3行要約
- フィリップ モリス ジャパンが7月27日、加熱式たばこスティック54銘柄の小売定価改定を財務省に認可申請したと発表しました
- 10月1日から「テリア」「センティア」は20円、「MIIX」は30円の値上げで、テリアは1箱640円になります
- 背景は2026年4月・10月の2段階で実施される加熱式たばこの増税。JTの「プルーム」用も同じく10月値上げを申請済みで、業界全体が足並みを揃えた形です
テリアは640円、センティアは590円に
フィリップ モリス ジャパンは2026年7月27日、たばこ製品の小売定価改定について財務省に認可申請を行ったと発表しました。対象はいずれもIQOS・lil HYBRID用の加熱式たばこスティックで、「テリア」29銘柄が620円から640円へ20円、「センティア」21銘柄が570円から590円へ20円、lil HYBRID用「MIIX」4銘柄が560円から590円へ30円、それぞれ引き上げられます。認可を経て、10月1日からの適用が予定されています。
4月に続く「今年2回目」 3月比では60円増
今回の値上げの背景にあるのは、2026年に4月と10月の2段階で実施される加熱式たばこの増税です。同社はすでに4月1日にテリア・センティアを各40円値上げしており、今回の改定が実施されると、3月時点と比べた値上げ幅は計60円に達します。
同じ構図はJTにも当てはまります。JTはプルーム用たばこスティック全31銘柄を10月に40円値上げする認可申請をすでに発表しており、こちらは3月比で計70円増。加熱式たばこの税負担を紙巻きたばこ並みに近づける税制見直しが、そのまま主要各社の店頭価格に転嫁されていく流れが鮮明になっています。
シーシャデックスとして注目したいのは、この2段階増税を経て、加熱式の主力銘柄がいよいよ600円台半ばに定着することです。紙巻きとの価格差という加熱式の相対的な割安感は、制度設計の意図どおり着実に縮まりつつあります。


