20歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。シーシャは適度に楽しみましょう。
標本カード

メタルボウル

めたるぼうるMetal Bowl (Stainless Steel Bowl)

器具シーシャ本館標本番号: metal-bowl
定義

メタルボウルは、アルミやステンレスなどの金属でできた、割れにくく長持ちするボウルです。解説が多いアルミのボウルは、熱が速く伝わって立ち上がりが早い反面、とても熱くなり、葉を焦がしやすいとされます。

結局、どんなボウル?

金属ボウルの大きな長所は、割れにくさです。熱の話は、解説が多いアルミのボウルが中心になります。アルミのボウルは熱が速く伝わるので立ち上がりが早く、煙も濃く出やすいと説明されます。反面、ボウル自体がとても熱くなり、葉を焦がしやすい点には、注意が必要です。

選ぶときは、素材の中身を見てください。「メタル」と言っても、アルミとステンレスでは熱の伝わり方がまったく違います。数字は下の節に出しています。

そもそも、どんな言葉?

メタルボウルは、金属でできたボウルの総称です。穴の位置で分ける呼び方(エジプシャン、ファンネルなど)とは別に、素材で分けた呼び名です。ボウルの基本は、親の項目のボウルにあります。

金属の中身は、アルミが中心です。Kaloudは、金属ボウルは一般にアルミでできている、と書いています。Shisha Scienceは、アルミ製とステンレス製があり、どちらも数は少ないと紹介しています。

金属だけで作る製品のほかに、組み合わせた製品もあります。Kaloudのアルミ製サムサリスは、内側がアルミ、外側が食品用のシリコンです。外側がシリコンなので扱いやすくなる、という設計です(シリコンボウル)。AppleOnTopは、炭を載せる専用のスクリーンが付くので、ホイルは使いません(AOTボウル)。Shisha Scienceは、AppleOnTopが生産に入ったのは2013年だと書いています。

どのくらい熱を通す?

金属が熱を通しやすいことは、数字に出ます。熱伝導率(熱の通りやすさ。単位はW/mK)で比べます(熱伝導率)。

Engineering ToolBoxの金属の表では、純アルミが0℃で236、アルミ合金は0〜25℃で150〜190ほどです。ステンレス(304)は、20℃で14.4です。陶器は1〜1.6、ガラスは0.76、シリコンは0.2と、JAPAN SHISHA.comが表にしています。

計算すると、純アルミは陶器の100倍以上、熱を通します。ステンレスは、陶器より10倍前後は通しますが、純アルミの十数分の一です。同じ「金属」でも、アルミのつもりで考えるとステンレスを見誤ります。

熱が速いと、どうなる?

アルミのボウルは、熱の伝達がきわめて効率的で、すぐ温まり、はるかに高い温度に達する、とHookah.comは説明しています。葉は四方から温まり、立ち上がりが早いのが利点です。煙を濃く出したい人に人気、という紹介も見られます。

立ち上がりの数字は、Kaloudのサムサリスの案内にあります。ロータス型のHMDを載せて炭を入れるとき、アルミ製のサムサリスは5分ほどで温まります。セラミック製のLapisは少なくとも10分、ガラス製は5〜10分とされています(HMD、ロータス)。

熱が速いことには、裏があります。アルミのボウルは葉を焦がしやすく、セッションが平均より短くなりやすい、とHookah.comは書いています。Kaloudの案内では、作りが良くない金属ボウルだと、ちょうどいい温度を見つけにくいこともあるそうです。作りのよいアルミ製サムサリスは、内側のアルミで熱が均等に伝わる設計です。

焦げを防ぐ手がかりは?

くぼみの深さが手がかりになります。JAPAN SHISHA.comの一般論では、くぼみが深いほど炭との距離を保てて、温度が上がりにくく焦げにくいそうです。ただ、距離が開きすぎると煙がほとんど出ない、という注意も同じ記事にあります。

詰め方の目安は、型によって違います。Shisha ScienceのAppleOnTopの案内では、きつく詰めず、突起の先端より2〜3mm下までにします。盛りすぎは避けるよう書いています(詰め方、焦げ)。

金属ボウルで炭を何個にすればよいかは、分かっていません。製品の説明書があれば、そちらが優先です(ホイル)。

熱いボウルは、どう扱う?

アルミのボウルは、きわめて熱くなります。Hookah.comの案内は、触る前に必ず冷ますことです。Kaloudも、手袋なしでは扱いにくい、と書いています。

やけどを防ぐ工夫も、製品に入っています。AppleOnTopにはゴムの持ち手が付いていて、熱を保ちながら素手でボウルをつかめる、とShisha Scienceは紹介しています。アルミ製のサムサリスは、外側のシリコンで持ちやすくした作りです。

洗い方は、製品ごとの案内に従います。Kaloudは、サムサリスは使うたびに熱めのお湯ですすぎ、念入りに洗うときはぬるま湯と柔らかいスポンジ、食器用洗剤を使うよう案内しています。食洗機は不可です。

割れないのは、どのくらい強い?

アルミのボウルは「ほぼ壊れない」もので、付くのは細かい擦り傷くらい、という説明がHookah.comにあります。Shisha Scienceも、金属ボウルはとても壊れにくく、一生使えると紹介しています。

陶器は、物理的な衝撃や急な温度変化に弱いそうです。ガラスはさらに割れやすいという扱いです。素材ごとの比べ方は、素焼きのクレイトップボウル、釉薬ボウル、シリコンボウルの項目にあります。

よくある質問

メタルボウルの素材は何ですか?

アルミが中心です。ステンレス製もありますが、どちらも数は少ないとShisha Scienceは紹介しています。

メタルボウルは焦げやすいですか?

アルミのボウルは焦がしやすいとされています。作りが良くない金属ボウルでは温度合わせが難しい、とKaloudも書いています。

メタルボウルは素手で持てますか?

熱いうちは素手では持ちにくいです。ゴムの持ち手が付いた製品や、外側がシリコンの製品もあります。

ステンレスとアルミで違いはありますか?

熱の通りやすさが大きく違います。Engineering ToolBoxの表では、純アルミが0℃で236、ステンレス(304)が20℃で14.4 W/mKです。

メタルボウルは洗えますか?

Kaloudは、サムサリスは使うたびに熱めのお湯ですすぎ、食洗機は使わないよう案内しています。ほかの製品は、説明書に従ってください。

この語が出てくる記事
採集記録(出典)

← 用語辞典に戻る