ナチュラル炭
なちゅらるずみNatural Charcoal
ナチュラル炭は、着火剤を含まない炭の総称です。ヤシ殻から作るココナッツ炭や、おがくずから作るオガ炭などがあります。火をおこすには、電気コンロなどで熱する手間がかかります。そのぶん、においが出にくい炭とされ、クイックライト炭と対比されます。
ナチュラル炭は、着火剤をしみこませていない炭のことです。直火ではすぐ着かないので、電気コンロやチャコールバーナーで熱して、火をおこします(チャコールバーナー)。
対になるのがクイックライト炭です。Kaloudは、木や石炭などをもとにした炭に、化学的な着火剤をしみこませたものと説明しています。着火剤には、硝酸塩系のものが多いそうです。
火をおこすのに時間がかかるぶん、においが出にくく、フレーバーの香りを邪魔しにくい炭とされます。
いちばん多く使われるのは、ヤシ殻を炭にして固めたココナッツ炭です。Kaloudは、これを「添加物のない、圧縮したヤシ殻の炭」と説明しています。CLOUDも、ココナッツ炭を最もよく使われる種類に挙げています。
木材からできた炭も、着火剤がないという点では同じ仲間です。Kaloudは、広葉樹の炭を例に挙げ、密度と火のつきやすさが違うと書いています。
もう1つが、おがくずを固めたオガ炭です。CLOUDによると、多くの店で使われています。ココナッツ炭よりはるかに安い一方、そのままではシーシャには大きすぎて、切って使います。
粉にした炭は、何かで固めないと形になりません。CLOUDは、固めるときに化学物質を使って製造費を抑えるブランドも多いと書いています。
そうした炭は、いやなにおいがして、頭痛の原因になることがあるそうです。CLOUDの考えでは、いちばんよいのは、添加物が入っていない炭です。
燃えるときのにおいが少なく、100%天然の素材のものを選ぶのがよい、というのがCLOUDの勧めです。炭の色が品質の目安になる、とも書いています。
Kaloudの目安では、ココナッツ炭は火をおこすのに約10〜15分、使える温度になるまでに約15〜20分かかります。
シーシャスポットの記事には、別の数字があります。電熱式のコンロで、22mmのキューブ炭が赤くなるのに約9分です。31mmのキューブ炭になると、15〜20分ほどかかります。記事は、これを欠点として挙げています。
どちらも、炭全体が赤くなるまで待つのが大事です。シーシャスポットは、一部しか着いていない炭は消えやすく、頭痛の原因にもなると書いています。
まず、着火の早さが違います。Kaloudによると、クイックライト炭は直火で1分以内に着きます。ココナッツ炭は、前の節の時間がかかります。
燃える時間も違います。ココナッツ炭は45〜90分で、ピークのあとゆるやかに落ちます。クイックライト炭は20〜40分で、急に上がって急に落ちます。灰は、ココナッツ炭が少なくて締まっています。クイックライト炭は多く、ゆるい灰です。
においの差は、着火剤から来ます。Kaloudによると、着火剤の大半は最初の数分で燃え尽きますが、残りが最初の数口に混ざることがあります。シーシャスポットも、化学的なにおいや煙がフレーバーの邪魔になりやすいと書いています。
ヒートマネジメントデバイスは、炭の燃え方そのものは変えません。空気の流れを整えて、炭の熱がどれだけボウルに届くかを調整する器具です、とKaloudは説明しています(HMD・ロータス)。
ココナッツ炭は、ピークが平らで長く続きます。そのぶん、HMDが一定の温度にそろえる時間の余裕があります。クイックライト炭は急上昇して急落するので、余裕が狭くなります。HMDを使うと、ホイルで盛るより炭が少なくて済むのが普通だそうです。
炭を燃やす以上、一酸化炭素は出ます。米国CDCは、水たばこで使う炭が高いレベルの一酸化炭素を出しうると説明しています。一酸化炭素の中毒については、一酸化炭素の項にまとめています。
ナチュラル炭とココナッツ炭は同じですか?
同じではありません。ナチュラル炭は着火剤なしの炭の総称で、ココナッツ炭はその1つです。オガ炭や広葉樹の炭も仲間です。
ナチュラル炭に火をつけるには何が要りますか?
電気コンロやチャコールバーナーなど、炭を熱する道具です。直火ではすぐ着きません。炭全体が赤くなるまで待ちます。
ナチュラル炭はにおいがしませんか?
クイックライト炭に比べると、においが出にくいとされています。ただ、ブランドによる差は大きく、使ってみないと分かりにくいと、シーシャスポットは書いています。
ナチュラル炭はどれくらい燃えますか?
ココナッツ炭は、Kaloudの目安で45〜90分です。大きさや銘柄で変わります。