3行要約

  • 米シガー協会(Cigar Association of America)のデータによると、2026年上半期の米国向けプレミアム・ハンドメイドシガー輸入は前年同期とほぼ変わらない水準でした。
  • 国別ではニカラグアが引き続き首位を維持した一方、ドミニカ共和国が前年比7.7%減と落ち込み、ホンジュラスが同10%増と伸びました。
  • シーシャデックスが6月に伝えた「1〜4月で5%減」という減少トレンドは、上半期を通してみるとほぼ横ばいに収まった形です。

米国のシガー輸入は増えたのか減ったのか

2026年上半期(1〜6月)の輸入本数は1億9,950万本で、前年同期の2億0,050万本とほぼ同水準だった。シーシャデックスが6月に伝えた1〜4月時点の速報(前年比5%減)と比べると、5月・6月の実績を含めた上半期全体では減少幅が縮小し、実質横ばいの水準に落ち着いたことになる。

輸入元の国別シェアはどう動いたのか

首位のニカラグアは1億2,160万本(全体の60.1%)で前年比1.5%減とわずかに減らしたものの、シェアの過半を維持した。2位のドミニカ共和国は3,800万本(同19.0%)で前年比7.7%減と落ち込んだのに対し、3位のホンジュラスは3,750万本(同18.8%)で前年比10%増と伸びを見せ、2位との差が縮まっている。

この横ばいをどう見ればよいか

パンデミック後にみられた急成長局面は終わったとみられるものの、市場そのものが縮小しているわけではない。シーシャデックスとして注目したいのは、ドミニカ共和国の落ち込みとホンジュラスの伸びが対照的な点で、産地間のシェア争いが今後も続きそうだという点だ。