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標本カード
クリスタルガラスベースの図解。酸化鉛等で屈折率を高めた輝き重視の素材であることを示す
ライセンス: 自作(シーシャデックスオリジナル)出典: シーシャデックス

クリスタルガラス

くりすたるがらすCrystal Glass (Lead Crystal)

器具シーシャ本館標本番号: crystal-glass-base
定義

クリスタルガラスは、輝きの強い高級ガラスです。もとは酸化鉛を加えて屈折率を高めたガラスのことで、鉛を使わないものも作られています。シーシャのベース(水入れ)では、鉛を使わないクリスタルガラスを使う例が、海外のメーカー解説にあります。

クリスタルガラスは、輝きを強くしたガラス

クリスタルガラスは、反射率や屈折率、透明度が高く、輝きに富むガラスです。デジタル大辞泉は、不純物を除いて酸化鉛を加えた、高級食器や工芸品用のガラスと説明しています。

名前に「クリスタル」とありますが、水晶のような結晶ではありません。Wikipediaは、ガラスは結晶ではなく非晶質なので、「クリスタル」は正確な言い方ではないと書いています。ブリタニカ国際大百科事典は、鉛ガラスで、無色透明で光沢があり天然の水晶を思わせることから名付けられたと説明しています。

鉛が入っているものと、入っていないもの

鉛クリスタルガラスは、酸化鉛を加えて屈折率を高めたガラスです。日本大百科全書は、欧州規格では酸化鉛24重量%以上としています。世界大百科事典は、鉛成分は最大35重量%、ふつうは25重量%ほどと説明しています。

Wikipediaによると、ふつうのガラスの屈折率は約1.5です。鉛を加えると1.7〜1.8に上がります。比重は約3で、一般のガラスより重いそうです(日本大百科全書)。

酸化鉛を入れない種類もあります。精選版日本国語大辞典では、酸化鉛を入れるものが「本クリスタルガラス」、入れないものが「セミクリスタルガラス」です。日本大百科全書によると、2000年代以降は、鉛の毒性による環境問題から、鉛を含まないものも作られています。

鉛の代わりに使う材料は、Wikipediaでは酸化バリウム、酸化亜鉛、酸化カリウムです。日本大百科全書は、カリウムを多く含むガラスなどを挙げています。

シーシャのベースでの使われ方

シーシャのベースは、水を入れるいちばん下の容器です(ベース)。素材はガラスが多く、クリスタルガラスのベースもあります。

ドイツのシーシャ用品メーカーは、自社のクリスタルガラスは完全に鉛フリーで、とても丈夫だと書いています。また、しっかり加工すると輝きが強く、ダイヤモンドのようにきらめくそうです。

同じメーカーは、クリスタルガラスについて、小さい〜中くらいの温度変化にはよく耐えるとしています。比べているのは、ホウケイ酸ガラス3.3という種類です。こちらは高温でも割れにくく、ほかのガラスより丈夫だと説明しています。見た目ではクリスタルガラスに少し及ばないが、素材の性質ではほとんど並ぶものがないと書いています(ボロシリケイトガラス)。

鉛の安全性はどう考えればいい?

鉛を含むガラスの食器は、飲み物や食べ物を入れると、鉛が溶け出すことがあります。Wikipediaは、2011年にWHOの委員会が、健康を守れる暫定耐容週間摂取量を新たに決めることはできなかった、と結論したと書いています。

酸性の中身ほど、また置く時間が長いほど、鉛は多く溶け出します。ポートワインを鉛クリスタルのデカンタに入れた例では、2日後に89μg/L、4か月後に2,000〜5,000μg/Lでした(Wikipedia)。

この話は、飲み物を入れる食器についてのものです。ベースの水は飲み物ではありません。

よくある質問

クリスタルガラスとは何ですか?

輝きに富む高級ガラスです。本来は酸化鉛を加えて屈折率を高めたものを指します。

クリスタルガラスのベースには鉛が入っていますか?

製品によります。ドイツのシーシャ用品メーカーは、自社のクリスタルガラスは鉛を含まないと書いています。

クリスタルガラスとボロシリケイトガラスはどちらが割れにくいですか?

ドイツのシーシャ用品メーカーは、ホウケイ酸ガラス3.3の方が高温でも割れにくく、見た目ではクリスタルガラスに少し及ばないが素材の性質ではほとんど並ぶものがないと書いています。クリスタルガラスは、小さい〜中くらいの温度変化には耐えると説明しています。

鉛フリーのクリスタルは、何で鉛を置き換えますか?

Wikipediaは、酸化バリウム、酸化亜鉛、酸化カリウムを挙げています。国内の日本大百科全書は、カリウムを多く含むガラスなどを挙げています。

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採集記録(出典)

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