
電子シーシャ
でんししいしゃElectronic Shisha / Pocket Shisha
電子シーシャは、炭もたばこ葉も使わず、リキッドを電気で温めて蒸気を出す器具です。電子たばこ(VAPE)と同じ仕組みで、持ち運べる「ポケットシーシャ」型と、水を入れたボトルの上に本体を載せる型があります。シーシャバーなどで見る、炭を使うシーシャとは別物です。
電子シーシャは、電子たばこ(VAPE)と同じ仕組みの器具です。リキッドを電気で温めて、蒸気を出します。炭も、シーシャ用のたばこ葉も使いません。
BEYOND VAPE JAPANは、電子シーシャを「持ち運びシーシャ(ポケットシーシャ)」と「シーシャに見立てた電子タバコ」の2つに分けて紹介しています。後者は、水を入れたボトルの上に本体を載せ、ホースをつなぐ型です。BEYOND VAPE JAPANは、これをチルタイム向きの道具として勧めています。炭で温めるシーシャとは中身がちがいます。
持ち運べるタイプは、「ポケットシーシャ」「持ち運びシーシャ」「ミニシーシャ」などと呼ばれます。呼び名は解説ごとに違います(BEYOND VAPE JAPAN、シーシャバー運営サイトの解説)。
電気ボウルは、名前が近い別の器具です。本物のシーシャ用たばこを、炭のかわりに電気で温めます。電子シーシャは、リキッドを温める器具です。
ハーバルシーシャとニコチンフリーは、たばこ葉を使わない原料のフレーバーの話です。電子シーシャは、フレーバーの原料ではなく、温める器具のしくみが変わっています。
電池で動く発熱体が液体を温め、エアロゾルにします。CDCは電子たばこをこう説明していて、電子シーシャも同じ考え方です。
ボトルの上に載せる型は、アトマイザー、コットン、熱を伝える部品を持つ本体と、水を入れるボトル、ホースでできています。ボトルは炭を使うシーシャのものと互換性がある、と販売サイトは説明しています。蒸気を水にくぐらせるので口当たりが軽くなる、とも説明しています。通常のシーシャでは、水は煙をろ過しません(CDC)。
リキッドの主な成分は、香料、グリセリン、プロピレングリコールです。ポケット型には、リキッドが入ったカートリッジを差し替えるものがあります。BEYOND VAPE JAPANが紹介する製品では、カートリッジ1個でメーカー参考値約3,000回です(BEYOND VAPE JAPAN)。別の解説では、ミニシーシャは製品により約200〜800回とされています(シーシャバー運営サイトの解説)。
販売サイトは、国内向けのリキッドはニコチンを含まないとしています。厚生労働省の e-ヘルスネットも、日本ではニコチンを含む電子たばこは現在販売されていない、としています。
ニコチンを含む電子たばこは、薬機法(医薬品医療機器等法)の承認が必要です。国内で承認を受けた製品はありません(横浜市の案内。2010年の発表にもとづく)。承認なしで売ると、薬機法違反が疑われます(仙台市の案内)。
2010年に国民生活センターが、ニコチンを含むと報告された電子たばこ11銘柄の蒸気を調べ、すべてからニコチンが検出されたと発表しました(横浜市の案内)。10年以上前の調査なので、今の製品を表すわけではありません。
ニコチン0%と表示された製品に、ニコチンが入っていた例もあります(CDC)。個人輸入の製品には、ニコチン以外の有害物質が含まれていた事例もあります(仙台市の案内)。
e-ヘルスネットは、ニコチンの有無にかかわらず、電子たばこには健康影響の懸念がある、としています。電子たばこのエアロゾルは、ただの水蒸気ではありません。ニコチンや発がん性の化学物質、細かい粒子、揮発性有機化合物などを含みうる、とCDCは説明しています。
炭を使わないので一酸化炭素は出ない、と販売サイトは説明しています。これは売る側の説明です。炭を使うシーシャの一酸化炭素は、一酸化炭素で扱っています。電子式のシーシャ系製品の健康リスクは、まだ情報が限られています(CDC)。
- リキッドの成分と、ニコチンの有無の表示を見ます。表示を信じきれない例があるので、出どころの分かる製品かも見ます。
- ボトルの上に載せる型は、本体のほかに、水を入れるボトルとホースの購入が必要だと、販売サイトが説明しています。
- 販売サイトは、喫煙が許された場所でしか使えない、としています。迷ったら、その場所の管理者に聞きます。
年齢については、販売サイトが未成年には売っていない、と説明しています。シーシャ用のたばこ葉の年齢制限は喫煙年齢制限にあります。炭を使う通常のシーシャはシーシャです。
持ち運びタイプの製品を比べたいときは、ポケットシーシャの比較と選び方にまとめています。
電子シーシャとは何ですか?
炭もたばこ葉も使わず、リキッドを電気で温めて蒸気を出す器具です。電子たばこ(VAPE)と同じ仕組みで、持ち運べるポケット型と、水を入れたボトルの上に本体を載せる型があります。
電子シーシャと電気ボウルは同じですか?
別のものです。電子シーシャはリキッドを温めます。電気ボウルは、本物のシーシャ用たばこを、炭のかわりに電気で温めます。
電子シーシャにニコチンは入っていますか?
国内で売られるリキッドは、ニコチンを含まないと販売サイトは説明しています。ただ、ニコチン0%と表示された製品にニコチンが入っていた例を、CDCが報告しています。
電子シーシャは安全ですか?
e-ヘルスネットは、ニコチンの有無にかかわらず健康影響の懸念がある、としています。
ふつうのシーシャのかわりになりますか?
しくみが別なので、同じ体験にはなりません。炭もたばこ葉も使わず、リキッドを温める器具です。味や煙の感じ方は製品しだいです。
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- BEYOND VAPE JAPAN「電子シーシャとは?炭不要の手軽なガジェットの特徴とシーシャとの比較を紹介!」(2タイプの区別・しくみ・リキッドの成分)
- シーシャバー運営サイトの解説「ミニシーシャの効果とは?健康面への影響と人気フレーバーの特徴を解説」(ミニシーシャの呼び名・吸い方・吸引回数)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「電子たばこ」(定義・国内でのニコチン含有品・健康影響の懸念)
- 横浜市「ニコチンを含む電子たばこ(リキッド)の薬機法上の扱い」(2010年の国民生活センター発表と厚生労働省の整理)
- 仙台市「電子たばこ」(薬機法上の扱い・表示と異なりニコチンが含まれていた例)
- 米国CDC「About E-Cigarettes (Vapes)」(しくみ・エアロゾルの成分・ニコチン)
- 米国CDC「Hookahs」(電子式フーカー製品への言及・水はろ過しない)