爆煙
ばくえんBig Cloud / Thick Smoke
爆煙は、シーシャの煙がとても多く出ている状態を指して使われる言葉です。煙の量は、吸い方、炭の火力、フレーバー、器具の密閉などと関係づけられています。
爆煙は、シーシャの煙がとても多く出ている状態を指して使われる言葉です。
シーシャの煙を評価する軸として、煙の量は切っても切り離せない要素だ、とCLOUDは書いています。
煙の量は、出典によって、吸い方、炭の火力、フレーバーの量と種類、器具の密閉と関係づけられています。ただし、火力を上げるほど増えるわけではなく、上げすぎると葉が焦げて味が落ちる、とCLOUD SHOPは説明しています。
煙が出ないときは、熱が足りないのかもしれません。シーシャスイタイの対策は、ヒートマネジメントに置く炭を3個に増やすことです。4個以上はつらくなることもあるそうです。炭は、横置きにして接地面積を多くします。炭を載せたあとは、5〜10分蒸らして、熱をボウル全体に回します(蒸らし)。
熱の回り方は、道具でも変わります。noteの投稿は、ホイルよりヒートマネジメントデバイスのほうが、熱が均一に回って煙が出やすい、と説明しています。
ただし、火力を上げるほど煙が増えるわけではありません。ある温度を超えると葉が燃えて、喉に刺さるきつい煙になります。燃える直前の火力に合わせると、煙も味も楽しめるそうです(CLOUD SHOP)。
フレーバーの量は、少なすぎても多すぎても、煙が出なくなることがあります。CLOUD SHOPは、5gより少ないと煙が出ないことがある、と書いています。ボウルの空気口をふさぐほど多い場合も、同じです。5gでも火力を調整すれば足りる、という見方です。
おすすめの量は、シーシャスイタイが10〜12g、noteの投稿が13〜14gです。多いほど煙が出るわけではありません。
フレーバーの種類も関係します。シーシャスイタイは、煙の出方はフレーバーのシロップの量に関係すると言われるとして、シロップが比較的多いメーカーにAzureやFumari、少ないメーカーにAl Fakherを挙げています。一方、noteの投稿は、糖蜜が中心のものより、グリセリンが多いタイプのほうが煙が立ちやすいとしています。
肺に長く入れると煙が消えてしまうので、深く吸い込まず、吸ってすぐ吐くのがコツです(CLOUD SHOP)。ゆっくり長く吸い、大きく口を開けてゆっくり吐く、というやり方もあります(シーシャスイタイ)。
ホースの接続がゆるいと、隙間から空気が入って煙が薄くなります(シーシャスイタイ)。パイプは、大きさより、隙間がないことのほうが大事だそうです(CLOUD SHOP)。
ボトルの水は、少なすぎても多すぎても煙が出づらいといいます(シーシャスイタイ)。ボウルの空気口をふさがない詰め方も、条件の一つです(パッキング)。ホースの隙間に気づかず火力を上げると、焦げる原因にもなります。
シーシャは、たばこを燃やさずに、炭の熱で温めて煙を出します。フレーバーのグリセリンが熱で蒸気になり、それが煙を作る、とCLOUDは説明しています。煙の大部分はグリセリン、と言われているそうです。
同じ記事によると、グリセリンなしで作ったフレーバーは、煙がほとんど出ません。フレーバーが乾いても、煙は出ません。グリセリンの性質は、グリセリンの項目にあります。
Kassemらのレビューによると、香料や甘味のついた水たばこ用のたばこには、保湿剤が最大で重さの70%含まれることが示されています。保湿剤は、グリセリンとプロピレングリコールです。
たばこは燃えずに熱されるだけで、保湿剤の大半がそのまま煙に移ります。煙の量を増やす働きもある、というのがレビューの整理です。
一方、CLOUD SHOPは、煙は「ほとんどが水蒸気」と書いています。グリセリンと水蒸気のどちらが主役かは、出典の間で説明が分かれています。
トルネードは、煙の量を増やすことが成功の鍵だ、とCLOUDは説明しています。ドラゴンは、爆煙であるほどインパクトが強い技です(トルネード、ドラゴン)。
煙を増やそうとして熱を上げ続けると、困ったことが起きます。noteの投稿が挙げる困りごとは、味がぼやける、焦げやすくなる、フレーバーの持ちが悪くなる、の3つです。余分な煙が繊細な香りを損ない、高火力を保つと葉が焦げやすい、という説明です。
この投稿は、濃い煙は魅力の一つだとしたうえで、味とコストの面では出しすぎないほうがよい場面が多い、と結論づけています。「爆煙」を目的にするより、自分に合う濃さを探すことを勧めています。
焦げの詳しい説明は、焦げの項目にあります。
米国CDCは、シーシャの煙には紙巻きたばこの煙と同じ有害成分の多くが含まれ、水を通しても取り除かれないと説明しています。1時間のシーシャで吸う煙は約90,000mlで、紙巻きたばこ1本の500〜600mlを大きく上回ります。
煙のもとのグリセリンは、アクロレインという有害な物質の発生にも関わります。Almomenらの実験では、自作の混合物で、グリセリンを10〜60%の範囲で増やすと、アクロレインがほぼ比例して増えました。対照の実験では、アクロレインはほぼグリセリンに由来していました。
市販品では、増え方は20%を超えると頭打ちになりました。著者らは、製品によって違うため、上限を決めるにはさらなる研究が必要だとしています。この実験は電気ヒーターを使っていて、炭ではありません。
noteの投稿は、こんな注意も書いています。煙を濃くするために高火力や長時間の吸引に偏ると、一酸化炭素や過熱のリスクが高まるそうです。換気と警報器も勧めています。これは投稿者の見解です。炭の一酸化炭素は、一酸化炭素で説明しています。
健康面はシーシャの健康基礎知識、年齢の決まりは年齢の決まりにまとめています。
爆煙とは何ですか?
シーシャの煙がとても多く出ている状態を指して使われる言葉です。
シーシャの煙を増やすコツは何ですか?
出典では、煙が出ないときは炭を3個に増やすこと、5〜10分しっかり蒸らすこと、ホースのつなぎ目に隙間を作らないことが挙がっています。吸ってすぐ吐くこと、フレーバーを乾かさないことも大切です。
シーシャの煙が出ないのはなぜですか?
出典では、熱が足りない、フレーバーが5gより少ない、または多すぎて空気口をふさいでいる、が挙がっています。ホースの隙間から空気が入っている、フレーバーが乾いている、も原因です。隙間に気づかず火力を上げると、焦げる原因にもなります。
フレーバーは何g入れると煙が出ますか?
CLOUD SHOPは、5gより少ないと煙が出ないことがある、と書いています。おすすめの量は、シーシャスイタイが10〜12g、noteの投稿が13〜14gです。多いほど出るわけではありません。
爆煙は体に悪いですか?
爆煙に限らず、シーシャの煙には有害成分が含まれ、炭からは一酸化炭素も出ます。
- CLOUD SHOP「【爆煙】シーシャの煙の量は何で決まる?シーシャでたくさん煙を出す方法」(吸い方・火力・密閉・フレーバー量。2021年10月)
- シーシャスイタイ「シーシャの濃い煙の出し方は?3つのコツと出ない時の注意点を解説!」(フレーバー量・炭の数・蒸らし・確認ポイント)
- shisha_amigo_japan(note)「シーシャの"爆煙"は正解?煙が濃くなる仕組みと、味・安全のためのちょうどいい作り方」(2021年4月。シーシャ備品の卸を営む事業者の投稿)
- CLOUD MEDIA「シーシャフレーバーにグリセリンが含まれるメリット」(煙の大部分はグリセリンと言われる・乾くと煙が出ない)
- Kassem et al. (2024) Toxicological Sciences 201(2):159-173「Toxicity of waterpipe tobacco smoking: the role of flavors, sweeteners, humectants, and charcoal」
- Almomen et al. (2023) BMC Public Health 23:1858「Effect of glycerol concentration on levels of toxicants emissions from water-pipe tobacco smoking」
- 米国CDC「Hookahs」(煙の有害成分・水はろ過しない・1回の吸入量の比較)
- CLOUD MEDIA「シーシャの技(トリック)には何がある?有名なトリック3種をご紹介します。」(トルネード・ドラゴンと煙の量)