クラウドチェイサー
くらうどちぇいさーCloud Chaser
クラウドチェイサーは、大きくて濃い煙の「雲」を出すことにこだわる人のことです。もとは電子たばこで大きな蒸気の雲を吐く趣味から広まった英語で、シーシャでも、この言葉を使う例があります。
クラウドチェイサーは、できるだけ大きく、濃い煙の雲を出すことに力を入れる人のことです。日本のシーシャでは、煙がたくさん出ることを爆煙と呼びます。
英語の cloud-chasing は、もともと電子たばこで大きな蒸気の雲を吐く遊びのことです。Wikipedia によると、始まりは米国の西海岸で、はっきりした起源は分かりません。多くの愛好者は2012年ごろだと言っています。大会もあり、雲の太さや長さ、濃さで競うそうです。
シーシャでもこの言葉は使われます。米国のラウンジのガイドは、題名に「クラウドチェイサーのための完全ガイド」と付けています。ただし、その記事は言葉の定義を書いていません。
国内の販売店の解説は、煙の量を決める要因を4つ挙げています。1つ目は吸い方です。記事は「最初にして最大の理由かもしれません」と書いています。シーシャの煙はほとんどが水蒸気なので、長く肺に入れていると消えてしまう、というのが理由です。
2つ目は炭の火力です。ただし、火力と煙の量は比例しません。一定の温度を超えるとフレーバーが燃え、味が悪くなり、喉を刺すような煙になります。記事は、燃える直前の火力に合わせるのがよいとしています。
3つ目はパイプの密閉性です。大きさよりも、隙間がないことが大事だそうです。隙間が小さく、ほとんど気づかない場合でも、煙の量が大きく変わることがあるそうです。4つ目はフレーバーの量です。5gより少なすぎても、多すぎてボウルの空気口をふさいでも、煙が出なくなることがあります。多ければ増えるわけではありません。
米国の販売店のガイドは、グリセリンの多いフレーバー、パッキングの工夫、ボウルの種類などを挙げています。別のラウンジのガイドでは、ヒートマネジメントデバイス(HMD)が熱をボウル全体に広げ、雲を濃くするとされています。炭は天然炭を勧めています。
Hookah Blog のガイドは、ふんわり詰める方法、強く押さえる方法、詰めすぎる方法を、ブランドごとに使い分けるよう勧めています。詰め方の段階はパッキングの項目で説明しています。ボウルは、ファンネル付きのものを推しています。穴が下にあるエジプトのボウルに強く詰めると、空気の通り道がふさがれるとも書いています。Hookah Blog のガイドは、試験のデータを示していません。
オーストラリアの販売店の記事は、雲を出すコツよりも、道具の状態を整えることを書いています。ボウルとホースがしっかりしていること、接続部の密閉を確かめること、煙がパージバルブ以外から漏れていないか確かめることです。
雲が大きいことと、体への負担が小さいことは、別の話です。米国のCDCは、ふつうの1時間のシーシャで、およそ90,000mlの煙を吸うと説明しています。紙巻きたばこ1本は500〜600mlほどです。
CDCは、シーシャ1回で、紙巻き1本の約9倍の一酸化炭素と、約1.7倍のニコチンにさらされうると書いています。水は煙をろ過しない、という説明もあります。一酸化炭素については一酸化炭素の項目で説明しています。
クラウドチェイサーとは?
大きく濃い煙の雲を出すことにこだわる人のことです。もとは電子たばこで大きな雲を吐く人を指す英語です。
クラウドチェイサーと爆煙は同じ意味?
爆煙は日本のシーシャで煙がたくさん出る状態、クラウドチェイサーは大きな雲を出すことにこだわる人のことです。
炭の火力を上げれば煙は増える?
火力と煙の量は比例しません。国内の解説は、一定の温度を超えるとフレーバーが燃えて味が悪くなると書いています。
大きな煙を吐くのは体に悪い?
雲が大きいことは、負担が小さいことを意味しません。CDCは、1時間のシーシャで吸う煙の量が、紙巻きたばこ1本よりはるかに多いと説明しています。