3行要約

  • ダブルアップルは、りんごの甘い香りに、黒いリコリスのようなアニスの香りを重ねたシーシャの定番フレーバーで、名前から想像するより薬草のような甘さが出る銘柄が多い味です。
  • 名前はアップルでも、リコリスやアニスなどハーブ系の香料を含む銘柄が多く、「Two Apple」表記の銘柄も同じ系統に並びます。
  • 2026年10月31日時点の図鑑では、国内認可の42銘柄が名前に該当します。味の系統が付いた91銘柄(認可と未認可の合計)の約85%は、清涼感なしです。

ダブルアップルとは何か

ダブルアップルとは、りんごの甘い香りに、黒い甘草(リコリス)のようなアニスの香りを重ねた、シーシャのド定番フレーバーです。名前から二種類のりんごを想像しがちですが、シーシャデックスが集めた通販・公式の商品説明には、アニスやリコリスに触れたものが多くあります。赤りんごと青りんごの風味をうたう銘柄や、アニスより甘さが勝つと書かれた銘柄もあり、ブランドによって差があります。用語辞典では、アップルの名がついていても実際にはリコリスやアニスといったハーブ系の香料を含む銘柄が多いと説明されています。単なるリンゴ味を想像して吸うと、少し薬草のような甘さに驚くかもしれません。仕上がりの印象は、詰める人の技術によっても大きく変わるとされています。

ベースになっているのは、刻んだタバコの葉を糖蜜(モラセス)やグリセリン、香料で半ペースト状にした、多くの銘柄に共通する製法です。ダブルアップルはその素地の上に「リンゴ+ハーブ」の香りを乗せた味と考えると分かりやすいでしょう。シーシャデックスのフレーバー図鑑では、味の系統を10に分類しており、ダブルアップルは「定番ミックス」に入れています。

「Two Apple」「Double Apple」は同じ味なのか

同じ系統に並ぶ表記ですが、銘柄ごとの香りまで同一とは言えません。

数えたのは、フレーバー図鑑の銘柄名に「Double Apple」「Two Apple」「Two Apples」「ツーアップル」「ダブルアップル」のどれかが入っているものです。大文字小文字は区別していません。2026年10月31日時点の結果は、次の表のとおりです。

区分 銘柄数 ブランド数
国内認可(合計) 42 31
うち「Two Apple(s)」系 25 18
うち「Double Apple」系 17 14
国内未認可(合計) 55 27

認可の31ブランドは、図鑑に収録している国内認可ブランド73のうち、4割強にあたります。10月12日時点の記事では、認可43銘柄、未認可52銘柄(24ブランド)と書いていました。10月31日に同じ条件で数え直したところ、数字が少し違っていました。

「Two」と「Double」の使い分けにブランド間の決まりがあるかは、手元のデータからは分かりません。数字から言えるのは、図鑑の認可ブランドの4割強に、名前に「Two」か「Double」が入った銘柄があることです。

ダブルアップルはどんな味の系統に分類されるのか

ダブルアップルは、清涼感なしに分類される銘柄が大半です。図鑑で味の小分類「ダブルアップル」が付いた銘柄は、認可と未認可を合わせて91銘柄(52ブランド)です。内訳は認可43、未認可48で、2026年10月31日に味のタグから数え直しても同じ数でした。

清涼感の強さは、なしが77銘柄、弱めが10銘柄、強めが4銘柄です。約85%は、ミントのスースー感を足さない味づくりです。

一方で、名前に「Mint」「Frosty」「Ice」を足した派生銘柄もあります。認可銘柄の中だけで、ミントを加えたものが3銘柄、「Strong」を冠したものが2銘柄あり、基本形に清涼感や濃さを加えるのは定番の広げ方です。初めて試すなら、まず基本形を吸ってリンゴとハーブの甘さの輪郭を掴んでから、派生を選ぶと違いが分かりやすくなります。

ダブルアップルを選ぶとき、何を見ればよいのか

選ぶときは「ブランド」「清涼感の有無」「パッケージの量」の3点を見るのが近道です。選び方の全体はフレーバーの選び方にあります。ブランドが違えばリコリスやアニスの出方が変わるため、同じ名前でも印象が揃うとは限りません。清涼感は、ミント系の派生なのか基本形なのかを銘柄名で確かめられます。

家で試す場合は、味そのものに加えて作り方が仕上がりを左右します。用語辞典が「作り手の技術で印象が大きく変わる」としているとおり、パッキングや火力の調整で香りの立ち方は変わります。作り方の基本は「シーシャの作り方」講座の8工程にまとめています。

気になる銘柄は、フレーバー図鑑の「定番ミックス」系統ページから、国内認可の一覧で比べられます。

名前に「Double Apple」「Two Apples」が入る国内認可の銘柄は、たとえば次のページで見られます。順番に意味はなく、評価でもありません。