20歳未満の方の閲覧は推奨されません。たばこ製品には健康リスクがあります。
シーシャ用語辞典

シーシャ用語辞典

器具の名前から吸い方のコツ、フレーバーや炭・熱管理、お店や文化にまつわる言い回し、規制・制度の用語まで、 研究所が観測してきた 152語 を五十音順にまとめました。 引きたい言葉を選ぶか、上のインデックスから探してみてください。

シーシャ用語辞典

該当する用語: 152 / 152語

あ行18語

アイスホース

器具

あいすほおすIce Hose

ホースの内部や吸い口側に保冷剤を仕込み、通る煙を冷やす仕組みのアクセサリーです。保冷剤入りの吸い口チップだけを既存のホースに差し込む「アイスランチャー」タイプもあり、どちらも冷凍庫で冷やしてから使うと約1時間ほど清涼感のある吸い心地が続きます。メンソール系フレーバーとの相性がよいとされる一方、冷やしすぎると香りを感じにくくなる場合もあります。

アッシュトレイ

器具

あっしゅとれいAsh Tray

ボウルとシャフトの間に取り付ける皿状のパーツで、ボウルの上に乗せた炭から落ちる灰や燃えかすを受け止め、火事やケガを防ぐ安全装置です。製品によっては「チャコールトレイ」とも呼ばれます。

後味

フレーバー

あとあじAftertaste

煙を吐き出したあとに口の中やのどに残る風味のことです。銘柄やミックスの組み合わせによって、すっきり消えるものから、デザート系のように余韻が長く続くものまでさまざまです。

アハワ

店・文化

あはわAhwa

エジプトの伝統的なコーヒーハウスを指す言葉です。カイロなどの街角にあるアハワはシーシャを吸いながら何時間も会話を楽しむ社交の場として機能してきた、地域コミュニティの象徴的な存在とされています。

アルギレ

店・文化

あるぎれArgileh

海外ではシリアやレバノンなど、レバント地方のアラビア語圏で使われるシーシャの呼び名です。真鍮や陶器を使った装飾性の高いデザインが多いとされ、お茶やコーヒーを飲みながら過ごす社会的な習慣と結びついた道具として位置づけられています。

アンダーパック

吸い方・技術

あんだあぱっくUnderpack

ストレートボウルで使われる、フレーバーを控えめに詰めるパッキング技法です。ボウルの縁から2mmほど隙間を空け、14g前後を目安に盛る詰め方で、シーシャ初心者に向く盛り方として紹介されています。

一酸化炭素

炭・熱管理

いっさんかたんそCarbon Monoxide (CO)

炭を熱源に使うシーシャで発生する、たばこの三大有害成分のひとつに数えられる無色の気体です。自覚症状が出にくいまま蓄積する危険があり、シーシャ1回あたりの発生量は紙巻きたばこ1本の4〜5倍ともいわれるため、気分が悪くなったら休憩して深呼吸し、換気を心がけることが推奨されています。

ウィンドカバー

炭・熱管理

うぃんどかばあWind Cover

ヒートマネジメントデバイスなどの上にかぶせて使う、筒状の風よけカバーです。空気を閉じ込めて温度を保ちやすくするため、屋外や換気の風が強い店内で炭の温度が下がりすぎるのを防いでくれます。

ウォーターパイプ

店・文化

うぉおたあぱいぷWaterpipe

シーシャを指す『ナルギレ』『アルギレ』『ガリヤーン』『フーカ』などの地域ごとの呼び名を横断して使うための、地域色のない中立的な学術・行政用語です。WHOやアメリカのCDC・FDAといった公衆衛生機関が、国際的な研究や規制の議論で用いる標準呼称として採用しており、国や言語によって形状・呼び名が異なる器具を一括りに扱う際の便宜的な言葉になっています。なお水パイプがいつどこで生まれたかについては、ムガル帝国期のインドで生まれたとする説と、それ以前からサファヴィー朝期のペルシャで使われていたとする説があり、Encyclopaedia Britannicaも両論を併記するにとどめていて、現時点で確定した定説はありません。

ウォッシャブルホース

器具

うぉっしゃぶるほおすWashable Hose

水洗いができるように作られたホースの総称で、プラスチック製やシリコン製が主流です。伝統的な革巻きホースと違って表面に水分がしみこまないため、フレーバーの残り香をリセットしやすく衛生的に使い回せます。シリコン製は柔軟で耐久性が高く、プラスチック製は安価で軽いのが特徴とされています。

エアレーティング

吸い方・技術

えあれえてぃんぐAerating

フレーバーをあえて緩く詰め、空気を含んだ空洞をつくる上級者向けのパッキング技法です。空洞ができることで低温でも香りが立ちやすくなり、セクショニングやレイヤリングと組み合わせて、ミックスの一部の層に取り入れて使われることもあります。

エジプシャンボウル

器具

えじぷしゃんぼうるEgyptian Bowl / Straight Bowl

底面に4〜6個の穴を開けた、装飾のないシンプルな円柱形のボウルで、「ストレートボウル」とも呼ばれる世界で最も一般的な形状です。サイズ展開が豊富で価格も手頃な一方、火力の調整が難しく焦げやすい、シロップ分の多いフレーバーが穴から漏れやすいといった弱点も指摘されています。

LEDライトスタンド

器具

えるいいでぃいらいとすたんどLED Light Stand

シーシャ本体を下から照らすための、LEDを内蔵した円盤状の台座です。リモコンで発光色を変えられる製品が多く、ベースに乗せると光が煙やガラスに反射して雰囲気を演出できます。単四電池などで駆動するタイプが一般的です。

オーバーパック

吸い方・技術

おおばあぱっくOverpack

通常より密度を高めにフレーバーを詰めた状態、またはそう詰める行為を指す言葉です。空気の通り道が狭まる分、火の回りがゆっくりになるため、ボウルの形状や炭の配置と組み合わせて香りの強さを調整する狙いで使われることがあります。詰めすぎによる焦げのリスクと隣り合わせで、扱いには経験が必要とされています。

オガ炭

炭・熱管理

おがずみOga Charcoal (Sawdust Charcoal)

製材時に出るオガクズを圧縮・加熱成形して作られる炭です。オガクズに含まれる天然のリグニン成分が接着剤代わりになるため添加物なしで作れ、ココナッツ炭より大幅に安価な反面、棒状のまま販売されることが多く、シーシャに使うにはカットする手間がかかります。

推しシーシャ

店・文化

おししいしゃ"Oshi" Shisha (Fan-tribute Mix)

自分の「推し」の見た目や性格を、味や香りに変換して表現するカスタムフレーバーの楽しみ方です。SNSを中心に広まった遊び方で、店によってはオリジナルミックスとして提供してくれることもありますが、解釈が人によって分かれる点には注意が必要です。

オデュマン

器具

おでゅまんOduman

2014年にトルコで設立された、比較的新しいシーシャパイプブランドです。職人が手作業で仕上げる重厚なガラスベースとステンレス製の金属パーツを組み合わせ、ロシアンスタイルの差し込み式ボディ組み立てを採用しているのが特徴です。伝統的なエジプシャンタイプとは異なるデザイン性の高さで知られ、コンパクトながらフルサイズに近い喫煙体験ができるとされています。

オリエント種

フレーバー

おりえんとしゅOriental Tobacco

トルコやギリシャ、マケドニアなど地中海・バルカン地域で栽培される小葉の品種です。天日乾燥(サンキュアド)によって糖分と香気成分が豊かになり、単体では喫味が軽いものの、独特の芳香からブレンドの香りを整える役割で使われることがあります。

か行23語

カット

フレーバー

かっとCut (Leaf Cut Size)

フレーバーに含まれるタバコ葉の刻み幅の細かさを指す言葉です。細かくカットするほど熱に触れる表面積が増えて香りが強く立ちやすくなる一方、持続時間が短くなったり、シロップの多い商品ではかえって焦げやすくなったりする傾向があります。

カフヴェハーネ

店・文化

かふゔぇはあねQahveh-khaneh / Kahvehane (Persian-Ottoman Coffeehouse)

16世紀にメッカで生まれ、オスマン帝国やサファヴィー朝ペルシャへと伝わって定着した、伝統的な喫茶店を指すペルシャ語(トルコ語ではカフヴェハーネに近い発音)の呼び名です。Encyclopaedia Iranicaの解説によれば、ペルシャでは16世紀末以降のサファヴィー朝期にはすでに存在が確認されており、詩人や音楽家、知識人が集う社交の場として、ガリヤーン(水パイプ)を吸うための設備を備えていることが一般的だったとされています。ただし19世紀後半以降は喫茶の中心が紅茶に移り、現代ではガリヤーンの設備を残す店は少なくなっているとされます。

ガラスマウスピース

器具

がらすまうすぴいすGlass Mouthpiece

ガラス製のマウスピースです。素材由来の匂いや味の変化がほとんどなく、フレーバー本来の味を最も正確に再現できるとされる一方、重みがあり割れやすいという弱点も指摘されています。

ガリヤーン

店・文化

がりやあんGhalyan / Ghaliyan

海外ではイランを中心に使われるシーシャの呼び名です。水を溜める壺の部分を指すアラビア語の語根に由来するとされ、現地では茶館や屋外で複数人で回し吸いする習慣とともに、若い世代を中心に親しまれています。

喫煙年齢制限

規制・制度

きつえんねんれいせいげんMinimum Smoking Age

明治33年制定の「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」を根拠に定められている、20歳未満の喫煙を禁止するルールです。2022年の成年年齢引き下げ(18歳)後も、たばこ・酒類の年齢制限は20歳のまま維持されています。

喫煙目的施設

規制・制度

きつえんもくてきしせつSmoking-Purpose Facility

改正健康増進法の例外区分のひとつで、多くのシーシャ店が営業の根拠にしている施設分類です。たばこの対面販売、喫煙目的の業態であること、一定の換気基準、主食を主に提供しないことなど複数の条件を同時に満たす必要があり、20歳未満は客・従業員を問わず立ち入りが禁止されています。

キック感

吸い方・技術

きっくかんKick / Throat Hit

喫煙時に喉や胸に感じる刺激、いわゆる吸いごたえのことです。「スロートヒット」と呼ばれることもあり、フレーバーの濃さや葉の種類によって強弱が変わります。未洗浄の葉を使うダークリーフ系のフレーバーは、このキック感が強めに出る傾向があるとされています。

キューブ炭

炭・熱管理

きゅうぶずみCube Charcoal

サイコロ状に成形されたココナッツ炭の形状の呼び名です。扱いやすいサイズで火が均一に回りやすい一方、面積が大きいぶん火力が強めに出やすく、半分に切った「フラットタイプ」で火力を調整して使うこともあります。

業務用炭

炭・熱管理

ぎょうむようずみCommercial Charcoal

業務用として量り売りされる、コストパフォーマンスに優れた炭の総称です。備長炭のような高級炭ほど火力が強すぎず、薬品処理された安価な木炭のような懸念も少ない一方、粒のサイズがまちまちなため火力調整には慣れが必要とされています。

キラーボウル

器具

きらあぼうるKiller Bowl

底面をフラットにしたうえで複数の大きめの穴を開けたボウル形状で、起源には諸説あり定かではありません。空気がタバコの層を素通りせず内部を貫くように流れるため、強い煙量とニコチン感が出やすいのが特徴とされ、ダークリーフ系など重めのフレーバーと組み合わされることが多いといいます。名前の「殺し屋」めいた響きは、この効き目の強さに由来すると説明されることもあります。

クイックライト炭

炭・熱管理

くいっくらいとずみQuick-Light Charcoal

着火剤が練り込まれていて、火を近づけるだけですぐ着火するタイプの炭です。手軽な反面、着火剤の成分による独特のにおいが出やすく、ココナッツ炭に比べて燃焼時間も短いため、しっかり着火させてから使うのがコツです。

クォーターピース炭

炭・熱管理

くぉーたーぴーすずみQuarter-Circle Charcoal

円形の天然ヤシガラ炭を四等分にカットした扇形(四分円)の炭で、カルードロータスなどの熱管理デバイス(HMD)の受け皿に合わせて作られた規格です。円形炭をそのまま並べるより本体の縁に沿って隙間なく配置しやすく、熱をボウル全体に均等に行き渡らせやすいとされています。天然炭のため着火剤は使わず、電気コンロでの着火が推奨されます。

区画席飲食店営業

規制・制度

くかくせきいんしょくてんえいぎょうPartitioned-Seat Food and Drink Business

風営法第2条1項3号が規定する風俗営業の一区分で、喫茶店やバーなどのうち、他から見通すことが困難で、かつ広さ5平方メートル以下の客席(個室・ボックス席)を設けて営む飲食店営業を指します。都道府県公安委員会の風俗営業許可が必要です。プライベート感を演出するためカーテンや仕切りで区切った個室シーシャブースを設ける店舗は、区画の広さや視認性次第でこの許可区分に該当する可能性があります。

クリスタルガラス

器具

くりすたるがらすCrystal Glass (Lead Crystal)

酸化鉛などを加えて屈折率を高め、ダイヤモンドのような輝きを持たせたガラス素材で、ベース(水入れ)の高級素材としてボロシリケイトガラスと並んで挙げられることがあります。伝統的な鉛クリスタルは飲食容器としては鉛の溶出リスクが指摘されてきたため、一部の高級ベースメーカーは酸化バリウムや酸化亜鉛で鉛を代替した「鉛フリー」のクリスタルガラスを採用しているとされます。耐熱衝撃性ではボロシリケイトガラスに一歩譲るとされる一方、透明感と輝きの強さを好む愛好家も多いようです。

グリセリン

フレーバー

ぐりせりんGlycerin (VG)

モラセスに配合される、大豆やヤシなどに由来する植物性の糖アルコールです。フレーバーの水分量を保って乾燥を防ぐ保湿剤としてだけでなく、加熱されると自身が気化して煙のもとになり、さらに香料が早く焼き切れてしまうのを防いで風味を保つ役割も担っている、煙量と味わい双方の土台となる成分です。

クレイトップボウル

器具

くれいとっぷぼうるClay Top Bowl

素焼きの粘土(クレイ)で作られたボウルの総称で、「ハガル」と呼ばれることもあります。熱がゆっくり伝わるぶん風味が均一に持続しやすいとされますが、詰めすぎると熱源との距離が近くなり焦げやすいので、詰め方に少しコツが要ります。

グロメット

器具

ぐろめっとGrommet

シャフトとベース、シャフトとボウルなど、パーツの継ぎ目に挟んで気密性を保つゴム製のパッキンです。熱による経年劣化やフレーバーのシロップ付着でへたると、空気が漏れてぐらついたり急に吸いにくくなったりする縁の下の力持ちです。

ケミカル臭

フレーバー

けみかるしゅうChemical Smell

シーシャを吸ったときに感じる、薬品のような不快なにおいのことです。フレーバーの銘柄や器具の汚れが原因になりやすく、水やフレーバーをかき混ぜて少し置く、器具を清潔に保つといった対処で軽減できるとされています。

剣山

炭・熱管理

けんざんKenzan Spike

生け花で使う剣山を転用した、クレイボウルにかぶせるアルミホイルへ穴を開けるための道具です。スポンジやウレタンマットの上にホイルを乗せて押し付けるだけで一瞬で穴あけができ、ホイルを張ったあとに押し付けると破れてしまうため、張る前に穴を開けておくのがコツとされています。

ゴースト

吸い方・技術

ごおすとGhost (Ghost Inhale)

口から丸いボール状にまとめた煙を一度吐き出し、消えないうちにすぐ吸い戻して見せるトリックです。鼻から同時に吸い込む「滝登り」とは仕組みが異なり、口から出した煙を口だけで一瞬のうちに回収する点が特徴で、輪っかと並んで定番のトリックのひとつに数えられています。

焦げ

炭・熱管理

こげBurnt Taste / Scorching

熱をかけすぎてフレーバーが炭化し、煙が苦く不快な味になってしまう現象です。フレーバーの詰めすぎで熱源との距離が近づいたり、炭の数や種類が合っていなかったりと、複数の原因が重なって起こるとされています。

ココナッツ炭

炭・熱管理

ここなっつずみCoconut Charcoal

ヤシ殻を圧縮して作る炭で、現在のシーシャ用炭の主流です。650〜750℃前後まで安定して燃え、においがほとんどなく、銘柄にもよりますが1.5時間前後と燃焼時間も長いため、味を邪魔しにくいのが選ばれる理由です。

個人輸入

規制・制度

こじんゆにゅうPersonal Import

自分で使う目的で海外の製品を輸入することです。携帯品として持ち込む場合、パイプたばこは250グラムまで、その他のたばこ製品は合計2万円相当までが税関の免税範囲とされています。

さ行27語

サンキュアードリーフ

フレーバー

さんきゅああどりいふSun-Cured Tobacco

オリエント種タバコに特徴的な乾燥方式で、火や熱風を使わず葉を屋外に吊るして約2週間ほど天日にさらして乾燥させる製法です。ファイヤーキュアード(燻煙)やフルーキュアード(熱風)と異なり穏やかに水分を抜くため、油分に富んだ小ぶりの葉が持つ香りや繊細な風味成分が保たれやすいとされます。高温・乾燥・強い日差しという厳しい気候条件下で育つオリエント種ならではの製法で、地域ごとの土壌・気候差がそのまま葉の個性に反映される点も特徴です。

シーシャバー

店・文化

しいしゃばあShisha Bar / Lounge

シーシャを楽しむことを主目的にした飲食店の総称です。内装や雰囲気にこだわった業態は「シーシャラウンジ」と呼ばれることもあり、多くの店が改正健康増進法の「喫煙目的施設」の枠組みで営業しています。

CBDシーシャ

フレーバー

しいびいでぃいしいしゃCBD Shisha

フレーバーにCBD(カンナビジオール)オイルを加えたり、CBDを含む製品を加熱したりして楽しむシーシャです。CBD自体には精神作用や依存性がないとされますが、2024年12月施行の改正大麻取締法により、国内で扱える製品はTHC残留値が油脂で10ppm以下などの基準を満たす必要があります。

シェア

店・文化

しぇあSharing

一台のシーシャを複数人で囲んで楽しむことです。多くの店では2人目以降に「シェア料金」が別途かかる仕組みになっており、マウスピースを個別に交換しながら回し吸いするのが一般的なマナーとされています。

ジェリーフィッシュ

吸い方・技術

じぇりいふぃっしゅJellyfish

くっきりとした煙の輪っかを作ったあと、その中心に向けて追加の煙を吹き込み、クラゲの傘のように輪を膨らませて見せるトリックです。「クラゲ」とも呼ばれ、スモークリングの応用技として位置づけられています。

試煙会

店・文化

しえんかいFlavor Tasting Event

新しいフレーバーや機材を試すために店舗が開くイベントのことです。新製品の発表時や、これまで扱っていなかった銘柄を仕入れた際に開催されることが多く、スタッフのみで行う場合もあれば一般客を招く場合もあります。

シャークスプリット

吸い方・技術

しゃあくすぷりっとShark Split

口にくわえた煙の輪っかの内側に吸い付きながら体をひねり、ひとつの輪をふたつに分裂させるトリックです。輪っか系トリックの中でも難易度が高い部類とされ、コントロールされた吸引と体の動きを同時に行う必要があります。

シャークベンド

吸い方・技術

しゃあくべんどShark Bend

口にくわえたまま保持した小さな煙の輪っかの上部をわずかに吸い込み、輪が進む向きを変化させて見せるトリックです。輪っかを保持しながら操作する応用技で、シャークスプリットの前段階の技として紹介されることがあります。

シャフト

器具

しゃふとStem / Shaft

ベースとボウルをつなぐ、煙の通り道となる金属製の管です。「ステム」と呼ばれることも多く、長さがあるほど煙が冷やされてまろやかになるとされています。

出張シーシャ

店・文化

しゅっちょうしいしゃTraveling / Delivery Shisha Service

店舗ではなくスタッフが機材一式を持参し、顧客の自宅やパーティー会場、レンタルスペースなどに出向いてその場でシーシャを用意するサービス形態です。『デリバリーシーシャ』とも呼ばれ、都内を中心に複数の店舗・事業者がオプションサービスとして独立に展開しています。たばこ事業法上の許可制度である『出張販売許可』とは別の言葉で、あくまで接客・機材一式を出張形式で提供する営業スタイルそのものを指します。

出張販売許可

規制・制度

しゅっちょうはんばいきょかTraveling Sales Permit

たばこ事業法第26条に基づく許可で、すでに小売販売許可を持つ業者に依頼し、自店を販売場所として登録してもらう仕組みです。登録免許税3,000円、標準処理期間は受理月の末日から2か月以内とされ、小売販売業許可を自ら取るよりハードルが低いため、多くのシーシャ店がこちらを利用しているとみられます。

受動喫煙防止法(改正健康増進法)

規制・制度

じゅどうきつえんぼうしほうAmended Health Promotion Act

望まない受動喫煙の防止を目的に2018年成立、2020年4月に全面施行された法律です。多数の人が利用する施設を原則屋内禁煙としつつ、「喫煙目的施設」という例外区分を設けています。

ジョイント

器具

じょいんとJoint (Connector Adapter)

ホースとパイプのシャフトをつなぐ際に使う変換パーツです。ホースアダプターの差込口がオス型・メス型で合わない場合、このジョイントを間にかませることで口径や形状の違いを吸収し、接続できるようにします。

シリアボウル

器具

しりあぼうるSyrian Bowl

エジプシャンボウルと似た円柱形のボウルですが、ボウルの底部側がシーシャパイプ(シャフト上部)の内側にそのまま収まる構造になっている点が異なります。安価で入手しやすいことが利点とされています。

シリコンボウル

器具

しりこんぼうるSilicone Bowl

シリコン樹脂でできたボウルで、割れにくく持ち運びにも強いのが特徴です。余分な熱を吸収しながらフレーバーに伝えるため急激に熱くなりにくい一方、アルミホイルを使わず直接ヒートマネジメントデバイスを乗せることが多く、詰めすぎると接地面が焦げやすい点に注意が必要です。

深夜酒類提供飲食店営業届出

規制・制度

しんやしゅるいていきょういんしょくてんえいぎょうとどけでLate-Night Liquor-Serving Restaurant Business Notification

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)に基づき、午前0時以降も主として酒類を提供する飲食店営業を行う場合に、所轄警察署(公安委員会)へ提出が義務づけられている届出です。警視庁の説明によれば、営業開始届出書や営業方法を記載した書類、営業所の平面図などの提出が必要とされています。シーシャ店の多くは深夜帯の営業も行うため、喫煙目的施設としての届出やたばこ小売販売許可・出張販売許可とは別に、酒類を深夜提供する場合にはこの届出も必要になるとされています。

吸い出し

吸い方・技術

すいだしSuidashi (Initial Draw-out)

蒸らしを終えたあと、腹式呼吸で5秒前後の長めの吸引を数回繰り返し、フレーバー全体に煙と味を行き渡らせる工程のことです。蒸らしが炭の熱をなじませる準備段階なのに対し、吸い出しは実際に強めに吸って煙と味を引き出す最初の実践段階にあたり、「立ち上げ」と呼ばれることもあります。

スターバズNAR

炭・熱管理

すたあばずなあStarbuzz NAR

アメリカのタバコブランドStarbuzzが2018年ごろに展開したヒートマネジメントデバイスで、およそ350gの一体金属ボディに温度計を内蔵している点が特徴です。側面に設けた通気口から空気を通すことで灰がタバコに落ちにくい設計とされ、直火で炭3〜4個を温めてから使うタイプとして紹介されています。ロータスやプロヴォストと並び、フォイル不要系HMDの一角として名前が挙がる製品です。

スチームストーン

フレーバー

すちいむすとおんSteam Stone

2010年にドイツで開発された、グリセロールをシロップに浸した鉱物由来の粒状フレーバーで、代表ブランドに「Shiazo」があります。タバコ葉を使わずニコチンも含まない一方、通常のシーシャに近い吸いごたえがあり、使用後に水洗い・乾燥させれば繰り返し使えるのが特徴です。

スチームレーション

炭・熱管理

すちいむれえしょんSteamulation HMS (Heat Management System)

ドイツのラグジュアリーシーシャブランドSteamulationが2019年ごろに発売したヒートマネジメントシステムです。下部のリング(初期はシリコン製)を回すことで炭とタバコの距離を8段階に調整できる可変式が特徴とされ、アダプターリングを交換すれば様々な口径のボウルに対応できるとされています。ステンレス素材による重厚な質感も、ブランド全体の高級路線と合わせて語られることが多い製品です。

スパイス系

フレーバー

すぱいすけいSpice-type

シナモンやカルダモンなど、香辛料由来の香りを効かせたフレーバー系統です。単体では好みが分かれやすいものの、後味をすっきりさせたいときに他の系統へアクセントとして加える使い方もされます。

炭替え

炭・熱管理

すみがえCharcoal Change

セッションの途中で燃え尽きた炭を新しいものに交換する作業のことで、「炭交換」とも呼ばれます。タイミングを見誤ると熱が途切れて煙量が落ちてしまうため、店員の腕の見せどころのひとつです。

スモークリング

吸い方・技術

すもおくりんぐSmoke Ring

吐いた煙を輪っか状に浮かばせるトリックです。口を「オ」の形に開いて舌を下顎に付け、喉の奥から少しずつ煙を押し出すのがコツで、口笛より簡単に習得できるとする解説もあるほど、トリックの中では比較的取り組みやすい部類とされています。

清涼系

フレーバー

せいりょうけいCooling / Mint-type

ミントやメンソールをベースにした、吸うとスースーする清涼感が特徴のフレーバー系統です。単体で楽しむよりも、フルーツ系など他の系統と組み合わせて後味を引き締める使い方がよくされます。

セクショニング

吸い方・技術

せくしょにんぐSectioning

ミックスしたいフレーバーを混ぜ合わせず、ボウルの中でエリアごとに分けて盛るミックス技法です。「サイド・バイ・サイド」とも呼ばれ、各フレーバーの香りが際立ちやすく、炭の置き位置によって前面に出る香りを調整できるのが特徴です。

セミデンスパック

吸い方・技術

せみでんすぱっくSemi-Dense Pack

ボウルの50〜75%程度を圧縮する、やや密度高めのパッキング技法です。フォークの背などで空気の通り道を残しつつ軽く押し固め、指で押した葉が少し戻ってくる程度を目安にするとよいとされ、ダークリーフや一部のブロンドリーフに向いています。

セミフラッフパック

吸い方・技術

せみふらっふぱっくSemi-Fluff Pack

ふんわり詰めよりもやや量を増やし、つまようじなどで軽くならしてボウルの縁の高さに合わせるパッキング技法です。汁気の多いブロンドリーフや欧米系ブランドのフレーバーに向くとされ、詰め方の密度としては「ふんわり詰め」と「ノーマルパック」の中間に位置づけられます。

た行28語

ターキッシュリッド

炭・熱管理

たあきっしゅりっどTurkish Lid

ボウルにかぶせるように使う、蓋型のヒートマネジメントデバイスです。フラット型の炭を内部の空洞に収める構造で灰が外に飛び散りにくく、シンプルな作りと扱いやすさから店舗でも広く使われている定番モデルです。

ダークリーフ

フレーバー

だあくりいふDark Leaf

ブロンドリーフより濃く黒っぽい、未洗浄のタバコの葉(多くはバーレー種)を使ったフレーバー系統です。糖蜜で風味づけされ、香りの派手さよりもキック感の強さや満足感を重視した、シーシャ上級者向けの味わいとされています。

ダウンステム

器具

だうんすてむDownstem

シャフト下部からベース内の水中まで伸びる金属またはガラス製の管を指す業界用語です。シャフト本体に溶接またはねじ込みで接続され、ボウルからの煙をここを通して水中へ導きます。管の先端に小さな穴が並ぶ「ディフューザー」が設けられることもあり、煙を細かい気泡に分散させて水との接触面積を増やし、ろ過効果を高める役割を果たします。

滝登り

吸い方・技術

たきのぼりWaterfall (French-inhale-style trick)

口の中に溜めた煙を、肺に入れずに開いた口から鼻へと吸い直す煙の技です。「ベーン・インホール」と呼ばれることもあり、見た目のインパクトが大きいため、初めて見た人がざわつく定番のトリックの一つとされています。

立てかけ

炭・熱管理

たてかけLeaning / Standing Coal

平置きした炭に加え、追加の炭をボウルのふちへ斜めに立てかけて置く配置方法です。立てかける炭の枚数を増減させることで火力を細かく調整でき、ヒートマネジメントデバイス使用時の加熱パターンを説明する際によく使われる呼び方です。

たばこ小売販売業許可

規制・制度

たばここうりはんばいぎょうきょかTobacco Retail License

たばこ事業法第22条に基づき、たばこ製品を店頭で販売するために必要な許可です。既存店との距離基準などの審査があり取得までに数か月かかることもあるため、多くのシーシャ店では「出張販売許可」が利用されています。

たばこ事業法

規制・制度

たばこじぎょうほうTobacco Business Act

1984年に制定された、たばこ製品の製造・流通・販売を規律する法律です。水たばこ用フレーバーも税法上「パイプたばこ」に分類され、この法律の枠組みの中で扱われています。

ダブルアップル

フレーバー

だぶるあっぷるDouble Apple

青リンゴと赤リンゴを合わせたような香りが特徴の、シーシャのド定番フレーバーです。アップルの名がついていても、実際にはリコリスやアニスといったハーブ系の香料を含む銘柄が多く、仕上がりの印象は作り手の技術によって大きく変わるとされています。

チチャ

店・文化

ちちゃChicha

フランスをはじめとするフランス語圏やスペイン語圏で使われる、シーシャ(水パイプ)を指す標準的な呼び名です。フランス語辞書Wiktionnaireの解説によれば、エジプト・アラビア語の『シーシャ(šīša)』がトルコ語の『シシェ(şişe)』を経て入った語とされ、さらにさかのぼるとペルシャ語で『ガラス』を意味する語に行き着くとされています。綴りは異なりますが、日本語の『シーシャ』と同じ語根を共有する言葉で、フランスの薬物・依存行動観測機関OFDTの用語集にも項目が立てられています。

チムニーボウル

器具

ちむにいぼうるChimney Bowl (German: Kaminkopf)

ボウル上部に金属製の「煙突(チムニー)」パーツを載せて使う専用形状のボウルで、ドイツでは古くから「Kaminkopf(暖炉頭)」と呼ばれ販売されてきました。上部が内側に絞られた形状によりチムニーパーツがしっかり固定され、炭とタバコの距離を稼ぐことで焦げ付きや苦味を抑える効果があるとされます。ファンネル系・ボルテックス系・エジプシャン系などベース形状のバリエーションがあり、単穴・複数穴・湾曲穴など穴パターンでも味の出方が変わります。

チャージ料

店・文化

ちゃあじりょうCharge Fee

入店時にシーシャ代とは別にかかる席料のことです。スタッフによるメンテナンスなどのサービスの対価として設定されており、店によってはソフトドリンク飲み放題や「チャージ+ワンドリンク」といった料金体系と組み合わされています。

チャコールバーナー

炭・熱管理

ちゃこおるばあなあCharcoal Burner

炭を安全に真っ赤になるまで着火させるための電熱器具です。ガスコンロやチャッカマンで直接炙るより火が均一に回り、においも少なく仕上がるため、自宅シーシャ用に取り入れる人も増えています。

チル

店・文化

ちるChill

英語の「chill out」に由来する、くつろぐ・まったりするという意味の俗語です。シーシャを楽しむこと自体を「チルする」と表現することもあり、シーシャは吸うこと自体よりも、友人との会話やリラックスした時間を過ごすことに主眼が置かれているとされています。

低照度飲食店営業

規制・制度

ていしょうどいんしょくてんえいぎょうLow-Illumination Food and Drink Business

風営法第2条1項2号が規定する風俗営業の一区分で、照明の明るさを10ルクス以下に保って営む飲食店営業を指します。喫茶店やバーなどが客席の照度を10ルクス以下に設定して営業する場合に該当し、都道府県公安委員会の風俗営業許可が必要です。ムードを重視して照明を落とすシーシャラウンジも、店内の照度が基準を下回ると本区分の許可対象になり得るため、開業時に照度測定が実務上の論点となります。

ディスク炭

炭・熱管理

でぃすくずみDisk Charcoal

天然ヤシガラ炭を円盤状に成形した炭で、直径33mmまたは40mmが業界でよく流通する代表的な規格です。キューブ炭やフラット炭と同じ天然炭の一種で、着火剤を使わず電気コンロなどで着火します。平らで薄い形状のため熱管理デバイス(HMD)の受け皿に隙間なく並べやすく、灰の発生量が少ないことも特徴とされています。

ディフューザー

器具

でぃふゅうざあDiffuser

シャフトの先端に取り付け、ベースの水中に沈めるパーツです。煙の気泡を細かくすることで水との接触面積が増え、冷却とろ過の効果が高まるほか、水音が静かになるという利点もあります。

デザート系

フレーバー

でざあとけいDessert-type

キャラメルやバニラなど、甘いお菓子を思わせる香りが特徴のフレーバー系統で、「スイーツ系」とも呼ばれます。香りの再現度が高い銘柄が多く、食後の一服にじっくり合わせたい味わいです。

電気ボウル

炭・熱管理

でんきぼうるElectric Bowl

炭やタバコの葉を使わず、電子タバコのように内蔵ヒーターでフレーバーを加熱するタイプのボウルです。炭の準備や火起こしが不要になる一方、伝統的な炭火を使ったシーシャとは仕上がりの風味が異なるとされています。

電子シーシャ

器具

でんししいしゃElectronic Shisha / Pocket Shisha

炭やベースの水を使わず、リキッドを電気で加熱して蒸気を発生させる携帯型の器具です。「ポケットシーシャ」「持ち運びシーシャ」「ミニシーシャ」などとも呼ばれ、法律上はシーシャではなく電子タバコ(VAPE)の一種に分類されます。準備時間が要らずニコチン・タールを含まない製品が多い一方、煙量や香りの持続時間は通常のシーシャと異なるとされています。

デンスパック

吸い方・技術

でんすぱっくDense Pack

ボウルの75%以上を圧縮する、パッキング技法の中でもっとも密度が高い詰め方です。空気の通り道が狭まることでキック感は弱まり焦げにくくなる一方、フレーバーによっては火の通りが浅くなることもあるとされ、Tangiersブランドが公式に推奨するなどダークリーフとの相性がよいとされています。

特定販売業者

規制・制度

とくていはんばいぎょうしゃDesignated Retailer

財務省の認定を受け、新しい製造たばこ(水たばこ用フレーバーを含む)の小売定価認可を申請できる事業者のことです。JTと並んで、この認定を持つ事業者だけが新銘柄を国内に正規投入できます。

特定遊興飲食店営業

規制・制度

とくていゆうきょういんしょくてんえいぎょうSpecified Amusement Food and Drink Business

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)第2条11項が定める営業区分で、深夜(午前0時から午前6時を含む時間帯)に客に遊興をさせ、かつ酒類を提供して飲食をさせる営業を指します。2016年の法改正でナイトクラブ等の深夜営業を合法化するために新設され、都道府県公安委員会の許可が必要です。シーシャバーがDJイベントなどで客を踊らせたり演出を行ったりしながら深夜に酒類を提供する場合、この営業区分の許可対象となり得ます。

ドラゴン

吸い方・技術

どらごんDragon

唇の中央だけを閉じて両端を開いたまま煙を大きく吸い込み、口の両端と鼻から同時に勢いよく煙を吐き出すトリックです。見た目のインパクトが強く、トルネードと並んで難易度の高いトリックの代表格とされています。

トラディショナルホース

器具

とらでぃしょなるほおすTraditional (Leather) Hose

中東で古くから使われてきた、外装に革を用い内部に紙や金属芯を通した伝統的なホースです。水に弱く水洗いができないため、あえて同じフレーバーを使い続けて香りを染み込ませ、ホース自体を育てるように楽しむ愛好家もいます。近年はウォッシャブルホースに押され気味ですが、見た目の豪華さから根強い人気があります。

トルネード

吸い方・技術

とるねえどTornado

吐いた煙をテーブルや床にためたあと、その中に手を差し込んで渦を巻くように引き上げ、竜巻のように煙を立ち上らせるトリックです。「竜巻」とも呼ばれ、空調のない無風の環境と十分な煙量が成功のカギとされています。

ドロー

吸い方・技術

どろおDraw

ホースを吸ったときに感じる空気の抵抗感、いわば「吸気の重さ」を指す言葉です。ボウルの詰め方や水位、ステムの形状などによって「ドローが重い/軽い」と表現され、初心者には軽めのドローのほうが吸いやすいとされています。

トング

器具

とんぐTongs

熱した炭をつかんで運んだり、ボウルの上で位置を調整したりするための金属製のはさみです。素手で炭を扱うのは危険なため、シーシャ作りに欠かせない道具のひとつです。

トンバク

店・文化

とんばくTumbak

現在主流のモラセス系フレーバータバコが普及する以前、ペルシャなどで水パイプ(ガリヤーン)に詰めて吸われていた、無香料の粉末状タバコの呼び名です。Encyclopaedia Iranicaによれば学名Nicotiana persicaの品種が用いられ、南部を中心にペルシャ各地で栽培されていたとされます。ペルシャへのタバコ伝来は17世紀初頭(1600年前後)とされ、サファヴィー朝のシャー・アッバース1世(在位1588〜1629年)による一時的な禁止令を経て、その後栽培が定着したという記録が残っています。

な行6語

ナルギレ

店・文化

なるぎれNargile

海外ではトルコやイランを中心に使われる、シーシャを指す呼び名です。ペルシャ語の「ナールギール」を経てサンスクリット語の「ナーリケーラ(ココナッツ)」に由来するとされ、初期の水パイプがココナッツの殻を器として使っていた名残と考えられています。

ニコチンフリー

フレーバー

にこちんふりいNicotine-Free

タバコ葉を使わず、茶葉やサトウキビ、フルーツなどを原料に作られた、ニコチンを含まない製品を指す言葉です。原料によって香りの立ち方や煙の濃さに違いが出ますが、日本国内ではニコチンの有無にかかわらずたばこの代用品とみなされ、20歳未満は利用できません。

認可フレーバー

規制・制度

にんかふれえばあApproved Flavor

財務省による小売定価の認可を受け、国内で正規に販売できる状態にあるフレーバーのことです。申請できるのはJTと財務省認定の「特定販売業者」に限られており、誰でも自由に新銘柄を国内投入できるわけではありません。

熱伝導率

炭・熱管理

ねつでんどうりつThermal Conductivity

熱の伝わりやすさを示す指標で、ボウルの素材選びを語るときによく出てくる言葉です。金属は熱伝導率が高く一気に香りが立ちやすいのに対し、シリコンや素焼きのクレイは伝わり方がゆるやかで、じっくり風味が持続するといった違いを生みます。

ノーマルパック

吸い方・技術

のおまるぱっくNormal Pack

ボウルの縁からおよそ25%程度の密度で詰める、シーシャ業界で標準とされるパッキング技法です。葉と葉の隙間を潰しすぎないよう指先でやさしく押さえるのがコツで、汁気の多いジューシーなブロンドリーフとの相性がよいとされています。

飲み物系

フレーバー

のみものけいDrink-type

コーラや紅茶、コーヒーなど、実在の飲み物の香りを再現したフレーバー系統です。飲みなれた味の記憶と結びつきやすいため、フレーバー選びに慣れていない人にも説明しやすい系統とされています。

は行34語

パージバルブ

器具

ぱあじばるぶPurge Valve

シャフトの下部などに内蔵されている一方向弁で、製品によって「エアーバルブ」「リリースバルブ」とも呼ばれます。ホースに息を吹き込むと弁が開いてベース内にたまった古い煙を外へ逃がせるため、次の一服をよりクリーンな煙で楽しめます。

ハーバルシーシャ

フレーバー

はーばるしーしゃHerbal Shisha

ビートパルプやサトウキビ繊維など、たばこ葉を一切使わない基材にグリセリンや香料を染み込ませて作られるシーシャ用フレーバー製品です。たばこ葉を含まないため通常ニコチンも含まれません。既存のたばこを原料とする「ニコチンフリー」製品とは原料自体が異なり、屋内喫煙規制が厳しい地域で代替品として選ばれることもあるとされています。

バーレー種

フレーバー

ばあれえしゅBurley

天日ではなく自然乾燥(エアキュアド)で仕上げる、ダークリーフの代表的な品種のひとつです。糖分が少ない分ナッツやココアを思わせる香ばしさがあり、香料をよく吸い込む性質から、濃いめのダークリーフ系フレーバーの土台としてよく使われています。

パイプたばこ

規制・制度

ぱいぷたばこPipe Tobacco

紙巻きたばこや加熱式たばこと並ぶ、たばこ税法上の分類のひとつです。水たばこ用フレーバーには専用の区分が設けられておらず、この「パイプたばこ」の枠組みの中で認可・課税されています。

ハガルボウル

器具

はがるぼうるHagar Bowl

「ハガル」は日本のシーシャ店やショップで「トップ」「クレイトップ」とほぼ同じ意味で使われる呼び方で、主に伝統的な素焼き(クレイ)のボウルを指します。厚みのある造りでじっくり熱が伝わるのが特徴で、商品名にも「ハガル」の表記がよく使われています。

爆煙

吸い方・技術

ばくえんBig Cloud / Thick Smoke

シーシャが一度に吐き出す煙の量が非常に多い状態を指す言葉です。フレーバーの詰め方や炭の量、ボウルの形状などの条件を組み合わせることで煙量を増やすことができ、愛好家の間では「爆煙」を追求すること自体が一つの楽しみ方になっています。

パッキング

吸い方・技術

ぱっきんぐPacking

フレーバーをボウルに詰める作業そのものを指す言葉です。密度の付け方ひとつで熱の伝わり方や煙量、持続時間が大きく変わるため、シーシャの味を左右する最初の分かれ道になります。詰め方には「ふんわり詰め」から「オーバーパック」まで段階があり、フレーバーの水分量や求める煙量に応じて使い分けられます。

ハブルバブル

店・文化

はぶるばぶるHubble-bubble

英語圏で古くから使われてきた、シーシャ(水パイプ)を指す口語的な呼び名のひとつです。アメリカCDCやEncyclopaedia Britannicaも『フーカ』の別称のひとつとして挙げています。英語辞書Wiktionaryの解説によれば、水中を煙が通る際に立てる『ブクブク』という音を表す擬音語的な表現がそのまま器具の呼び名に転用されたとされ、19世紀の英語文献にもすでに使用例が確認できる、比較的古い呼び方です。

ハリルマムーン

器具

はりるまむうんKhalil Mamoon

エジプト・カイロを拠点とする、50年以上の歴史を持つ老舗シーシャパイプブランドです。職人による手作業製造で知られ、他ブランドに比べて大型で装飾性の高いパイプが多く、ディフューザーを使わず水音を立てて楽しむ伝統的な設計が特徴とされています。日本のシーシャ店・通販でも定番として扱われ、ブランド名がそのままこの系統の伝統的な大型パイプを指す言葉としても使われます。

ハンドル

器具

はんどるHose Handle

ホースを手で持つための握り部分です。器具によってはマブサム(吸い口)と一体になっているものもあれば、吸い口と分かれていて別々に交換できるものもあります。

ヒートマネジメントデバイス

炭・熱管理

ひいとまねじめんとでばいすHeat Management Device / HMD

炭の熱を調整するための器具の総称で、「HMD」「HMS」とも呼ばれます。炭をタバコ葉から浮かせる構造で焦げつきを抑えやすく、Kaloud Lotusをはじめ複数のブランドから発売されており、アルミホイルより準備の手間が少ないため近年は主流になっています。

ビドリ

器具

びどりBidriware

インド・デカン地方のビダール発祥とされる金属工芸技法で、亜鉛合金の地を薬品で黒く発色させ、そこに銀や真鍮を象嵌して模様を浮かび上がらせます。ムガル帝国期の宮廷文化ではフーカーのベース(水入れ)の高級素材としてしばしば用いられ、現存する18世紀前後の作例の中には、高級用途の一つとして水パイプのベースにも用いられたものがあると紹介されています。現代の量産シーシャではガラスや金属が主流のため、ビドリ製ベースは骨董・美術品として博物館に収蔵される存在になっています。

ファイヤーキュアードタバコ

フレーバー

ふぁいやあきゅああどたばこFire-Cured Tobacco

乾燥の初期段階で薪の煙にあてながらゆっくり乾かす、燻製に近い製法で作られるダークリーフの一種です。使う木の種類によって仕上がりの香りが変わり、色も一段と濃くなるため、スモーキーな風味を求めるフレーバーに使われることがあります。

ファンネルボウル

器具

ふぁんねるぼうるPhunnel Bowl / Funnel Bowl

中央が円錐状に盛り上がり、頂上に穴が開いた形状のボウルです。フレーバーの汁気(グリセリン分)が中央の穴から下に落ちにくいため焦げにくく、シロップ分の多いフレーバーとの相性がよいとされています。

フィンガー炭

炭・熱管理

ふぃんがあずみFinger Charcoal

棒状で丸みを帯びた円筒形に成形された炭の呼び名で、キューブ炭・フラット炭・ヘキサ炭と並ぶ炭の形状分類のひとつです。ファンネルボウルを使う際にアルミホイルの上へぴったり収まる形状とされ、海外では「スティック」とも呼ばれて扱いやすい形として紹介されています。

フーカ

店・文化

ふうかHookah

シーシャを指す英語圏での呼び方です。「Hookah」はもともとインドやパキスタンで使われていた呼称が英語圏に伝わったとされ、アメリカやロシアでは日本語の「シーシャ」よりもこちらの呼称が一般的です。一方でドイツ語圏では「Shisha」が圧倒的に優勢など、地域によって使われ方に差があります。

フーカーバトル

店・文化

ふうかあばとるHookah Battle

ロシア・CIS圏発の国際的なシーシャマイスター競技シリーズで、世界各国の有力ラウンジ・ブランドを代表するシーシャ職人(フーカーグル)同士が「ベストフーカーマスター」の称号を懸けて競い合います。審査基準は見た目の美しさ、機能性、フレーバー、スモーカビリティ(吸い心地)の4項目からなり、Vice CupやSouth America Cup、Latin Cupなど地域別大会が世界各地で開催され、累積ポイントで「殿堂(Hall of Fame)」入りを競う仕組みも備えています。米フレーバーメーカーFumariが公式スポンサーに就くなど、業界を横断するイベントとして定着しています。

フォイル

炭・熱管理

ふぉいるFoil Method

ボウルにアルミホイルをかぶせて穴を開け、その上に炭を直接置く伝統的な熱管理方法です。ヒートマネジメントデバイスより繊細な火加減調整が必要ですが、どんなボウルにも使える汎用性の高さから今も根強い人気があります。

フラット炭

炭・熱管理

ふらっとずみFlat Charcoal

薄い板状に成形された炭で、点で熱が伝わるぶん着火や火力調整がしやすい形状です。サイズはおよそ25mm×25mm×16mm前後の製品が多く、キューブ炭より燃焼時間が短いため、セッション中の交換頻度が上がりやすいとされています。

フルーツトップ

店・文化

ふるうつとっぷFruit Top / Fruit Bowl

陶器やシリコン製のボウルの代わりに、くり抜いたリンゴやオレンジなどの生の果物にフレーバーを詰めて楽しむスタイルで、店によっては「フルーツヘッド」とも呼ばれます。合成香料では出せない果物本来の自然な香りが楽しめるほか、見た目の華やかさからSNS映えする一台として人気です。

フルーティー系

フレーバー

ふるうてぃいけいFruity

柑橘系やベリー系、メロンやマンゴーなど果物由来の香りを前面に出したフレーバー系統です。ミントを加えてさっぱりと仕上げたり、初心者向けの甘さ重視のミックスに使われたりと、応用の幅が広い系統です。

フローラル系

フレーバー

ふろおらるけいFloral-type

ローズやジャスミンなど、花の香りを主体にしたフレーバー系統です。単体では香りの主張が強いため、フルーティー系やスイーツ系に少量加えて香りに奥行きを出すアクセントとして使われることもあります。

プロヴォスト

炭・熱管理

ぷろぼすとAOT Provost

海外のアクセサリーブランドApple on Top(AOT)が手がけるヒートマネジメントデバイスで、ロータスと並び「フォイル不要系HMD」の代表格として海外シーン・海外ショップの製品比較記事で頻繁に名指しされます。ステンレス製の蓋を開閉することで炭からボウルへの伝熱量を調整する方式を採り、初代は2015年、上位モデルのProvost IIは2018年に発表されました。価格帯や素材(ステンレス vs アルミ)の違いから、ロータスの対抗機種として語られることが多い製品です。

ブロンドリーフ

フレーバー

ぶろんどりいふBlonde Leaf (Virginia Tobacco)

「バージニア種」とも呼ばれる、水に浸すなどして洗浄しニコチン分を抑えた黄金色のタバコ葉です。糖分が高く自然な甘みが出やすいため香料との相性がよく、世界のたばこ生産の約4割を占める主流品種として、シーシャ初心者にも吸いやすいフレーバーの土台に使われています。

ふんわり詰め

吸い方・技術

ふんわりづめFluff Packing

フレーバーを圧縮せず、重力に任せてふんわりとボウルに乗せる、密度がもっとも低いパッキング方法です。空気の通り道ができるぶん低めの熱でも香りが立ちやすく、シロップ分の多いジューシーなフレーバーとの相性がよいとされています。英語では「フラッフパック」とも呼ばれます。

ベース

器具

べえすBase / Vase

シーシャ本体の一番下にある、水を入れるガラスや樹脂製の容器で、「ボトル」とも呼ばれます。ここに水を張ることで煙が冷やされ、吸い心地がぐっとマイルドになる仕組みです。水位の高さで抵抗感が変わるため、実は奥が深いパーツです。

ヘキサ炭

炭・熱管理

へきさずみHexagonal Charcoal

六角柱の形をした炭で、フラット炭とキューブ炭両方の長所を兼ね備えるとされる形状です。3.5cm×2cm前後のサイズで、割って小さくすることもできるため、平置き・立てかけのどちらの配置にも柔軟に対応できるのが特徴です。

ペリーク

フレーバー

ぺりいくPerique

米国ルイジアナ州セントジェームズ郡グランドポワン周辺だけで作られる発酵タバコ葉。茎を除いた葉を一貫ほどの束(トルケット)にまとめてヒッコリー樽に詰め、木栓とネジ式の圧をかけながら一年ほど嫌気発酵させることで、濃厚でフルーティーな香りと黒褐色の色合いを生む。単体で喫われることは少なく、パイプ用ブレンドにごく少量加えて風味の芯にする使い方が中心とされる。

へりまでパック

吸い方・技術

へりまでぱっくTo the Rim Pack

ストレートボウルで、フレーバーをボウルのふちまですり切るように均して詰めるパッキング技法です。目安は16g前後とされ、アンダーパックより密度が高く、豊かな味わいと焦げにくさを両立しやすい詰め方とされています。

ボウル

器具

ぼうるBowl / Head

フレーバー(茶葉やタバコ葉)を詰める、シャフトの上に乗せるパーツです。ストレート・ファンネル・ボルテックスなど穴の形状や、陶器・シリコン・ガラスといった素材によって熱の伝わり方や煙の重さが変わり、味の決め手のひとつになります。

ホース

器具

ほおすHose

マウスピースとシャフト(またはベース)をつなぐ、煙を吸うためのチューブです。素材やしなやかさで吸い心地の抵抗感が変わるため、意外と好みが分かれるパーツです。

ホースアダプター

器具

ほおすあだぷたあHose Adapter

シーシャ本体のホース差込口を1つから2つ以上に増設するための金属製パーツです。1本吸い用のパイプでも、これを取り付けて別売りのホースを追加すれば複数人で同時に一台を楽しめるようになります。差込口の口径がパイプごとに異なるため、購入前にサイズを確認する必要があるとされています。

ボルテックスボウル

器具

ぼるてっくすぼうるVortex Bowl

底に穴を設けず、中央に立てた尖った突起(スパイク)の側面に4〜5個の小さな穴を開けた形状のボウルです。エジプシャンボウルより焦げつきに強く、ファンネルボウルより扱いやすいとされ、シロップ分の多いフレーバーを長時間キープしたいときに向いています。粘土やシリコン、アルミなど素材のバリエーションも豊富です。

ボロシリケイトガラス

器具

ぼろしりけいとがらすBorosilicate Glass

ホウ酸を多く含むことで熱膨張率が極めて低く、耐熱衝撃性・耐薬品性に優れたガラス素材で、ドイツの高級ベースメーカーDschinniなどが「クリスタルガラス(見た目重視)」との対比で採用理由を説明しています。急激な温度変化でも割れにくく、こびりついた糖蜜汚れを熱湯や強めの洗浄剤で落としやすいという実用面のメリットから、耐久性重視のベース素材として選ばれます。1887年にドイツのSchott社が開発したデュラン(Duran)ガラスがルーツで、理化学器具にも使われる素材が転用された形です。

ま行12語

マアッスル

店・文化

まあっするMu'assel (Ma'assel)

アラビア語で「蜂蜜漬けにされた」を意味する語に由来するとされ、モラセスやグリセリン、香料に漬け込んだシーシャ用刻みたばこそのものを指すアラビア語圏の呼び方です。英語では「モアッスル」とも表記され、エジプトでこの製法が広まったとされます。アルファヘール社などがこの製法を標準化し、現代の主流スタイルとして世界に広めたとされています。

マウスピース

器具

まうすぴいすMouthpiece / Tip

ホースの先端に付ける、口をつける部分です。多くの店では衛生面への配慮から使い捨てタイプに交換しており、複数人でシェアするときにも活躍します。

マブサム

器具

まぶさむMabsam (Reusable Mouthpiece)

ハンドルと吸い口が分離できるタイプのホースの先端に差し込んで使う、伝統的な吸い口パーツです。プラスチックや金属製が主流ですが、ガラスや陶器製の高級品もあり、使い捨てのマウスピースと違って繰り返し使えるのが特徴です。衛生面への配慮から使い捨てカバーと併用する店もあります。

MIGレザー

炭・熱管理

みぐれざあMIG Razor

ドイツのシーシャブランドMIGが2015年前後に発売したヒートマネジメントデバイスで、「Kaloud Lotusの欧州版」と評されることもある製品です。一体成形の金属ボディで炭3個までを収容でき熱の立ち上がりが速い一方、底部がリング状で浅いボウルとの相性に制約が出るとも指摘されています。ドイツ語圏のシーシャフォーラムでは長らく定番の話題として比較や改造ネタが交わされてきました。

ミックス

フレーバー

みっくすMix

複数のフレーバーを組み合わせて一つの味に仕上げることです。混ぜ合わせる「ブレンディング」、ボウルの中でエリアを分ける「セクショニング」、層状に重ねる「レイヤリング」など複数の技法があり、店によっては好みを伝えてその場でオリジナルの組み合わせを提案してもらうこともできます。

未認可フレーバー

規制・制度

みにんかふれえばあUnapproved Flavor

財務省の小売定価認可を受けていないため、日本国内で正規に販売できないフレーバーのことです。海外で話題のブランドがそのまま日本の店で吸えるとは限らない、という文脈でよく使われる言葉で、製品そのものの合法性や品質を否定する意味ではありません。

蒸らし

吸い方・技術

むらしSteaming

炭とヒートマネジメントデバイスを乗せたあと、煙が出始めるまで待つ工程です。目安は4〜7分ほどとされ、フレーバー全体にじっくり熱を伝えることで最後まで安定した煙を楽しめます。蒸らしが足りないと表面だけが加熱されてすぐ焦げの原因になるため、焦らずに待つのがコツです。

木製ステム

器具

もくせいすてむWooden Stem

シャフト(ステム)部分が木製になっているシーシャです。木材に少しずつフレーバーが染み込んでいく性質を利用し、同じ木製ステムで喫煙を重ねることで風味に深みを持たせる「育てる」文化があり、完成までには長期間・大量のフレーバーの使用が必要とされています。

木製マウスピース

器具

もくせいまうすぴいすWooden Mouthpiece

木材から削り出したマウスピースです。柔らかい口当たりと自然な温もりのある吸い心地が魅力とされますが、木自体に匂いが移りやすいため、使用後はしっかり乾燥させるなどこまめな手入れが必要です。

持ち込み

店・文化

もちこみBYO Flavor

自分の好きなフレーバーやボウル、ヒートマネジメントデバイスなどを店に持参して使わせてもらうことです。対応の可否は店によって差があり、持ち込んだ道具でシーシャを作ってもらえるとは限らないため、事前に確認しておくのが無難です。

モラセス

フレーバー

もらせすMolasses

刻んだタバコの葉に、糖蜜(モラセス)やグリセリン、香料を加えて半ペースト状にしたものの総称です。多くの銘柄がこの製法をベースにしており、いわばシーシャの「味の素地」にあたります。

モラセスキャッチャー

器具

もらせすきゃっちゃあMolasses / Syrup Catcher

ボウルとシャフトの接続部分に挟んで使う、シロップ受けのパーツです。フレーバーからにじみ出た糖蜜(モラセス)がシャフトやベースの水に流れ込むのを防ぎ、機材をシロップ汚れや詰まりから守ります。「シロップキャッチャー」とも呼ばれ、グロメットが付属する製品が一般的です。

や行1語

釉薬ボウル

器具

ゆうやくぼうるGlazed Bowl

陶器のボウル表面にガラス質の釉薬をかけて焼き上げたタイプで、素焼き(クレイトップ)と対になる仕上げ方です。表面がなめらかでフレーバーの汁気が染み込みにくいため洗浄がしやすく、初心者にも扱いやすい主流タイプとされています。ただし熱が緩やかに伝わって冷めにくい性質があり、使用中は表面がかなり高温になる点には注意が必要です。

ら行3語

ラタキア

フレーバー

らたきあLatakia

シリアの港湾都市の名を冠した燻製系タバコ葉。茎付きのまま数週間天日で乾かした葉を、換気のない土間の小屋で主に樫類などの薪の煙に長時間さらし(キプロス産では一部糸杉も用いられるとされる)、木の香りと花のような甘さを纏わせる。近年は政情不安によりシリア産の大規模生産は下火となり、キプロス産が主流になったとされ、由来については家庭の梁に吊るした葉に炊事の煙が偶然移ったのが起源とする説もあるが確証はなく、パイプブレンドの香り付け素材として広く知られる。

レイヤリング

吸い方・技術

れいやりんぐLayering

ミックスしたい複数のフレーバーを、地層のように層状に重ねて盛るミックス技法です。混ぜ合わせる「ブレンディング」と、分けて盛る「セクショニング」のハイブリッドとされ、香りの強いフレーバーの配置を工夫することで時間の経過とともに味の変化を演出できます。

ロータス

炭・熱管理

ろおたすKaloud Lotus

ヒートマネジメントデバイスの代表的な製品名で、いまや「HMD」とほぼ同じ意味で使われることもあるほど定着した呼び名です。炭を内部に収め、蓋の通気孔を通じて安定した熱をボウルに供給する設計になっています。