立てかけ
たてかけLeaning / Standing Coal
立てかけは、炭を平らに置かず、ふちなどに立てかけて置く方法です。平置きと使い分けて、火力を細かく調整するときに使われます。HMDの縁に立てかけた炭を「0.5個」と数える解説もあります。呼び方や数え方は、店や書き手で違うものです。
立てかけは、炭を寝かせずに、ふちなどに立てかけて置く方法です。 平らに置く「平置き」と使い分けて、火力を細かく調整します。
ヒートマネジメントデバイス(HMD)を使う店の解説に、数え方の例があります。縁に立てかけた炭は「0.5個」と数える、というものです(JAPAN SHISHA TIMES)。
炭の置き方の呼び名は、ゆれています。TOTAL FOODSの解説では「立て置き」です。ASLAJの解説は、立てかけと平置きを並べて書き、ヘキサ炭は「横置き」「縦置き」で使えるとしています。
炭の形によっても、熱の入り方が違います。ASLAJによると、フラット炭は熱を「点」で伝えて、調整しやすい形です。キューブ炭は「面」で伝えるので、フラットより調整しにくくなります。ヘキサ炭は、フラットとキューブの長所を併せ持つ形とされています。
JAPAN SHISHA TIMESは、Kaloud LotusのようなLotus型のHMDを例に、炭の置き方を5つ紹介しています。立てかけを0.5個と数えるのは、この解説での約束です。
火力の強い順に、次の並びです。
- パターン①は、平置き2個と立てかけ2個で、3個分です。
- パターン②は、平置き2個と立てかけ1個で、2.5個分です。
- パターン③は、平置き2個だけで、2個分です。
- パターン④は、平置き1個と立てかけ2個で、2個分です。
- パターン⑤は、平置き1個と立てかけ1個で、1.5個分です。
蓋の付いたHMDなら、パターン③に蓋を使うと、パターン②と同じくらいの火力になるそうです。HMDそのものはヒートマネジメントデバイスの項にあります。
この解説の店は、Lotus型のHMDで、最初に炭を3つ焼き、パターン②で置きます。5分ほど待つと香りが広がるので、ゆっくり3回ほど吸います。煙が濃く出ていれば、風防を外して完成です。
煙が強く感じたら、パターン③か④に切り替えます。吸ううちに温度が上がってきたら、火力を1段階落とします。
40〜50分ほど吸うと、炭が小さくなります。そのときは3つの炭をすべてHMDの中に置きます。新しい炭を焼くなら、1時間ごとに2つ焼き、パターン③か⑤で置く、という流れです。炭を替えるしくみは炭替えにあります。
これはひとつの店のやり方で、すべての店が同じではありません。
TOTAL FOODSの解説は、煙の濃さや温度が、炭の大きさとフレーバーとの接地面積で変わると説明しています。フラット炭は、寝かせたり立てたりして接地面積を調整できる、ともTOTAL FOODSは説明しています。
HMDでは、事情が少し違います。JAPAN SHISHA TIMESは、HMDは主に炭の個数で火力を調整すると説明しています。置き方や位置でも火力は変わりますが、個数による変化より小さいので、その解説では細かく扱っていません。
同じ解説は、火力を上げすぎたときの直し方も書いています。まず火力を1段階落とし、何度か勢いよく深く吸うと、まろやかな煙に戻るそうです。
それでも直らなければ、炭を下ろした状態で何度か吸い、冷たい空気を回します。吸ってもほとんど煙が出なくなったら、炭を乗せ直し、今度はやさしく長めに吸います。
焦げたような味になる場合は、火力よりフレーバーの詰め方を見直すよう勧めています。この店は、味の濃さを詰め方で決め、熱の管理は煙の量を変えたいときや、お客さんの吸い方に合わせるときだけ使う、という考え方です。
同じ解説によると、ProvostというHMDは、炭を2つ使い、蓋の乗せ方で火力を調整します。立てかけのパターンは、その説明には出てきません。アルミホイルを張る必要がある点も、Lotus型と違います。
Lotus型のHMDは、直径3インチ前後のボウルに合うHMDで、アルミホイルを張らずに使えます。
TOTAL FOODSは、フラット炭の置き方を勧めています。立ち上げ、つまり炭を置いてから蒸らし終わるまでは、平置きで3つです。吸い上げから調整のあいだは、平置き2つと立て置き1つです。
ASLAJは、ターキッシュとフラット炭3つの組み合わせを紹介しています。立ち上げのときにフラットを三角形に置き、味を見ながら「立てかけたり平置きしてみたり」して調整します。ターキッシュの詳細はターキッシュリッドの項です。
どちらも専門店や販売店の解説です。ホイルで火力を調整する方法は、フォイルの項で読めます。
東京都は、燃えている炭と、炭に触れている部分が非常に高温になると注意しています。水たばこ本体がぐらついたり倒れたりして、燃えた炭が落ちると、火災になるおそれがあります。
炭を燃やすことに伴う一酸化炭素の注意は、一酸化炭素の項に書いてあります。
立てかけとは何ですか?
炭を寝かせて平らに置かず、ふちなどに立てかけて置く方法です。平置きと使い分けて、火力を細かく調整するときに使われます。
立てかけは、火力の調整でどう扱われますか?
JAPAN SHISHA TIMESは、HMDの縁に立てかけた炭を0.5個分と数え、炭の置き方5パターンを火力の強い順に並べています。TOTAL FOODSは、フラット炭は寝かせたり立てたりして接地面積を調整できると説明しています。
立てかけた炭は何個と数えますか?
JAPAN SHISHA TIMESは、HMDの縁に立てかけた炭を0.5個と数えています。その解説での数え方で、業界共通の決まりではありません。
最初はどのパターンで置けばいいですか?
JAPAN SHISHA TIMESの店は、炭を3つ焼き、平置き2個と立てかけ1個のパターン②から始めています。煙が強ければ、パターン③か④に切り替えます。
HMD以外でも立てかけは使いますか?
ASLAJにはターキッシュとフラット炭の組み合わせの例が、TOTAL FOODSにはフラット炭の立て置きの例があります。お使いの器具の説明書も確かめてください。
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