「スロートヒット」とも呼ばれます。ニコチンの量、炭の熱、吸い方が強さに関わり、未洗浄の葉を使うダークリーフ系は強く出やすいとされています。

きゃべんでぃっしゅCavendish

キャベンディッシュは、たばこ葉の品種ではなく加工法の名前です。乾燥させた葉を蒸し、強い圧力をかけて押し固める、主にパイプたばこの製法で、甘くしっとり仕上がります。素材にはバージニア種かバーレー種がよく使われます。

キューブ炭

炭・熱管理

きゅうぶずみCube Charcoal

キューブ炭は、サイコロ状(立方体)に成形したココナッツ炭の形の呼び名です。一辺25mm前後が一般的で、置く面積が大きいぶん火力が高く、細かい調整はしにくいと説明されています。半分に切ったような形のフラット炭もあります。

業務用炭

炭・熱管理

ぎょうむようずみCommercial Charcoal

業務用炭は、シーシャバー向けに大容量の箱で売られる炭のことです。1kg箱や10kg箱が単位で、中身は25mm前後のココナッツ炭のキューブが主流と説明されています。箱が大きいだけで、質が上がるわけではありません。

きらあぼうるKiller Bowl

キラーボウルは、底が平らで壁の厚い、複数の大きな穴が開いたボウルです。熱が均一に伝わり、強い煙とニコチン感が出るとされます。熱に強いダークリーフ向けと説明する販売店が多く、ブロンドリーフにも合うとする店もあります。

くいっくらいとずみQuick-Light Charcoal

クイックライト炭は、着火剤をしみこませた炭です。ライターなどの火を近づけると、1分もかからずに着きます。そのかわり燃える時間はココナッツ炭より短めで、においや一酸化炭素にも注意がいります。

くぉーたーぴーすずみQuarter-Circle Charcoal

クォーターピース炭は、ココナッツ炭を円の4分の1にあたる扇形(四分円)にしたものです。HMDの側面に沿って収まる形として売られ、海外では quarter circle と呼ばれます。

くかくせきいんしょくてんえいぎょうPartitioned-Seat Food and Drink Business

区画席飲食店営業は、風営法第2条第1項第3号の風俗営業です。喫茶店やバーなどのうち、他から見通すことが困難で、広さ5平方メートル以下の客席を設けて営むものが当たります。営業所ごとに、都道府県公安委員会の許可が必要です。

くらうどちぇいさーCloud Chaser

クラウドチェイサーは、大きくて濃い煙の「雲」を出すことにこだわる人のことです。もとは電子たばこで大きな蒸気の雲を吐く趣味から広まった英語で、シーシャでも、この言葉を使う例があります。

くりーにんぐぶらしHose / Stem Cleaning Brush

クリーニングブラシは、ホースやステムの内側をこすって洗う細長いブラシです。ホースは水を通して洗う手順が紹介され、ブラシはおもにステムやボトルの洗い方に出てきます。ステムやボトル用の、長さや太さが違うブラシもあります。

くりすたるがらすCrystal Glass (Lead Crystal)

クリスタルガラスは、輝きの強い高級ガラスです。もとは酸化鉛を加えて屈折率を高めたガラスのことで、鉛を使わないものも作られています。シーシャのベース(水入れ)では、鉛を使わないクリスタルガラスを使う例が、海外のメーカー解説にあります。

グリセリン

フレーバー

ぐりせりんGlycerin (VG)

グリセリン(グリセロール)は、無色透明でとろりとした液体です。水とよくなじみ、空気中の水分を引き寄せます。水たばこのフレーバーには、しっとり感を保つ保湿剤として配合されます。加熱すると気化して煙の主役にもなるため、煙の量や口あたりを左右する成分です。

くれいとっぷぼうるClay Top Bowl

クレイトップは、粘土を焼いて作ったボウル(トップ)のことです。国内の解説では「ストレートボウル(クレイトップ)」とも書かれます。熱の伝わり方は、ゆっくりという説明と、伝わりやすいという説明があり、解説によって分かれます。

ぐろめっとGrommet

グロメットは、ボウル・ベース・ホースをステム(シャフト)につなぐ継ぎ目に挟む、円すい形のゴムやシリコンの輪です。すき間をふさいで空気漏れを防ぎます。傷むと、台がぐらついたり煙が薄くなったりします。消耗品なので、傷んだら交換です。

ケーシング

フレーバー

けーしんぐCasing

ケーシングは、たばこの製造で、刻む前の葉に糖類や保湿剤などの液を吹きつけたり浸したりする工程です。トップフレーバーより早い段階で行い、水分を保つほか、味の角を丸めて甘さを足す働きがあります。

ケミカル臭

フレーバー

けみかるしゅうChemical Smell

ケミカル臭は、シーシャで感じる薬品のような不快なにおいや味のことです。Kaloudは、炭の着火剤の残りが最初の数口に出ることがあると説明しています。炭の材料が悪いと異臭が出たという報告もあります。においがなくても、安全とは限りません。

剣山

炭・熱管理

けんざんKenzan Spike

剣山は、もとは生け花で花を留める道具で、金属の台に針が並んでいます。シーシャでは、ボウルにかぶせるアルミホイルへ小さな穴を一度にたくさん開けるために転用されます。やり方は、柔らかい下敷きにホイルを置いて押し当てるだけです。ホイルを張らない方式では不要です。

けんたっきーさんふぁいやーきゅあーどりーふKentucky Fire-Cured Tobacco

ケンタッキー産ファイヤーキュアードリーフは、米国のケンタッキー州西部やテネシー州北部で作られる、火干しのダーク種です。広葉樹の煙で4〜5週間乾かし、湿った嗅ぎたばこなどの原料になるほか、パイプたばこの調味にも使われます。

小売定価

規制・制度

こうりていかRetail Price Control

小売定価とは、たばこ事業法にもとづいて品目ごとに定められ、財務大臣の認可を受けた小売価格のことです。小売販売業者は、この価格でしか製造たばこを売れません。値引きも上乗せもできないため、全国どこでも同じ値段になります。水たばこ用のフレーバーもこの制度の対象です。

ゴースト

吸い方・技術

ごおすとGhost (Ghost Inhale)

ゴーストは、口にためた煙を舌で丸い塊にして口の外へ押し出し、消えないうちに口から吸い戻すトリックです。鼻から吸う滝登りとは違い、口だけで完結します。難しさは解説によって、初級とも、やや上級者向けとも書かれています。

焦げ

炭・熱管理

こげBurnt Taste / Scorching

焦げは、熱が強すぎてフレーバーが焦げつき、煙がいやな味になることです。炭の数が多い、置き場所が悪い、詰めすぎて炭と葉が近い、吸いすぎ、といった原因が挙げられています。起きたら、まず熱を下げます。

ココナッツ炭

炭・熱管理

ここなっつずみCoconut Charcoal

ココナッツ炭は、ヤシの実の殻を炭にして粉にし、でんぷんで固めて成形したシーシャ用の炭です。着火剤は含まず、火をおこすのに電気コンロなどで10〜15分ほど(Kaloudの目安)かかります。そのかわり、においが出にくい炭です。燃焼時間は製品や大きさで違い、メーカー表示では45〜90分ほどの例があります。

個人輸入

規制・制度

こじんゆにゅうPersonal Import

個人輸入は、自分で使う目的で海外の品物を輸入することです。旅行者が持ち帰るたばこの免税範囲は、税関の表で「その他のたばこ(パイプたばこ他)」が250gまでです。国際郵便で取り寄せる場合は数量にかかわらずたばこ税がかかり、転売は禁止されています。

個人輸入代行

規制・制度

こじんゆにゅうだいこうPersonal Import Proxy Service

個人輸入代行は、海外の品物を個人が輸入するとき、手続きを代わりに受ける業者のサービスです。たばこは、国際郵便で入る分に、数量や価格にかかわらずたばこ税等が課されます。税関は、代行サイトに脱税をほのめかすものがあり、使って脱税すると処罰されることがあると注意しています。

さ行35語

再現ミックス

吸い方・技術

さいげんみっくすRecreation Mix

再現ミックスは、食べ物や飲み物、香水などの味を、フレーバーの組み合わせで似せるミックスのことです。「どれだけ似ているか」で見られやすいのが特徴です。ゴールを材料に分けて考え、味の強さに合わせて量の比率を決めます。

さむすんさんたばこSamsun Tobacco

サムスン産タバコは、トルコ北部の黒海沿岸、サムスン県の周辺で作られるオリエント種の産地銘柄です。2024年の研究ではイズミール型より葉の長い系統が多く、国内の用語集は甘く少しスパイシーな香りと説明しています。

さんきゅああどりいふSun-Cured Tobacco

サンキュアードは、収穫した葉を屋外に吊るし、日光で乾かす方法です。火や熱風は使いません。おもにオリエント種(トルコ種)の葉が対象で、乾くまでの日数は約2週間(PMI)から約5日(Mac Baren)まで、説明に開きがあります。乾いた葉は、パイプたばこなどのブレンドで風味づけに使われます。

三次喫煙

規制・制度

さんじきつえんThirdhand Smoke

三次喫煙は、たばこの火が消えたあとも、壁・家具・衣類・ほこりに残った成分に触れたり吸い込んだりすることです。人への害について、2016年の資料は疫学調査が見当たらないとし、2020年の資料は人への有害性は立証されていないとしています。米国の研究者は、害が起こりうると考える強い論拠があると見ています。

シーシャ

店・文化

しーしゃShisha

シーシャとは、炭の熱で温めたたばこの煙を、水を入れた容器にくぐらせてからホースで吸う喫煙具のことです。その吸い方や、使うたばこ(フレーバー)の呼び名としても使います。語源はペルシア語の「ガラス」で、エジプトのアラビア語から広まりました。英語圏の「フーカー」、トルコ語系の「ナルギレ」、日本語の「水たばこ」は、ほぼ同じものの呼び名です。

シーシャバー

店・文化

しいしゃばあShisha Bar / Lounge

シーシャバーは、シーシャ(水たばこ)を吸うことを主な目的にした飲食店の呼び名です。「シーシャカフェ」「シーシャ専門店」とも呼ばれます。健康増進法の区分名ではなく、屋内で吸うには喫煙目的施設などの条件があります。

CBDシーシャ

フレーバー

しいびいでぃいしいしゃCBD Shisha

CBDシーシャは、CBD(カンナビジオール)を加えたシーシャです。CBD入りのフレーバーを使うか、フレーバーにCBDオイルを足します。CBDは麻薬ではありませんが、製品に残るΔ9-THCが限度値(常温で液体の油脂と粉末は10ppm、水溶液は0.1ppm、それ以外は1ppm)を超えると麻薬です。

シェア

店・文化

しぇあSharing

シェアは、1台のシーシャを複数人で分け合って吸うことです。多くの店では、使い捨てのマウスピース(吸い口)を人ごとに付け替えて、ホースを回します。2人目以降には「シェア料金」が加わります。料金の決め方も、吸わない同席者の扱いも店ごとに違うので、注文前の確認が大切です。

ジェリーフィッシュ

吸い方・技術

じぇりいふぃっしゅJellyfish

ジェリーフィッシュは、吐いて作った煙の輪っかに、さらに煙を吹き込んで、クラゲのような形に見せる煙のトリックです。「クラゲ」とも呼ばれます。スモークリングを先に作るので、その応用にあたります。

試煙会

店・文化

しえんかいFlavor Tasting Event

「試煙会」は、ブランドの新作フレーバーを実際に吸える催しの名前として使われた例があります。日時と参加費を決めて開かれていました。

時間制

店・文化

じかんせいTime-Based Pricing

時間制は、シーシャ店で席に座っていられる時間に上限を決める料金のしくみです。多くは「2時間制」のように区切り、超える分は延長料金やトップ替えの注文で続けます。上限を設けない店もあり、制度は店ごとに違います。

シャークスプリット

吸い方・技術

しゃあくすぷりっとShark Split

シャークスプリットは、小さな煙の輪っかに吸い付きながら体をひねり、輪をふたつに分裂させるトリックです。輪の端を吸い込み、吐息で分ける手順の解説もあります。シャークベンドの応用で、難易度の高い技です。

シャークベンド

吸い方・技術

しゃあくべんどShark Bend

シャークベンドは、小さな煙の輪っかをくわえるように吸って、輪の向きや形を変えるトリックです。輪の端をわずかに吸い込んで曲げる、と説明する解説もあります。ジェリーフィッシュがある程度できる人向けで、シャークスプリットの土台になる技です。

しゃふとStem / Shaft

シャフト(ステム)は、シーシャ本体の中央を縦に通る支柱です。多くは金属の管でできています。ボウル・トレイ・ホース・ボトルをひとつにつなぎ、ボウルで生まれた煙を、水のあるボトルへ送る通り道にもなります。煙を冷やしたりこしたりする装置ではありません。上からアップステム・ステムハート・ダウンステムの3部品に分かれる構成もあります。

出張シーシャ

店・文化

しゅっちょうしいしゃTraveling / Delivery Shisha Service

出張シーシャは、スタッフが機材とフレーバーを持って自宅や会場などへ出向き、その場でシーシャを用意するサービスです。「デリバリーシーシャ」「宅配シーシャ」とも呼ばれます。法律の「出張販売許可」とは別の言葉です。

出張販売許可

規制・制度

しゅっちょうはんばいきょかTraveling Sales Permit

出張販売許可は、小売販売業の許可を持つ人が、自分の営業所とは別の場所でたばこを売るために、場所ごとに受ける許可です。根拠はたばこ事業法第26条です。登録免許税は3,000円。標準処理期間は、申請書を受理した月の末日から2か月以内です。

じゅどうきつえんぼうしほうAmended Health Promotion Act

受動喫煙防止法(改正健康増進法)は、望まない受動喫煙をなくすための法律です。2018年に成立し、2020年4月1日に全面施行されました。飲食店などは原則、屋内禁煙です。例外として、喫煙専用室や喫煙目的室などが認められています。違反すると、指導・勧告・命令を経て、過料が科されます。

じょいんとJoint (Connector Adapter)

ホースとパイプのシャフトをつなぐ際に使う変換パーツです。ホースアダプターの差込口がオス型・メス型で合わない場合、このジョイントを間にかませることで口径や形状の違いを吸収し、接続できるようにします。

賞味期限

フレーバー

しょうみきげんBest-By Date (Shisha Tobacco)

賞味期限は、シーシャ用フレーバーが新鮮さを保てる期間の、品質の目安のことです。メーカーが示します。製造日から少なくとも2年、開封後は数か月〜1年ほどの例があります。

しりあぼうるSyrian Bowl

シリアボウルは、エジプシャンボウルとよく似た粘土や陶器のボウルです。違いは、下側の細い部分がステムの内側に差し込まれる点です。ただしHookah.orgの記事(2012年公開、2013年更新)は、本体の作りが似てきて、エジプト式との区別があいまいになったと書いています。

しりこんぼうるSilicone Bowl

シリコンボウルは、シリコン製の割れにくいボウルです。洗いやすく、初心者向きとして紹介されます。熱の伝わり方の評価は解説で割れていて、温度が上がりにくいという説明も、上がりやすく下がりやすいという説明もあります。

しんやしゅるいていきょういんしょくてんえいぎょうとどけでLate-Night Liquor-Serving Restaurant Business Notification

深夜酒類提供飲食店営業届出は、深夜(午前0時から午前6時)に、バーや酒場など酒類を出す飲食店営業をするとき、営業所ごとに公安委員会へ届出書を出す手続きです。営業の常態として通常主食と認められる食事を出す店は除かれます。根拠は風営法第33条です。

吸い出し

吸い方・技術

すいだしSuidashi (Initial Draw-out)

蒸らしを終えたあと、腹式呼吸で5秒前後の長めの吸引を数回繰り返し、フレーバー全体に煙と味を行き渡らせる工程のことです。蒸らしが炭の熱をなじませる準備段階なのに対し、吸い出しは実際に強めに吸って煙と味を引き出す最初の実践段階にあたり、「立ち上げ」と呼ばれることもあります。

スターバズNAR

炭・熱管理

すたあばずなあStarbuzz NAR

スターバズNARは、アメリカのStarbuzzが2018年に出したヒートマネジメントデバイスです。温度計が付き、金属の本体が灰の落下を防ぐと販売店は説明しています。使う前に、底板をコイルバーナーで温めておくこともできます。

すちいむすとおんSteam Stone

2010年にドイツで開発された、グリセロールをシロップに浸した鉱物由来の粒状フレーバーで、代表ブランドに「Shiazo」があります。タバコ葉を使わずニコチンも含まない一方、通常のシーシャに近い吸いごたえがあり、使用後に水洗い・乾燥させれば繰り返し使えるのが特徴です。

すちいむれえしょんSteamulation HMS (Heat Management System)

ドイツのラグジュアリーシーシャブランドSteamulationが2019年ごろに発売したヒートマネジメントシステムです。下部のリング(初期はシリコン製)を回すことで炭とタバコの距離を8段階に調整できる可変式が特徴とされ、アダプターリングを交換すれば様々な口径のボウルに対応できるとされています。ステンレス素材による重厚な質感も、ブランド全体の高級路線と合わせて語られることが多い製品です。

スパイス系

フレーバー

すぱいすけいSpice-type

スパイス系は、シナモンやカルダモンなど、スパイシーな風味が特徴のフレーバー系統です。後味をすっきりさせたい人におすすめと、CLOUDは紹介しています。

炭替え

炭・熱管理

すみがえCharcoal Change

炭替え(炭交換)とは、シーシャの途中で、小さくなって火力が落ちた炭を、新しく火をおこした炭に取り替える作業です。炭の熱が弱まると、煙と味が薄くなります。そのためお店では、15〜20分に1回ほどスタッフが替えます。フレーバーは替えず、戻すのは熱だけです。中身を新しくするトップ替えとは、そこが違います。

スモークバブル

吸い方・技術

すもーくばぶるSmoke Bubbles

スモークバブルは、口にためた煙を、シャボン玉を吹きながら吐き込んで、煙入りの泡を作る煙のトリックです。道具は、シャボン玉と、それを吹く棒(ワンド)です。

スモークリング

吸い方・技術

すもおくりんぐSmoke Ring

スモークリングは、吐いた煙を輪っか状に浮かばせるトリックです。口を「オ」の形に開いて舌を下顎に付け、少量の煙を短く出すのがコツです。口笛を吹くより簡単と説明する解説もあり、トリックの中では取り組みやすい定番の技として紹介されています。

清涼系

フレーバー

せいりょうけいCooling / Mint-type

清涼系は、ミントやメンソールの涼しさが特徴のフレーバー系統です。柑橘系やベリー系のフルーツフレーバーにミントを加えると、さっぱりした味わいになります(CLOUD)。

セクショニング

吸い方・技術

せくしょにんぐSectioning

セクショニングは、ミックスするフレーバーを混ぜずに、ボウルの中で場所を分けて詰める方法です。「サイド・バイ・サイド」と呼ばれ、日本の解説では「セパレート」とも書かれます。どのフレーバーも上層に出るので、全部のフレーバーの味を感じられます。

セッション

店・文化

せっしょんSession

セッションは、シーシャを吸い始めてから吸い終えるまでの、ひと区切りのことです。紙巻きたばこの「1本」にあたる数え方で、米国CDCは1時間ほど、国内の解説は1台で1時間半〜2時間ほどを目安にしています。炭替えをはさみながら続けます。

セミデンスパック

吸い方・技術

せみでんすぱっくSemi-Dense Pack

セミデンスパックは、ボウルの最大量の約8割まで押し固める、デンスパックのひとつ下の詰め方です。押した葉が少し戻る弾力を残します。ダークリーフの基本の密度とされます。

セミフラッフパック

吸い方・技術

せみふらっふぱっくSemi-Fluff Pack

セミフラッフパックは、ふんわり詰めより少し多めにフレーバーを入れ、縁の高さまで軽く均す詰め方です。量はデンスパックの62.5%ほど。シロップの多いアメリカ製のフレーバーに向くと紹介されています。

た行37語

たあきっしゅりっどTurkish Lid

ボウルにかぶせるように使う、蓋型のヒートマネジメントデバイスです。フラット型の炭を内部の空洞に収める構造で灰が外に飛び散りにくく、シンプルな作りと扱いやすさから店舗でも広く使われている定番モデルです。

ダークリーフ

フレーバー

だあくりいふDark Leaf

シーシャ用たばこの区分のひとつです。色の濃い葉を、洗う工程を通さずに使ったもの、と説明されることが多い区分です。葉はバーレー種が代表で、ブラウンバージニアや燻煙乾燥の葉も入ります。ブロンドリーフより味もニコチン感も強いと言われ、初めての人には向かないとする解説が多くあります。

タール

炭・熱管理

たーるTar

タールは、たばこの煙のうち、一酸化炭素やガス状の成分を除いた粒子状の成分をまとめた呼び名です。「ヤニ」とも呼ばれます。ひとつの物質の名前ではなく、ニコチンや発がん性物質など多くの化学物質が混ざったものです。シーシャでも、水を通して取り除かれることはありません。

だうんすてむDownstem

ダウンステムは、ステムのうち、ベースの水の中に入る下側の管です。ボウルからの煙を、水の中へ送り出します。先端がどれだけ水に沈むかで、吸い心地が変わります。煙が水を通っても、有害な成分が取り除かれるわけではありません。

滝登り

吸い方・技術

たきのぼりWaterfall (French-inhale-style trick)

滝登りは、口にためた煙を舌で口の外へ押し出し、そのまま鼻から吸い込む煙のトリックです。「燕返し」「ベーン・インホール」とも呼ばれます。英語圏では、同じように口から出た煙を鼻で吸う技が、フレンチインヘールと呼ばれます。解説の多くは初級の技として扱っています。

立てかけ

炭・熱管理

たてかけLeaning / Standing Coal

立てかけは、炭を平らに置かず、ふちなどに立てかけて置く方法です。平置きと使い分けて、火力を細かく調整するときに使われます。HMDの縁に立てかけた炭を「0.5個」と数える解説もあります。呼び方や数え方は、店や書き手で違うものです。

たばここうりはんばいぎょうきょかTobacco Retail License

たばこ小売販売業許可は、製造たばこを消費者に売る事業をするために、営業所ごとに財務大臣から受ける許可です。根拠は、たばこ事業法第22条です。水たばこ用フレーバーも、対象に入ります。許可なく売ると、30万円以下の罰金の対象です。距離や販売見込みの基準があります。店で吸ってもらうだけの場合にこの許可が要るかどうかは、管轄の財務局に確認します。

たばこ事業法

規制・制度

たばこじぎょうほうTobacco Business Act

たばこ事業法は、たばこの製造・輸入・卸売・小売の事業を定める法律です。1984年(昭和59年)に公布され、1985年4月に施行されました。専売制度の廃止に合わせて作られた法律です。たばこの葉を使う水たばこ用フレーバーも製造たばこなので、輸入の登録、小売の許可、小売定価の認可の対象になります。

たばこ税

規制・制度

たばこぜいTobacco Tax

たばこ税は、製造たばこにかかる国と地方の税金の総称です。国の「たばこ税」「たばこ特別税」と、地方の「道府県たばこ税」「市町村たばこ税」の4つがあります。水たばこ用フレーバーはパイプたばことして、1gを紙巻たばこ1本として課税されます。

ダブルアップル

フレーバー

だぶるあっぷるDouble Apple

ダブルアップルは、りんごの香りにアニスの香りを重ねた、シーシャの定番フレーバーです。名前は「りんご2つ」ですが、アニスが強く効く、と販売店は説明しています。甘さやアニスの強さは銘柄で違います。

チチャ

店・文化

ちちゃChicha

チチャは、フランス語で水たばこ(シーシャ)を指す呼び名で、器具と中に詰めるたばこの両方に使います。綴りは chicha で、フランス語では「シシャ」に近く発音します。Wiktionnaireによると、語源はエジプトのアラビア語の「シーシャ」で、元はペルシア語の「ガラス」です。

ちむにいぼうるChimney Bowl (German: Kaminkopf)

チムニーボウルは、金属の煙突形パーツ(チムニー)を上にのせて使うボウルです。上部は丸いか内側にすぼまっていて、パーツがずれにくくなっています。炭からタバコが離れるので、焦げにくくなると販売店は説明しています。

チャージ料

店・文化

ちゃあじりょうCharge Fee

チャージ料は、飲食店で席に座ることに払うお金です。「席料」や「テーブルチャージ」とも呼ばれます。頼んだ料理や飲み物の代金とは別の料金で、席や場所を使うことと、基本的な接客の対価です。シーシャ店には、シーシャ代とは別に設ける店もあります。ドリンクの扱いは店ごとに違います。

ちゃこおるばあなあCharcoal Burner

チャコールバーナーは、天然炭(着火剤の入っていない炭)に火をおこすための熱源です。多くは電気式で、電熱線の上に炭を載せ、数分から十数分かけて全体を赤くします。一般の電気コンロで代用する人もいます。使用中は非常に高温です。

注意文言表示

規制・制度

ちゅういもんごんひょうじTobacco Warning Label

注意文言表示は、たばこ事業法第39条と財務省令にもとづき、製造たばこのパッケージに、健康への注意を促す文言を載せる決まりです。表示するのはJTと特定販売業者です。2019年の省令改正で、表示の面積は主要な面の50%以上になりました。

チル

店・文化

ちるChill

チルは、英語の chill out から来た、くつろぐ・まったりする・落ち着くという意味の言葉です。シーシャの紹介記事でも「チルする」と使われます。2021年には「チルい」が三省堂の「今年の新語」大賞に選ばれました。

ていしょうどいんしょくてんえいぎょうLow-Illumination Food and Drink Business

風営法第2条1項2号が規定する風俗営業の一区分で、照明の明るさを10ルクス以下に保って営む飲食店営業を指します。喫茶店、バーなど、設備を設けて客に飲食をさせる営業で、営業所内の照度を10ルクス以下として営むものが当たります。接待をする第1号の営業に当たるものは除かれます。営業所ごとに、その所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可が必要です。

ディスク炭

炭・熱管理

でぃすくずみDisk Charcoal

ディスク炭は、円盤状に固めた炭です。シーシャ用では、着火剤の入ったクイックライト炭として、ライターで着ける円盤が売られています。33mmや40mmのものがあります。着火剤なしの天然炭を円盤の形にした製品もあります。

でぃふゅうざあDiffuser

ディフューザーは、ダウンステムの先端に付ける、小さな穴の空いた部品です。水の中に出る煙の泡を細かく分け、水の音と振動をやわらげます。吸い心地の変わり方は、説明が分かれます。水をくぐらせても、有害な成分が取り除かれるわけではありません。

デザート系

フレーバー

でざあとけいDessert-type

デザート系は、キャラメルやバニラなど、洋菓子やスイーツを思わせる甘い香りのフレーバーの系統です。「スイーツ系」とも呼ばれます。CLOUDは、甘さが強く再現度が高いものが多いと説明しています。分け方は店やメディアで違います。

電気ボウル

炭・熱管理

でんきぼうるElectric Bowl

電気ボウルは、炭のかわりに電気の熱でシーシャ用のたばこを温める器具です。ボウルごと置き換えるヘッド型などがあります。炭の準備と火おこしはいりませんが、たばこを温めるタイプでは、ニコチンも煙に出ます。

でんししいしゃElectronic Shisha / Pocket Shisha

電子シーシャは、炭もたばこ葉も使わず、リキッドを電気で温めて蒸気を出す器具です。電子たばこ(VAPE)と同じ仕組みで、持ち運べる「ポケットシーシャ」型と、水を入れたボトルの上に本体を載せる型があります。シーシャバーなどで見る、炭を使うシーシャとは別物です。

デンスパック

吸い方・技術

でんすぱっくDense Pack

デンスパックは、フレーバーをボウルにぎゅっと押し込む、密度の5段階でいちばん高い詰め方です。目安はボウルに入る最大量の約9割で、ダークリーフ系に向きます。キック感はやわらぎますが、フレーバーによっては熱が通らず生焼けになります。

とうきょうとじゅどうきつえんぼうしじょうれいTokyo Passive Smoking Prevention Ordinance

東京都受動喫煙防止条例は、東京都が2018年に定め、2020年4月1日に全面施行した条例です。国の健康増進法に上乗せした内容です。従業員のいる飲食店には国の小規模店の例外を認めず、禁煙の飲食店にも標識を求めます。

独占販売権

店・文化

どくせんはんばいけんExclusive Distribution Rights

独占販売権は、海外のメーカーなどが、ある国での販売を特定の1社だけに任せる権利のことです。日本では、国内全域の一手販売権を持つ会社を「輸入総代理店」などと呼びます。法律で決まる資格ではなく、契約で決まります。

特定小売販売業

規制・制度

とくていこうりはんばいぎょうSpecified Tobacco Retailer

特定小売販売業は、劇場、旅館、飲食店、大規模な小売店舗などの施設の中で行うたばこの小売販売業の区分です。閉鎖性があり、人が長く留まる施設が対象です。同じ施設でも、一般の人が通る通路に面した売場は、一般小売販売業になります。

特定商取引法

規制・制度

とくていしょうとりひきほうAct on Specified Commercial Transactions

特定商取引法は、訪問販売や通信販売など、トラブルが起きやすい取引から消費者を守る法律です。ネット通販には、広告の表示義務や返品のルールがあります。たばこの通販の年齢確認は、この法律ではなく、たばこ事業法にもとづく許可の条件として財務省が求めています。

特定販売業者

規制・制度

とくていはんばいぎょうしゃDesignated Retailer

特定販売業者は、自分で輸入した製造たばこを売る事業をするために、たばこ事業法第11条で財務大臣の登録を受けた事業者です。認定ではなく登録です。まだ売っていない品目の小売定価の認可(第33条)を申請できるのは、JTとこの特定販売業者です。

とくていゆうきょういんしょくてんえいぎょうSpecified Amusement Food and Drink Business

特定遊興飲食店営業は、風営法第2条第11項の営業です。深夜(午前0時から午前6時)に、客に遊興をさせ、酒類を出す飲食店が当たります。深夜・遊興・酒類提供の3つがそろうと、営業所ごとに都道府県公安委員会の許可が要ります。

トップ替え

吸い方・技術

とっぷがえTop Change

トップ替えは、シーシャ店で一台を吸い終えたあと、フレーバーが入ったトップ(ボウル側)だけを新しいものに替えて、続きを楽しむ追加注文のことです。ボトルやホースはそのまま使い、「おかわり」「トップ交換」とも呼ばれます。料金や進め方は店ごとに違います。

とっぷふれーばりんぐTop Flavoring

ケーシングを終えて刻み終えたタバコに、仕上げとして果物やミントなどの香料を追加でまとわせる工程です。「二次加香」とも呼ばれ、銘柄ごとの個性的な香りの強さや華やかさは主にこの工程で決まるとされています。

ドラゴン

吸い方・技術

どらごんDragon

ドラゴンは、唇の中央だけを閉じて両端を開き、口の両端と鼻から同時に勢いよく煙を吐き出す煙のトリックです。名は、口と鼻から火を吹くドラゴンが由来と考えられています。難しさの評価は解説によって、初級から、やや難しい技までと大きく割れています。

とらでぃしょなるほおすTraditional (Leather) Hose

トラディショナルホースは、外側に革を使った昔ながらのシーシャ用ホースです。内部には紙や金具が使われていることが多く、水に弱いので水洗いできません。同じフレーバーを使い続けて、香りを染み込ませながら楽しむスタイルが一般的です。

トルネード

吸い方・技術

とるねえどTornado

吐いた煙をテーブルや床にためたあと、その中に手を差し込んで渦を巻くように引き上げ、竜巻のように煙を立ち上らせるトリックです。「竜巻」とも呼ばれ、空調のない無風の環境と十分な煙量が成功のカギとされています。

ドロー

吸い方・技術

どろおDraw

ドローは、ホースを吸ったときの空気の通りにくさ、つまり吸い心地の重さのことです。吸うのに力がいると「重い」、すっと吸えると「軽い」と言います。水の量、詰め方、器具の通り道の太さや汚れで変わります。好みが分かれる部分です。

トング

器具

とんぐTongs

熱した炭をつかんで運んだり、ボウルの上で位置を調整したりするための金属製のはさみです。素手で炭を扱うのは危険なため、シーシャ作りに欠かせない道具のひとつです。

トンバク

店・文化

とんばくTumbak

トンバクは、糖蜜や香料を加えない、水たばこ用の葉の呼び名です。アジャミとも呼ばれます。水でしめらせた葉を、ホイルを挟まず炭に直接のせて吸います。現在主流のマアッスルより前からある、昔ながらのたばこです。

な行9語

ナチュラル炭

炭・熱管理

なちゅらるずみNatural Charcoal

ナチュラル炭は、着火剤を含まない炭の総称です。ヤシ殻から作るココナッツ炭や、おがくずから作るオガ炭などがあります。火をおこすには、電気コンロなどで熱する手間がかかります。そのぶん、においが出にくい炭とされ、クイックライト炭と対比されます。

ナルギレ

店・文化

なるぎれNargile

ナルギレ(nargile)は、トルコ語で水パイプを指す言葉です。トルコを中心に、バルカンや東地中海の国々で使われます。語源は、ペルシア語を通って、サンスクリット語の nārikela(ココナッツ)にさかのぼるとされます。器具とココナッツの結びつきをうかがわせる名前です。

ニコクラ

店・文化

にこくらNicokura (Nicotine Dizziness)

ニコクラ(ヤニクラ)は、シーシャやたばこを吸っている最中に起きる、めまい・立ちくらみ・吐き気などの体調不良の俗称です。医学用語ではありません。ニコチンの摂りすぎを指して使われます。ただ、炭を使うシーシャでは、一酸化炭素による症状と見分けがつかないことがあります。感じたらすぐに吸うのをやめて、空気のよい場所で休むのが基本です。

ニコチンフリー

フレーバー

にこちんふりいNicotine-Free

ニコチンフリーは、ニコチンを含まないシーシャ用の製品のことです。たばこ葉を使わず、茶葉、サトウキビ、果肉などから作ります。炭で熱して吸うため、煙に有害な成分は出ます。日本の法律では、たばこ葉を使わなくても、喫煙用の物は「製造たばこ代用品」として、たばこと同じ扱いになりえます。

にじきつえんSecondhand Smoking (Passive Smoking)

二次喫煙は、他人のたばこの煙を周りの人が吸い込んでしまうことです。法律や厚生労働省は「受動喫煙」と呼びます。CDCの “secondhand smoke” にあたります。WHOとCDCは安全なレベルはないと説明し、厚生労働省は紙巻たばこの受動喫煙について、肺がんや心臓病、脳卒中との因果関係が明らかとしています。

認可フレーバー

規制・制度

にんかふれえばあApproved Flavor

財務大臣による小売定価の認可(国内認可)を受け、国内で正規に販売できる状態にあるフレーバーのことで、「承認済み」と呼ぶこともあります。申請できるのはJTと財務大臣の登録を受けた「特定販売業者」に限られており、誰でも自由に新銘柄を国内投入できるわけではありません。

熱伝導率

炭・熱管理

ねつでんどうりつThermal Conductivity

熱の伝わりやすさを示す指標で、ボウルの素材選びを語るときによく出てくる言葉です。金属は熱伝導率が高く一気に香りが立ちやすいのに対し、シリコンや素焼きのクレイは伝わり方がゆるやかで、じっくり風味が持続するといった違いを生みます。

ノーマルパック

吸い方・技術

のおまるぱっくNormal Pack

ノーマルパックは、フレーバーを縁より少し高く盛り、指先でやさしく押し下げる詰め方です。量はデンスパックの75%ほど。Al Fakherをはじめ、中東系のフレーバーを中心に多くのフレーバーに合うと紹介されています。

飲み物系

フレーバー

のみものけいDrink-type

飲み物系は、コーラや紅茶など、飲み物を再現したフレーバー系統です。お茶、コーヒー、カクテル名のものも入り、「ドリンク系」とも呼ばれます。人気で、ミックスでも新しい味わいが楽しめる、とCLOUDは書いています。

は行39語

ぱあじばるぶPurge Valve

パージバルブは、ホースから息を吹き込んだときだけ開く、出口専用の弁です。ベースにたまった古い煙を、外へ逃がします。吸うときは閉じて、空気を入れません。製品によって、エアーバルブやリリースバルブとも呼ばれます。

はーばるしーしゃHerbal Shisha

ハーバルシーシャは、たばこ葉を使わず、サトウキビの繊維や茶葉、乾燥した果実などをもとにして作る、シーシャ用の製品です。糖蜜やハチミツで香りをつけ、ふつうニコチンは含みません。ただし、煙にはたばこ入りと同じく一酸化炭素などが含まれると、CDCは伝えています。

バーレー種

フレーバー

ばあれえしゅBurley

バーレー種は、納屋に吊るして空気でゆっくり乾かす葉たばこの品種です。糖分が少なく、ココアやナッツを思わせる香ばしさがあります。香料をよく吸うため、香りをつけたブレンドのベースによく使われます。

パイプたばこ

規制・制度

ぱいぷたばこPipe Tobacco

パイプたばこは、税金の上での分類名です。紙巻き・葉巻・刻み・加熱式のどれでもないたばこも、ここに入ります。水パイプで吸う水たばこは、加熱式から除かれて、税の上ではこの区分に入ります。税は重さで決まり、1gが紙巻きたばこ1本分です。

はがるぼうるHagar Bowl

ハガルは、日本のシーシャの現場で、ボウル(トップ)を指して使われる呼び名の一つです。素焼きのものは「素焼きハガル」、釉薬をかけたものは「釉薬ハガル」と呼び分けられます。素焼きハガルは、釉薬を塗らずに焼いた粘土のボウルです。

爆煙

吸い方・技術

ばくえんBig Cloud / Thick Smoke

爆煙は、シーシャの煙がとても多く出ている状態を指して使われる言葉です。煙の量は、吸い方、炭の火力、フレーバー、器具の密閉などと関係づけられています。

パッキング

吸い方・技術

ぱっきんぐPacking

パッキングは、フレーバーをボウルに詰める作業のことです。詰める高さと密度で熱の通り方が変わり、味の濃さ、煙の量、焦げやすさが変わります。密度は、ふんわり詰めからデンスパックまで段階があり、縁を越えて盛る方法もあります。

ハブルバブル

店・文化

はぶるばぶるHubble-bubble

ハブルバブルは、英語で水パイプを指す呼び名です。煙が水の中を通るときの「ブクブク」という音をまねた言葉で、17世紀の旅行記にすでに出てきます。素朴な形のものを指す語で、『ホブソン=ジョブソン』はインドの庶民が使う形と説明しています。

はりるまむうんKhalil Mamoon

ハリルマムーン(KM)は、エジプト・カイロで作られるシーシャ本体のブランドです。真ちゅうなどの金属のステムを、職人が手で溶接して仕上げます。ディフューザーを付けない、太い通り道の作りが、販売店の解説に出てきます。

はんどるHose Handle

ハンドルは、ホースの先で手に持つ握りの部分です。素材はアルミ、ステンレス、樹脂、カーボン、木などがあり、重さと手ざわりが変わります。口に当てる吸い口は、ハンドルとは別の部品として付けるものがあります。

ひいとまねじめんとでばいすHeat Management Device / HMD

ヒートマネジメントデバイス(HMD)は、シーシャ用の器具です。ボウルの上に載せて炭を収め、炭とタバコ葉の距離や空気の通り道で、熱の伝わり方を調整します。アルミホイルに代わる火力管理の道具で、Kaloud Lotusをはじめ多くのメーカーから発売されています。「ヒートマネジメント」「HMS」とも呼ばれます。

ビドリ

器具

びどりBidriware

ビドリは、インドのデカン地方で作られる金属工芸です。亜鉛を主にした合金を鋳造し、銀や真鍮を埋め込んで模様を出します。最後に塩分を含む泥の薬で地を黒くします。水パイプのベースは、初期の代表的な品のひとつです。

ふぁいやあきゅああどたばこFire-Cured Tobacco

ファイヤーキュアードタバコは、広葉樹を焚いた煙にあてながら葉を乾かす、燻煙乾燥で仕上げたタバコ葉です。数日から数週間かけて乾かし、燻したような香りと濃い色になります。パイプたばこの調味や嗅ぎたばこなどに使われます。

ふぁんねるぼうるPhunnel Bowl / Funnel Bowl

ファンネルボウルは、中央が盛り上がり、その頂上に穴が開いたボウルです。フレーバーは盛り上がりの周りに詰めます。穴が高い位置にあるので、シロップが下へ落ちにくく、吸いが軽くなめらかになりやすいと説明されています。

フィンガー炭

炭・熱管理

ふぃんがあずみFinger Charcoal

フィンガー炭は、丸い棒状(円筒形)に成形した炭です。ココナッツ炭の形のひとつで、ファンネルボウルを使うときは、ホイルの上にぴったり収まると紹介されています。日本ではあまり見かけない形です。

フーカー

店・文化

ふうかあHookah

フーカー(hookah)は、英語圏で水パイプを指す呼び名で、日本語のシーシャとほぼ同じ器具のことです。語源はインドの言葉(ヒンドゥスターニー語)の huqqā です。そのもとは、アラビア語の「壺・容器」とする説明が多く、ペルシア語の「壺」とする説もあります。

ふうかあばとるHookah Battle

フーカーバトルは、シーシャの作り手(フーカーマスター)がチームで腕を競う、国際大会のシリーズです。主催のHookah Battleは2011年に始まった国際コミュニティで、国や地域ごとの大会(カップ)を開いています。

フォイル

炭・熱管理

ふぉいるFoil Method

ボウルにアルミホイルをかぶせて穴を開け、その上に炭を置く熱の管理の方法です。ホイルが炭と葉を隔て、穴が空気の通り道になります。火力は、穴の数・大きさ・場所と、炭の置き方で調整します。HMDが普及する前から使われてきました。どんな形のボウルにも使えますが、炭を燃やして熱を作る点はHMDと同じです。

フラット炭

炭・熱管理

ふらっとずみFlat Charcoal

フラット炭は、ココナッツ炭を厚さ15〜18mmほどの平たい板状にしたものです。25mm角前後の製品があり、キューブ炭より早く温まる一方で燃料が少なく、持ちは短めです。炭替えの間隔も短くなる傾向があります。

ふるーきゅあーどりーふFlue-Cured Tobacco

フルーキュアードは、納屋に熱を送り、温度と換気を調節して葉を1週間ほどで乾かす製法です。燃料の煙は葉に触れません。糖分が残りやすく、明るく甘いバージニア種の代表的な乾燥方法です。

ふるうつとっぷFruit Top / Fruit Bowl

フルーツトップは、陶器やシリコンのボウルの代わりに、くり抜いた生の果物にフレーバーを詰めて吸うスタイルです。リンゴやオレンジがよく使われ、果物の風味と華やかな見た目が魅力です。果物は1回の喫煙で使い切りになります。「フルーツボウル」とも呼ばれます。

フルーティー系

フレーバー

ふるうてぃいけいFruity

フルーティー系は、ピーチ、レモン、メロンなど果物の香りを前面に出したフレーバーの系統です。国内では「フルーツ系」とも書かれます。CLOUDは、柑橘・ベリーのさっぱり系と、メロン・マンゴーなどの甘い系に分けて紹介しています。

ブルリング

吸い方・技術

ぶるりんぐBull Ring

ブルリングは、スモークリングを作った直後に、その輪の上半分をゆっくり鼻から吸い込んで見せる煙のトリックです。吸い込んだ姿が牛のように見えるとされ、輪っかの応用技です。海外の英語の解説で紹介されています。

フローラル系

フレーバー

ふろおらるけいFloral-type

フローラル系は、ローズやジャスミンなど、花の香りを楽しむフレーバーの系統です。CLOUDは、リラックス効果が期待できると説明しています。単体で吸うフレーバーのほか、柑橘のブレンドに花の香りを添えた混合銘柄もあります。

プロヴォスト

炭・熱管理

ぷろぼすとAOT Provost

プロヴォストは、海外のブランドApple on Top(AOT)が出しているヒートマネジメントデバイスです。ステンレスの網に炭をのせてカバーをかぶせ、通気口の開け閉めで熱を調整します。初代は2015年、Provost IIは2018年の発売と、ShishaScienceは書いています。

ブロンドリーフ

フレーバー

ぶろんどりいふBlonde Leaf (Virginia Tobacco)

ブロンドリーフは、バージニア種の葉を使ったシーシャ用たばこのことです。製造の途中で洗って、ニコチンをある程度落とします。味は軽めで、糖分が多く、甘く仕上がりやすい葉です。CLOUDは、これまでに吸ったフレーバーのほとんどがこのタイプだと書いています。

ふんわり詰め

吸い方・技術

ふんわりづめFluff Packing

ふんわり詰め(フラッフパック)は、フレーバーを押さえずに少しずつボウルへ入れる、いちばん密度の低い詰め方です。量は、しっかり詰めた場合(デンスパック)のおよそ半分。熱に強いフレーバーや、軽い葉のフレーバーに向くと紹介されています。

ベース

器具

べえすBase / Vase

ベースは、シーシャ本体の一番下にある、水を入れる容器です。「ボトル」とも呼ばれます。ボウルでできた煙は、ステムを通ってこの水の中に出ます。水面の上からは、ホースで口へ届く仕組みです。水は煙の通り道であって、有害な成分を取り除くフィルターではありません。素材はガラスが多く、陶器やアクリルなどもあります。

ヘキサ炭

炭・熱管理

へきさずみHexagonal Charcoal

ヘキサ炭は、ほとんどがココナッツ原料の、六角形の炭です。3.5cm×2cm前後の製品があり、熱を長く保ちやすいと紹介されています。真ん中で割って小さくでき、横にも縦にも置いて使えます。

ペリーク

フレーバー

ぺりいくPerique

ペリークは、米国ルイジアナ州セントジェームズ郡で作られる、発酵させたたばこ葉です。茎を除いた葉を約450gの束にしてウイスキー樽に詰め、圧をかけて少なくとも1年寝かせます。黒に近い濃い茶色で、果実や酢を思わせる香りがあり、ほかのたばこに混ぜて風味をつける使い方が中心です。

へりまでパック

吸い方・技術

へりまでぱっくTo the Rim Pack

へりまでパックは、底に穴のあるストレートボウルで、フレーバーを縁のすり切りまで均して詰める盛り方です。SolarisのボウルにAl Fakherを使った例で、量は16g前後。アンダーパックより多く、オーバーパックより少ない中間の量です。

ボウル

器具

ぼうるBowl / Head

ボウルは、シーシャの一番上に載せる受け皿のパーツです。フレーバーの葉を詰めて、上に置いた炭の熱で温め、煙のもとを作る場所です。日本では「ヘッド」「トップ」「ハガル」の呼び名もあります。穴の配置(エジプシャン・ファンネル・ボルテックス)と素材(クレイ・釉薬陶器・シリコンなど)で、熱の伝わり方や煙の重さ、焦げやすさが変わります。

ホース

器具

ほおすHose

ホースは、シーシャの本体(シャフト)と吸い口をつなぐ、煙を口まで運ぶ長いチューブです。素材は水洗いできるシリコンなどが主流で、革や布を巻いた昔ながらのタイプもあります。長さや硬さ、吸い口との接続部の作りで、持ちやすさや手入れのしやすさが変わります。

ほおすあだぷたあHose Adapter

ホースアダプターは、シーシャの本体にホースをつなぐ部分や部品の呼び名です。本体の差込口、合わないホースをつなぐ変換部品、差込口を2つに増やす分岐部品の意味で使われ、売り場によって指すものが違います。

ほーすほるだーHose Holder

ホースホルダーは、使っていないシーシャのホースを預けておく小物です。ホースの吸い口側の端を差し込んだり、ホースを乗せたりして使います。シャフトに付けるタイプのほか、パーツの継ぎ目にはさむタイプもあり、付けられる太さは製品ごとに決まっています。

ぼとるあるこーるBottle Alcohol Option

ベース(ボトル)に張る水の代わりに、ウォッカなどのアルコールやジュースを加えて楽しむ有料オプションです。水に比べて煙の質感や香りの感じ方が変わるとされ、店によって用意しているメニューが異なります。

ぼとるぷろてくたーBottle Protector

ボトルプロテクターは、ガラスのベース(ボトル)の底にかぶせる、ゴムやシリコンのカバーです。ベースプロテクターとも呼ばれます。置くときの衝撃をやわらげ、がたつきや滑りを抑えます。付ければ割れなくなる、というものではありません。

ぼるてっくすぼうるVortex Bowl

底に穴を設けず、中央に立てた尖った突起(スパイク)の側面に4〜5個の小さな穴を開けた形状のボウルです。エジプシャンボウルより焦げつきに強く、ファンネルボウルより扱いやすいとされ、シロップ分の多いフレーバーを長時間キープしたいときに向いています。粘土やシリコン、アルミなど素材のバリエーションも豊富です。

ぼろしりけいとがらすBorosilicate Glass

ボロシリケイトガラスは、ホウ酸を加えて熱による膨張を小さくしたガラスです。ホウケイ酸ガラスとも呼ばれ、急な温度変化や薬品に強い素材です。理化学用のガラスにも、シーシャのベースにも使われます。ただし、割れないガラスではありません。

ま行14語

マアッスル

店・文化

まあっするMu'assel (Ma'assel)

マアッスルは、アラビア語で「蜂蜜入りの」を意味する語から来た、シーシャ用の刻みたばこのことです。糖蜜やグリセリンで湿らせ、香料で味をつけたものが一般的です。器具ではなく、中に詰めるたばこそのものを指します。

まうすぴいすMouthpiece / Tip

マウスピースは、シーシャのホースの先に付ける、口をつける部品です。シーシャ屋では、使い捨てを1人に1個渡す店がほとんどです。複数人で吸うときの衛生のために使いますが、感染のリスクをなくすものではありません。

まぶさむMabsam (Reusable Mouthpiece)

マブサムは、シーシャのホースの先にある吸い口の、日本の解説で使われる呼び名です。金属やプラスチック、ガラスなどの素材があり、ホースと一体型の製品もあります。マブサムにはめ込んだり差し込んだりして使う「マウスチップ」という別の部品もあります。

MIGレザー

炭・熱管理

みぐれざあMIG Razor

MIGレザーは、ドイツのMIG社が出しているヒートマネジメントデバイス(HMD)です。アルミの一体ものの本体に、キューブ炭を3個まで入れられます。ロータスより背が高く、中も広い作りです。底がリング状で、浅いボウルでは空気が通りにくくなります。

ミックス

フレーバー

みっくすMix

ミックスは、複数のフレーバーを組み合わせて一つの味に仕上げることです。好きな果物や食べ物の味を思い浮かべて組むのが基本で、店では気分を伝えて提案してもらえます。層に重ねて盛る方法もあります。

みにんかふれえばあUnapproved Flavor

未認可フレーバーとは、財務大臣による小売定価の認可を受けていないため、日本国内で正規には販売できない水たばこ用フレーバーのことです。認可は価格の手続きです。中身の良し悪しを格付けする制度ではないので、「未認可=粗悪・違法な品」という意味ではありません。

蒸らし

吸い方・技術

むらしSteaming

炭とヒートマネジメントデバイスを乗せたあと、煙が出始めるまで待つ工程です。目安は4〜7分ほどとされ、フレーバー全体にじっくり熱を伝えることで最後まで安定した煙を楽しめます。蒸らしが足りないと表面だけが加熱されてすぐ焦げの原因になるため、焦らずに待つのがコツです。

めーかーちょくゆにゅうManufacturer Direct Import

「メーカー直輸入」は、たばこ事業法に出てこない言葉です。葉たばこが原料のフレーバーは、輸入して売る側に財務大臣の登録が必要です。店頭の売値は、国が認めた小売定価で決まります。

めたるぼうるMetal Bowl (Stainless Steel Bowl)

メタルボウルは、アルミやステンレスなどの金属でできた、割れにくく長持ちするボウルです。解説が多いアルミのボウルは、熱が速く伝わって立ち上がりが早い反面、とても熱くなり、葉を焦がしやすいとされます。

もくせいすてむWooden Stem

シャフト(ステム)部分が木製になっているシーシャです。木材に少しずつフレーバーが染み込んでいく性質を利用し、同じ木製ステムで喫煙を重ねることで風味に深みを持たせる「育てる」文化があり、完成までには長期間・大量のフレーバーの使用が必要とされています。

もくせいまうすぴいすWooden Mouthpiece

木製マウスピースは、木で作ったシーシャの吸い口です。国内の店のブログや解説サイトは、口当たりがやわらかく、香りが移りやすく、水や湿気に弱い、と説明しています。使い捨ての木製もあります。

持ち込み

店・文化

もちこみBYO Flavor

持ち込みは、お客さんが飲み物・食べ物・フレーバー・ボウルなど自分の物を店に持参して、店内で味わったり使ったりすることです。英語の「BYO(Bring Your Own)」にあたります。何を認めるか、料金をどうするかは店ごとに決まっています。行く前に確認するのが確実です。

モラセス

フレーバー

もらせすMolasses

モラセス(糖蜜)は、砂糖を作るとき、結晶を取り出したあとに残る、茶色で粘りのある液体です。シーシャのたばこは、刻んだ葉にこれとグリセリン、香料をなじませ、しっとりさせて作るのがふつうです。

もらせすきゃっちゃあMolasses / Syrup Catcher

モラセスキャッチャーは、ボウルから流れ落ちる糖蜜(モラセス)を受けてためる、シロップ受けのパーツです。ボウルとステムの間に付けるものと、ホース接続部に付けるものがあります。ねじのサイズなど接続の規格は製品ごとに違い、掃除は必要です。

や行1語

ゆうやくぼうるGlazed Bowl

釉薬ボウルは、陶器の表面にうわぐすり(釉薬)でコーティングをしたボウルです。フレーバーの味が染み込みにくく、洗えばすぐ別のフレーバーに使えます。国内の解説は、初心者に向くいちばん基本的な素材として紹介しています。

ら行6語

ライザーリング

炭・熱管理

らいざーりんぐRiser Ring

ヒートマネジメントデバイス(HMD)の下に重ねて使う、金属製のリング状パーツです。HMDと炭の位置をかさ上げして熱源とタバコの距離を広げることで、火力が強すぎる場合の温度調整に使われます。

ラタキア

フレーバー

らたきあLatakia

ラタキアは、日干しした葉を木の煙でいぶして作る、黒っぽい燻製のたばこ葉です。名前はシリアの港町ラタキアにちなみ、いまの主産地はキプロスです。強い燻製の香りがあり、おもにパイプたばこのブレンドに使われます。

リュレ

器具

りゅれLüle

リュレ(lüle)は、トルコ語でナルギレやパイプの「タバコを入れる部分」のことです。シーシャでいうボウルにあたり、ペルシア語から入った言葉です。言葉自体は、素材を決めていません。

レイヤリング

吸い方・技術

れいやりんぐLayering

レイヤリングは、複数のフレーバーをボウルの中で層にして重ねて盛る詰め方です。シーシャ店の解説では、上の層ほど熱が伝わりやすいとされています。ある店の解説では「ミルフィーユ式」とも呼ばれています。

ロータス

炭・熱管理

ろおたすKaloud Lotus

ロータスは、Kaloud社が作るヒートマネジメントデバイス(HMD)の製品名です。炭を金属の器に入れてボウルにのせ、アルミホイルの代わりに熱を調整します。HMDの代名詞的な製品として、国内の用語集でも紹介されています。

ロット

フレーバー

ろっとLot (Production Batch)

ロットは、同じ材料と条件で続けて作った、ひとまとまりの製品のことです。シーシャのフレーバーでも、同じ意味で使われます。国内のシーシャ情報サイトCLOUDでは、「限定ロット」のようにも使われます。

わ行・英数2語

わっさーふぁいふぇWasserpfeife

ヴァッサーファイフェは、ドイツ語で水パイプを指す言葉です。Wasser(水)とPfeife(パイプ)を合わせた複合語で、ホースで吸うシーシャのほか、ホースのないボングも含みます。ドイツがん研究センター(DKFZ)とドイツ連邦リスク評価機関(BfR)は、見出しにこの語を使い、シーシャを別名として添えています。

わんどりんくせいOne-Drink Minimum

入店したお客さんに、最低1杯のドリンクの注文をお願いする店のルールが、ワンドリンク制です。飲食店で広く使われていて、シーシャ店では、シーシャ代に加えて求める店があります。席そのものにかかる「チャージ料」とは別の仕組みで、両方を組み合わせる店もあります。