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標本カード
シーシャの地域別呼び名の対応図。英語圏の古い口語「ハブルバブル」を強調表示
ライセンス: 自作(シーシャデックスオリジナル)出典: シーシャデックス

ハブルバブル

はぶるばぶるHubble-bubble

店・文化シーシャ本館標本番号: hubble-bubble
定義

ハブルバブルは、英語で水パイプを指す呼び名です。煙が水の中を通るときの「ブクブク」という音をまねた言葉で、17世紀の旅行記にすでに出てきます。素朴な形のものを指す語で、『ホブソン=ジョブソン』はインドの庶民が使う形と説明しています。

ハブルバブルは、ブクブクという音の名前

ハブルバブル(hubble-bubble)は、英語で水パイプを指す呼び名です。煙が水の中を通るときの「ブクブク」という音を、そのまま言葉にしたものです。

bubble(泡)を重ねて、韻を踏ませた形です。Merriam-Webster は、bubble の重複語だと説明します。Dictionary.com は、bubble をもとにした、韻を踏む複合語だと説明します。

hubbly-bubbly という形もあります。WHOの別名の一覧にも、この形が並んでいます。

いつごろから使われている?

17世紀の英語にまでさかのぼる語です。水パイプの意味での最初の使用は、Merriam-Webster では1634年です。Dictionary.com には、1625〜35年の記録が載っています。

最初の用例には、サー・トマス・ハーバートの旅行記(1630年代)が引かれます。女たちが「長い管やパイプ、hubble bubbles と呼ぶもの」で吸う、という記述です。ハーバートはモザンビーク近くを航海中でした。現地の言葉を訳した語かどうかは分からない、と Phrase Finder は添えています。

17世紀後半のジョン・フライヤーの旅行記には、「その立てる音から、そう呼ばれる」という説明があります。Phrase Finder が引いています。

インドの英語を集めた辞典『ホブソン=ジョブソン』(1886年)も、この語を擬音語とし、1630年ごろから1868年までの用例を並べています。

フーカーとは、同じもの?

もとは、素朴な形のものを指す語でした。『ホブソン=ジョブソン』は、ハブルバブルを、インドの庶民が使う、いちばん素朴な形のフーカーだと説明しています。

素焼きのボウル(チラム)に、たばこと火種を入れます。葦の管が、煙を水の半分入ったココナッツの殻に導きます。煙は殻の側面の穴から吸い、吸い口のないものが多かったそうです。

同じ辞典は、フーカーを、手のこんだハブルバブルと呼びます。フーカーで吸うのは、たばこに香辛料、糖蜜、果物などを混ぜたものだったと書かれています(モラセス)。Phrase Finder も、同じ整理です。ハブルバブルの道具の方がフーカーより百年以上古く、フーカーは手のこんだハブルバブルだ、という説明です。

いまの辞書は、扱いが分かれます。Dictionary.com には、米国の辞書の定義が「簡単な形のフーカー」と載っています。英国の辞書の定義は「フーカーの別の言い方」です。

いまは、どこで使われている?

米国CDCとWHOは、水たばこの別名の一覧に hubble-bubble を載せています。ドイツのBfRの解説にも、Hubble-Bubble の形で出てきます(ヴァッサーファイフェ)。

医学の論文にも、題の一部として残っています。例は、Chaouachi の総説の文献リストで見つかります。1962年の英国医学雑誌 BMJ に載った論文が、「Hubble-bubble Smoking」です。1998年の米国疫学誌の論文は、題の初めが「Narghile (Hubble-Bubble) Smoking」です。

南アフリカでは、水パイプを hubbly bubbly と呼ぶ、と英語版Wikipediaは書いています。ケープ・マレー系やインド系の人びとのあいだで、人気があるそうです。

WHOの知識ハブは、この道具を waterpipe(ウォーターパイプ)の語で扱っています。各地の呼び名の一覧は、シーシャの項にあります。

別の意味や、似た名前は?

ハブルバブルには、水パイプ以外の意味もあります。ブクブクという音そのものや、騒ぎ、混乱です。Merriam-Webster は「音や動きの慌ただしさ」、Dictionary.com は「騒ぎや混乱」を載せています。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮った星雲の写真が泡のように見えることから、この語を使った新聞記事があります(Phrase Finder)。

よくある質問

ハブルバブルとは何ですか?

英語で水パイプを指す呼び名です。煙が水を通るときの「ブクブク」という音をまねた言葉で、17世紀の旅行記に出てきます。

ハブルバブルの語源は何ですか?

水がブクブクいう音をまねた擬音語です。『ホブソン=ジョブソン』は擬音語と説明し、辞書は bubble を重ねた語としています。

ハブルバブルとフーカーは同じものですか?

CDCやWHOは、どちらも水たばこの別名として並べています。古い辞典では、ハブルバブルは素朴な形で、フーカーはそれを手のこんだ形にしたものとされています。

ハブルバブルは、いつから使われていますか?

辞書では、1630年代にさかのぼります。Merriam-Webster は、水パイプの意味での最初の使用を1634年としています。

採集記録(出典)

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