STEP0〜3で家シーシャの基本は一通り身についたはずです。最後のSTEP4では、そこから一歩先に進むための応用と、機材を長く使うためのメンテナンスをまとめます。
ミックス入門
ミックスとは、複数のフレーバーを組み合わせて一つの味に仕上げることです。単純に混ぜ合わせる「ブレンディング」、ボウルの中でエリアを分けて詰める「セクショニング」、層状に重ねる「レイヤリング」など複数の技法があります。最初は同系統の味(例えばミント系同士、フルーツ系同士)を軽く混ぜるところから試すと失敗が少なく、慣れてきたら系統の違うフレーバーを組み合わせて自分だけの一杯を探してみるのもシーシャの醍醐味です。系統ごとの特徴はフレーバーの選び方でも整理しているので、組み合わせを考える際の参考にしてください。
フレーバーの保存
フレーバーに含まれるグリセリンは水分量を保って乾燥を防ぐ保湿剤の役割も担っており、開封後の保存状態が味に直結します。容器のふたはしっかり閉め、直射日光や高温になる場所を避けて保管するのが基本です。乾燥が進んだフレーバーは焦げやすくなる原因にもなるため、STEP3で扱った「焦げ」の対処法とあわせて、そもそも乾燥させない保存を心がけておくと安定した一服につながります。
器具の洗い方
シーシャは煙とシロップを扱う都合上、こまめな手入れが仕上がりを左右します。ベース・シャフト・ボウルは使用後に水またはぬるま湯で洗い流し、糖蜜がにじみ出やすいシャフトとボウルの接続部分は特に念入りにすすぎましょう。ホースは水洗いできる「ウォッシャブルホース」であれば手入れがしやすく、残り香をリセットしやすいのでおすすめです。パーツの継ぎ目に使われているグロメットは熱による経年劣化やシロップの付着でへたりやすい消耗品なので、空気が漏れてぐらついてきたと感じたら交換のタイミングです。
次の一歩
ここまでの4ステップで、機材選びから安定した一服、応用まで一通り学べたことになります。次の一歩としては、次のような広げ方がおすすめです。
- 炭を使わず内蔵ヒーターで加熱する「電気ボウル」を試して、伝統的な炭火とは違う仕上がりを比べてみる
- 「間違いないシーシャ屋」で他の店の味と自分の一服を比べてみる
- 用語でつまずいたらシーシャ用語辞典で随時調べる
自宅での一服に慣れてきたら、たまにはバーに足を運んで店員の技を観察してみるのも、家シーシャの腕を上げる近道になります。
このステップのチェックリスト
- ミックスの3つの技法(ブレンディング・セクショニング・レイヤリング)を理解した
- フレーバーは密閉・直射日光と高温を避けて保存する必要があると分かった
- ベース・シャフト・ボウル・ホースの洗い方とグロメット交換の目安を理解した
- 電気ボウルなど、次に試せる応用の選択肢を把握した