ヴァッサーファイフェ
わっさーふぁいふぇWasserpfeife
ヴァッサーファイフェは、ドイツ語で水パイプを指す言葉です。Wasser(水)とPfeife(パイプ)を合わせた複合語で、ホースで吸うシーシャのほか、ホースのないボングも含みます。ドイツがん研究センター(DKFZ)とドイツ連邦リスク評価機関(BfR)は、見出しにこの語を使い、シーシャを別名として添えています。
ヴァッサーファイフェ(Wasserpfeife)は、ドイツ語で水パイプのことです。ドイツ語版Wiktionaryによると、水(Wasser)とパイプ(Pfeife)を合わせた複合語です。
辞書の Duden は、この語を「東方風のたばこパイプ」と説明しています。複数の吸い口がつくこともあり、煙を水の入った容器に通すものです。
使う範囲は、ホースで吸うシーシャだけではありません。ホースのないボングも入ります。ドイツ語版Wikipediaの「Wasserpfeife」のページは、この語を2種類に分けています。1つは、ホースと専用のたばこで吸う東方風のシーシャです。もう1つが、ホースなしで吸うボングです。
ドイツ語版Wiktionaryは、下位の語として、シーシャ(Schischa)、ボング、ナルギレ、フーカを並べています。英語版Wiktionaryは、ナルギレにあたる Nargileh を、まれな語としています。ヴァッサーファイフェは、これらをまとめて呼べる上位の言葉です。
ドイツの水パイプ販売店の解説は、ドイツでは「Shisha」が1990年代に定着した、と書いています。辞書の DWDS は、Schischa と Shisha を、ヴァッサーファイフェに近い意味の語に挙げています。
辞書の定義には、水の働きが書かれています。Duden の定義は、煙を冷やして「こす」ために水を通す、というものです。DWDS が載せる1977年の辞書の定義は、煙が水を通って「冷やされ、きれいになる」というものです。
DKFZ の2024年の資料は、これと違います。水にはこす効果がなく、煙を冷やして吸い込みやすくするだけだと書いています。
BfR の解説は、少し違う言い方です。水に溶ける物質の一部は水で取り除かれます。ただし、健康への危険から守るには足りない、という評価です。
DKFZ の資料は、シーシャでは命にかかわる一酸化炭素中毒が起こりうる、とも指摘しています。炭の煙については、一酸化炭素の項にあります。
ドイツ語では、シーシャ用のたばこを Wasserpfeifentabak と呼びます。糖蜜やグリセリンの説明は、マアッスルとグリセリンの項にあります。
ヴァッサーファイフェとは何ですか?
ドイツ語で水パイプを指す言葉です。Wasser(水)と Pfeife(パイプ)を合わせた語で、シーシャのほか、ボングも含みます。
ヴァッサーファイフェとシーシャは、どんな関係ですか?
ヴァッサーファイフェのほうが広い言葉です。ドイツ語版Wikipediaは、シーシャとボングの2種類に分けています。
水を通せば、煙はこされますか?
DKFZ は、水にこす効果はなく、煙を冷やすだけだと書いています。BfR は、水に溶ける物質の一部は取れるが、リスクから守るには足りないと書いています。
- Duden「Wasserpfeife」
- DWDS(ドイツ語デジタル辞典)「Wasserpfeife」
- Wiktionary(英語版)「Wasserpfeife」
- Wiktionary(ドイツ語版)「Wasserpfeife」
- Wikipedia独語版「Wasserpfeife」(曖昧さ回避)
- Wikipedia独語版「Shisha」
- ドイツがん研究センター(DKFZ)「Fakten zum Rauchen: Gesundheitsrisiken von Wasserpfeifen (Shishas)」(2024)
- BfR(ドイツ連邦リスク評価機関)「Ausgewählte Fragen und Antworten zu Wasserpfeifen」
- Dschinni Shisha「The water pipe – one product with many names」