スモークリング
すもおくりんぐSmoke Ring
スモークリングは、吐いた煙を輪っか状に浮かばせるトリックです。口を「オ」の形に開いて舌を下顎に付け、少量の煙を短く出すのがコツです。口笛を吹くより簡単と説明する解説もあり、トリックの中では取り組みやすい定番の技として紹介されています。
スモークリングは、吐いた煙を輪の形にして浮かべる技です。口を丸くして、少量の煙を短く出します。強く吹く必要はありません。
国内の解説は、シーシャの技の中でも入門向けとして紹介しています。専門店の解説は、難しさを5段階のうち2として、いちばん有名な技だと書いています。ほかの解説も、初心者が最初に覚える定番の技として扱っています。
同じ技です。国内の解説では「輪っか」とも呼ばれます。英語名は smoke ring です。
輪の中へさらに煙を吹き込む「クラゲ」は、輪っかの先にある技です。SuKuは、輪っかが上達してから挑戦する技として紹介しています(ジェリーフィッシュ)。口と鼻から煙を出すドラゴンや、口から出した煙を鼻で吸う滝登りとは、口の使い方が別です。口の使い方が別の技として、トルネードは机の上に吐いた煙を手で動かす技です。
専門店の解説の手順は、まず肺に煙をためることから始まります。最初に出る煙は薄いことが多いので、濃い煙が出るまで少し吐いてから始めます。
舌は下顎にぴったり付けて、煙の通り道を確保します。唇は尖らせて「o」の形にし、少し大きめに開けます。この形が、輪の大きさや形に関わります。
出し方は、口の形を保ったまま「オッオッ」と少量ずつ出すやり方です。喉は煙を出す瞬間だけ開けて、すぐ閉じます。煙の中心に息を通して、外向きに回すイメージだと説明しています。
別の解説は、口の形を「あ」から「お」に変えながら勢いよく吐く方法を紹介しています。頬をテンポよく叩くと、輪が続けて出るそうです。
口の中を先に煙で満たしておくと、濃い輪になりやすいそうです。一度に吸うのが難しいときは、軽く吸って吐いてから、深く吸い直す方法もあります。
煙の輪は、渦が輪の形になったものです。英語版Wikipediaでは、渦輪(vortex ring)と説明されています。
細い出口から煙のかたまりが静かな空気の中へ急に押し出されると、輪ができます。煙は、渦を目に見えるようにしているだけです。煙がなくても、空気だけで同じ渦はできます。
Wikipediaは、たばこを吸う人が輪を作る方法として、舌をはじく、あごを閉じる、頬を叩く、肺と喉から空気を一気に出す、の例を挙げています。
歴史では、1867年にウィリアム・トムソン(のちのケルビン卿)が「On Vortex Atoms」を発表し、煙の輪の研究と結びつけて語られています。20世紀なかば、タイムズスクエアの広告看板が、蒸気で4秒おきに煙の輪を吐き出していました。
風があると、輪はすぐ崩れます。専門店の解説もSuKuも、空調や風の当たらない場所で練習するよう勧めています。
煙が薄いのも、よくある原因です。SuKuは、紙巻たばこは煙が薄くて成功が分かりにくく、濃い煙が出るシーシャが向いていると説明しています。
専門店の解説は、煙を吐く量と吐き方が合えば輪はできると書いています。何度も試して、感覚をつかむことを勧めています。
専門店の解説は、煙を肺に長くためると、ニコチンや一酸化炭素の影響でヤニクラになるおそれがあると注意しています。無理に息を止めない、という趣旨です。
SuKuは、吸いすぎや技の連発が、酸欠やフレーバーの焦げにつながると説明しています(焦げ)。煙が少ない間はつい吸い続けたくなりますが、休みを入れながら練習します。
その解説ページには、20歳未満の喫煙は禁止という注意書きもあります。
スモークリングは初心者でもできる?
できるとされています。専門店の解説は口笛を吹くより簡単と書き、SuKuは初心者が最初に始める定番の技と紹介しています。
どんな口の形がいい?
唇を丸く尖らせて「o」の形にし、少し大きめに開けます。舌は下顎に付けておきます。
風がある場所でもできる?
難しいです。風があると煙が消えたり形が崩れたりするため、空調や風の当たらない場所で練習するよう各解説が勧めています。
紙巻たばこでも輪は作れる?
作れますが、SuKuは煙が薄く成功が分かりにくいと説明しています。濃い煙が出るシーシャのほうが向くそうです。
輪っかの次に挑戦する技は?
輪の中へ煙を吹き込むクラゲが、輪っかが上達してから挑戦する技として紹介されています。
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