アップステム
あっぷすてむUpstem / Top Stem
アップステムは、水タバコ(シーシャ)の支柱であるステムのうち、ボウルを受ける上側の区間の呼び名です。水の外にあって、ボウルでできた煙を下へ送る役目です。水に沈む下側は「ダウンステム」と呼ばれます。部品として分けて説明するときは、上からアップステム・ステムハート・ダウンステムと並べる解説もあります。
ステム(シャフト)は、シーシャ本体の中央を縦に通る支柱全体の呼び名です。ボウル、ホース、トレイ、ボトルのすべてが、ここにつながります。
その上側の区間が、アップステムです。水の外にあり、ボウルを受け止めて、煙を下へ渡します。
ダウンステムは、ステムの下側です。ボトルの中に伸びて、水に浸かります。先端にはディフューザーがつくことがあります。
上下をつなぐ中ほどの部品は、ステムハートです。CLOUDの組み立て解説が、この名前で呼んでいます。すべてのシーシャにあるとは限りません。
部品として呼び分けるときに出てくる言葉です。上側を単に「ステム」と呼ぶ場面もあるので、文脈で見分けてください。商品ページや、分解できる構成の説明で、上下を区別したいときに使われる、と考えると分かりやすいでしょう。
組み立てた状態を、上から下へ頭の中で追ってみます。いちばん上にあるのはボウルです。ボウルの底はステムの上端に差し込まれて、すき間はグロメットというゴムの輪でふさぎます。その真下から始まるのが、アップステムです。
ボトルの上に立ち上がって見える金属の柱の部分が、アップステムです。炭の灰を受けるトレイは、ここを通ります。側面には、ホースの差し込み口や、古い煙を逃がすバルブ(パージバルブ)がつきます。
ボトルの首を越えて内側に入ると、ステムは水のあるほうへ伸びていきます。この下側がダウンステムで、先端は水面の下に数センチ沈みます。ステム全体を1本の細長い棒だと思ってください。ボウルに近い側がアップ、水に近い側がダウンです。
では、境目はどこでしょう。CLOUDの組み立て解説は、ステムを上からアップステム、ステムハート、ダウンステムの3部品に分けています。ステムハートを中心にネジ山で留めることが多い、という説明です。この分け方だと、アップステムは1つの部品の名前でもあります。どこまでをアップと呼ぶかは、商品ごとの説明で確かめるのが確実です。
ホースから吸うと、ボトルの中の空気が減って、気圧が下がります。そのぶん、外の空気がボウルの炭とフレーバーのほうから引き込まれ、フレーバーが熱されて煙になります。煙の出発点は、いちばん上のボウルです。
その煙は、まずアップステムの中を下へ降ります。ここはまだ水の外で、煙は管の中を通るだけです。次にダウンステムに入り、先端から水の中へ出て、泡になって水面へ上がっていきます。水面の上、ボトルの空間にたまった煙は、ホースが口まで運びます。
アップステムの役目は「通り道」です。煙を冷やしたり、泡にしたりするのは水の中の話で、主役はダウンステムとディフューザーです。
CLOUDの「図で解説 シーシャの仕組み」は、こう書いています。ステムが長ければ長いほど、上部の熱がボトル側へ伝わりにくくなり、質の良い煙が吸えると言われている、というものです。
吸ったときの重さ、軽さはドローと呼ばれます。空気の通り道が狭いほど、吸うのに力がいります。ストローが細いほど吸いにくいのと同じ理屈です。CLOUDも、吸いやすさは台の大きさではなく、ステムやホースの太さ、ボウルのアルミの穴の大きさなど、煙の流れに関わる要素で決まる、と説明しています。
- CLOUDによると、水の外にあるアップステム側では、ステムやホースの太さが、吸いやすさに関わる要因です。管の内径が広いほど、空気も煙も通りやすく、ドローは軽くなる方向です。
- 水の中のダウンステム側は、管の内径に加えて、どれだけ沈んでいるかが関わります。CLOUDは、水に浸かる深さを1〜2cm程度とし、浸かりすぎると吸うときに重くなり、浸かっていないと煙が水を通らずに直接吸うことになる、と説明しています。
- ステムだけでなく、ボウルとホースも関わります。同じ解説によると、ホースの太さや、ボウルのアルミの穴の大きさも、煙の流れに関わる要素です。
実際の吸い心地は、ボウル、炭、水量、ホースとの組み合わせで決まります。そのため、アップステムだけを替えたときの効果を、一般化して言うことはできません。
- 「アップステムとダウンステムは別の製品」ではありません。1本のステムの上側と下側の呼び名です。部品として分かれているかどうかは、モデルによって違います。
- 「アップステムが長ければ必ず良い」とも限りません。長さは煙の冷え方や見た目に関わります。ただ、ボトルの高さと合わなければ使えません。吸い心地も、太さや水位とセットで決まります。
- 「煙を冷やすのはステム」というのも違います。冷却の中心は水です。ステムは通り道で、冷えやすさに間接的に関わるにとどまります。
アップステムとは何ですか?
シーシャの支柱(ステム)の上側で、ボウルを受けて水の外にある区間の呼び名です。ボウルでできた煙を、水中のダウンステムへ送る通り道になります。
アップステムとダウンステムの違いは何ですか?
位置と役目が違います。アップステムは、水の外の上側で、煙を下へ送る区間です。ダウンステムは水に浸かる下側で、煙を水の中へ出す区間です。先端のディフューザーで、泡が細かくなります。
ステムとアップステムは同じものですか?
ステムは支柱全体で、アップステムはその上側です。ただ、上側を単に「ステム」と呼ぶ場面もあるので、文脈によって同じ意味で使われることがあります。
アップステムを変えると吸い心地は変わりますか?
管の太さや長さが変わるため、変わる可能性はあります。ただし、ドローはボウル、炭、水量、ホースなどとの組み合わせで決まります。アップステムだけの効果を、一般化して言うことはできません。