フラット炭
ふらっとずみFlat Charcoal
フラット炭は、ココナッツ炭を厚さ15〜18mmほどの平たい板状にしたものです。25mm角前後の製品があり、キューブ炭より早く温まる一方で燃料が少なく、持ちは短めです。炭替えの間隔も短くなる傾向があります。
フラット炭は、キューブ炭を薄くしたような形のココナッツ炭です。CLOUD SHISHA MEDIAは、キューブを半分に切ったような形と説明しています。
素材ではなく形の名前で、原料はキューブ炭と同じココナッツ炭です。選ぶときは、手持ちのボウルや熱管理の器具に収まる大きさかを先に確かめます。
大きさは製品ごとに数ミリ違います。
- 国内の卸売ページには、25mm×25mm×16mmの製品があり、1kgあたり112個の表示です(シーシャ卸.com)。
- インドネシアの炭メーカーは、25×25×17mm、22×22×15mm、20×20×15mmを並べています(charcoal.pro)。
- CyberChillのガイドは、炭の大きさを立方体型と25×25×15mmの直方体型の2種類に分け、どちらかと言えば直方体型のほうが日本では一般的としています。このガイドは「フラット」という呼び名は使っていません。
- アメリカの販売店Mason Shishawareは、高さは18mmを超えず、長さは22〜25mmが多いとしています。
- Hookah.comの一覧には、1インチ角(約25mm)のフラットがあります。商品説明は、フォイルの上にも、HMDにも使えるとしています(Hookah.com)。
厚みは15〜18mm、一辺は20〜25mmの範囲に入ります。キューブ炭の一辺25mmと比べると、厚みが3〜4割ほど薄い計算です。
Kaloudの整理では、フラットは短くて幅のある棒の形で、キューブより早く温まります。そのかわり燃料の総量は少なくなります。
Mason Shishawareは、フラットは使い始めに熱が強く出て、終わりにかけて弱ると書いています。キューブは最後まで均一に熱が出て、他の形より30分から1時間ほど長持ちするそうです。
ASLAJは、フラットは薄くて早く焼けるので、調節も熱入れも簡単だと評価しています。熱の伝え方は、フラットが点、キューブが面です。炭持ちは弱めで、こまめな炭替えが要ります。この比べ方は店長の感覚にもとづくものです。
置き方は、寝かせる平置きと、立てる縦置きがあります。小さい面を下にして縦に置くと、細かく調節しやすくなります。
CyberChillのガイド(フラットとは呼んでいません)は、25×25×15mmの直方体型の炭を3〜4個、狭い面を下にして縦に置くよう案内しています。横に寝かせると、熱の伝わる量が多くなり、調整しにくくなるそうです。
ASLAJの例では、フラット3つを三角形に置きます。炭を落としたり、立てかけたり、平らに置いたりして、味を見ながら調節します(立てかけ)。
ASLAJの使い分けでは、フラットは立ち上げ時や、高火力で楽しみたいときに向きます。炭替えをこまめにできる場面にも合います。
逆にキューブは、熱をゆっくり伝えるので、フレーバーの味をしっかり保ちたいときや、熱を入れすぎたくないときに向きます。
ASLAJは、ボウルや器具ごとに、おすすめの形と個数を変えています。
フラット炭は持ちが短めなので、炭替えの回数は増えます。
ASLAJの例は、ファンネルボウルにロータスを組み合わせ、フラット3つで始める形です。1回目の炭替えでフラット2つ、2回目でキューブ2つにすると、長い時間安定して楽しめるそうです。
1台の途中で形を変えるやり方もあります。立ち上げは火力の出るフラットで始め、あとは持ちのよいキューブに替える、という流れです。
電気コンロやチャコールバーナーで火をおこします(チャコールバーナー)。ココナッツ炭は、Kaloudの目安で、火がつくまで10〜15分、使える温度まで15〜20分です。全体が赤くなってからボウルに乗せます。
個数は、Kaloudによると、ココナッツ炭は2〜3個で足りるセッションが多く、HMDは開いたボウルやフォイルより少なくて済みます。HMDとは、炭をボウルの上に収めて熱を調整する器具のことです(ヒートマネジメントデバイス)。
炭を燃やすと一酸化炭素が出ます。米国のCDCも、シーシャの炭が高い濃度の一酸化炭素を出しうるとしています。数字と対策は一酸化炭素の項が詳しいです。同じ形の仲間は、キューブ炭やヘキサ炭です。
フラット炭とキューブ炭は、どちらが長持ちしますか?
キューブ炭です。Mason Shishawareは、キューブのほうが30分から1時間ほど長持ちするとしています。
フラット炭の大きさは、どれくらいですか?
製品によりますが、25mm角で厚さ16〜17mmの製品があります。販売店の解説には、フラットの高さは18mmを超えないとするものもあります。国内の卸売ページの製品は25×25×16mmで、国内向けのガイドでは、25×25×15mmの直方体型が、立方体型より一般的とされています(このガイドはフラットとは呼んでいません)。小さい20mm角や22mm角の製品も出ています。
フラット炭は、何個くらい使いますか?
器具やボウルの大きさで変わります。ASLAJはフラット3つの組み合わせを例にしています。
フラット炭は、HMDでも使えますか?
使えます。ASLAJは、ロータスにフラット3つを組み合わせる例を挙げています。Hookah.comの一覧には、フォイルにもHMDにも使えるとする製品もあり、炭置きに入るかは寸法しだいです。買う前に寸法を見比べてください。
フラット炭なら、一酸化炭素は少ないですか?
CDCは、炭が高い濃度の一酸化炭素を出しうるとしています。
- シーシャショップASLAJ「【フラット・キューブ・ヘキサ】シーシャ炭の使い分け方を徹底解説!」
- シーシャ卸.com「PURE COCO Premium/フラット炭 1kg 25mm×25mm×16mm」
- Kaloud「Best Hookah Charcoal: Coconut vs. Quick-Light Compared」(形ごとの特徴・燃焼時間・着火時間)
- charcoal.pro「Specification & Price for Coconut Charcoal Briquettes for Shisha & Hookah」(インドネシアの炭メーカーによる形とサイズの一覧)
- Mason Shishaware「The Many Shapes and Applications of Hookah Charcoal」(2018年・アメリカの販売店)
- CyberChill「【2022年完全版】シーシャ用炭の選び方徹底ガイド」
- CLOUD SHISHA MEDIA「シーシャに使う炭の種類とおすすめの炭について」
- 米国CDC「Hookahs」
- Hookah.com「Hookah Charcoal」商品カテゴリページ(フラット炭の商品説明)