滝登り
たきのぼりWaterfall (French-inhale-style trick)
滝登りは、口にためた煙を舌で口の外へ押し出し、そのまま鼻から吸い込む煙のトリックです。「燕返し」「ベーン・インホール」とも呼ばれます。英語圏では、同じように口から出た煙を鼻で吸う技が、フレンチインヘールと呼ばれます。解説の多くは初級の技として扱っています。
滝登りは、口から出した煙を、鼻から吸い込む技です。煙が口の外へ出たところを、鼻が迎えにいく形になります。
やり方の核は一つです。煙を吐く息で出さずに、舌で押し出します。吐きながら吸うことはできないからです。いくつもの解説が、この点を強調しています。
難しさは、初級という評価が多数です。ただし、シーシャプレスは、鼻から煙を吸うには少し技術が必要だと書いています。
鼻から吸った煙は、そのまま体に入ります。見た目は軽い遊びでも、吸っているのは水たばこの煙です。
日本語の解説では、滝登りのほかに「滝のぼり」「燕返し」と書かれます。シーシャプレスは、滝登りと燕返しは技としての違いはない、と説明しています。コンビニなうの見出しは、「燕返し・滝登り」の併記です。
shisha-suitaiは、同じ技に「ベーン・インホール」という呼び名を添えています。
英語圏では、口から出る煙を鼻で吸う技が、フレンチインヘール(French inhale)と呼ばれます。Mob HookahとHigh Timesが紹介しています。口から出した煙を鼻で吸う点は、滝登りと共通です。
紛らわしいのは、英語の Waterfall(ウォーターフォール)です。High Timesは、氷を入れたボトルに煙を吐いて、傾けて流す技をウォーターフォールと呼んでいます。この辞典のウォーターフォールも、同じボトルを使う技です(ウォーターフォール)。鼻から吸う滝登りとは、別の技です。
shisha-suitaiの手順は、次のとおりです。シーシャを吸って、口の形を「い」にします。上の前歯の表面が、下唇の裏にくっつく形です。そこで、舌で煙を外へ押し出しながら、同時に鼻から吸います。
コンビニなうは、舌全体を使ってやさしく押し出すよう書いています。SMOPIAも、「いー」と言うときの口の形を作り、舌でしっかり押し出すのがコツだとしています。
少し別の順番で書いているのが、Mob Hookahです。大きく吸った煙は、肺ではなく口の中にとどめます。口を少し開けて煙を自然に出し、できれば舌で少し押し出します。それを鼻でやさしく吸う流れです。
あごを前に出すと、煙が鼻のすぐ下へ流れ出て、吸いやすくなります。この工夫は、Mob HookahとHigh Timesの両方に載っています。Mob Hookahの書き方は、下あごを少し下げてから前へ出す、です。
つまずきやすいのは、煙を吐く息で出してしまうことです。Mob Hookahは、息を吐くと煙が強く速く出て、鼻で捕まえられなくなると書いています。High Timesも、吐くと同時には吸えないので、鼻で吸えるくらいゆっくり出すよう書いています。
もう一つは、口の形です。shisha-suitaiは、「い」の口を作るときに、唇のすき間を狭くするのがコツだとしています。
鼻から吸う感覚そのものが、むずかしい人もいます。シーシャプレスは、鼻から吸うには少し技術が要ると書き、鼻から吸ったことのない初心者は、まず動画で確かめるよう勧めています。
評価を見比べると、全体に「簡単」の側へ寄っています。SMOPIAの一覧では、五段階の最も低い星一つです。shisha-suitaiは、初心者でも簡単にできる技としています。コンビニなうは、見た目より簡単な初級編に入れています。
英語の解説も同じ向きです。Mob Hookahは、やさしい技の一つで、数分の練習で足りることもある、と書いています。High Timesは、輪っかより簡単だろうと見ています。
ここで言う簡単さは、解説者の印象です。誰でも一度で決まるとは限りません。
Mob Hookahは、鼻から吸った煙が鼻を通って肺まで届く、と説明しています。シーシャプレスの手順も、煙を肺にためてから出す形です。口に出した煙を鼻で吸い戻すのですから、体に入る煙として考えておくのが無難です。
CDCは、水たばこは紙巻きたばこの安全な代わりではない、と説明しています。水は有害な物質をろ過しない、とも書いています。CDCの数字では、約1時間のセッションで、一酸化炭素は紙巻き1本のおよそ9倍、ニコチンは約1.7倍です。炭の熱源も、一酸化炭素の発生源になります(一酸化炭素)。
練習のときは、吸いすぎにも注意が要ります。SMOPIAは、ヤニクラや酸欠を避けるため、不調を感じたら練習を中断して休むよう勧めています。コンビニなうの注意は、勢いよく吸い込むとむせやすいことと、密閉された場所では換気が要ることです。この二つは、紙巻きなども含む煙遊び全般の解説です(ニコクラ)。
滝登りは、鼻で煙を迎える技の入口です。たとえばブルリングは、輪っかを作ったあと、その輪の上半分をゆっくり鼻から吸い込みます。鼻から吸い込む点は、滝登りと共通です。
逆に、鼻から煙を出す側の技がドラゴンです。口の両端と鼻から、同時に煙を吐き出します。
鼻を使わずに、出した煙を口で吸い戻す技もあります(ゴースト)。輪っかの基本はスモークリングで、シーシャ全体の健康リスクは健康リスクの基礎知識で読めます。
滝登りとは何ですか?
口にためた煙を舌で外へ押し出し、そのまま鼻から吸い込む煙の技です。燕返し、ベーン・インホールという呼び名もあります。英語圏では、同じように口から出た煙を鼻で吸う技が、フレンチインヘールと呼ばれます。
滝登りと燕返しは別の技ですか?
同じ技です。シーシャプレスは、2通りの呼び方があるだけで、技としての違いはないと説明しています。
滝登りとウォーターフォールは同じですか?
別の技です。滝登りは、煙を鼻から吸います。この辞典のウォーターフォールは、氷を入れたボトルに煙をためて、傾けて流し落とす技です。
煙がうまく鼻に入りません。どうすればいいですか?
煙を吐く息で出していないか確かめます。吐く息は使わず、舌で押し出します。唇のすき間を狭くして、あごを前に出すのも、解説に載っているコツです。
滝登りは肺に入らないから安全ですか?
そうとは言えません。Mob Hookahは、鼻から吸った煙が肺まで届くと説明しています。CDCは、水たばこは紙巻きたばこの安全な代わりではないとしています。
- シーシャの煙の技は初心者でもできる?最初は技なしで大丈夫2026-10-25
- シーシャの煙を出す技9選!技ごとに上達するコツも紹介!【動画つき】(media.shisha-suitai.com)
- シーシャプレス「【タバコ技】煙を使った簡単な技のやり方25種類一覧を完全解説」
- コンビニなう「【タバコ技一覧】タバコの煙で大きい輪っかの作り方やコツを解説!」
- SMOPIA「タバコの煙で輪っかを作るコツ」(煙遊びの技一覧・難易度の目安)
- Mob Hookah "The 5 Best Smoke Tricks and How To Do Them"
- High Times "The 7 Best Smoke Tricks and How To Do Them"(煙の技全般の英語解説。シーシャ専門ではない)
- 米国CDC「Hookahs」(煙の量・一酸化炭素・ニコチン・水のろ過)