3行要約

  • シガー専門誌Cigar Journalが、審査員ではなく読者投票だけで決まる「Cigar Trophy Awards 2026」の受賞結果を9月15日に発表した
  • ドミニカ共和国・ホンジュラス・ニカラグアなど産地別にベストブランド・ベストシガーを選出している
  • 功労賞(ライフタイム・アチーブメント)にはドミニカの名門メーカー、ホルヘ・パドロン氏が選ばれた

Cigar Trophy Awardsとはどんな賞か

専門家や審査員ではなく、読者の投票だけで受賞者を決める公開賞である。Cigar Journalが2026年9月15日に結果を発表し、業界大手企業の関係者が列席する発表イベントも開かれた。記事は「多くの賞があるが、消費者であるあなたが決める賞はごくわずかだ」とこの賞の性格を説明している。選考は読者が各部門の候補をノミネートし、上位候補から最終投票で決める方式を採る。

各産地の「ベストブランド」「ベストシガー」は

産地別のカテゴリで受賞ブランド・銘柄が分かれて選ばれた。ドミニカ共和国はアルトゥーロ・フエンテの「シャトー・フエンテ」がベストブランド、ラ・アウロラの「ファミリー・クリード フエルテ・ソル」がベストシガーに選ばれた。ホンジュラスはリーフ・バイ・オスカー・バラダレスの「マドゥーロ」がベストブランド、プラセンシアの「コセチャ149 トロ」がベストシガー。ニカラグアはペルドモの「レガシー・シェイドグロウン」がベストブランド、ドリュー・エステートの「ブラッケンド M81 マドゥーロ」がベストシガーとなった。キューバはパルタガスの「セリエD」がベストブランドに選ばれている(キューバにベストシガー部門は設けられていない)。中国など「その他の国」部門では、ベガフィナと万里の長城のコラボレーション「フュージョン・エディション」がベストブランド・ベストシガー双方で選出された。

アクセサリー・ラウンジ・功労賞の顔ぶれは

アクセサリー部門は製品カテゴリごとに受賞者が分かれ、コリビリの「ヘリテージ・キューブ」(灰皿)、S.T.デュポンの「ダブルブレード」(カッター)、ボベダの加湿器などが選ばれた。世界のシガーラウンジ部門では、スイス・ジュネーブの「The House of Grauer」、アラブ首長国連邦・ドバイの「Vintage Cigar Lounge」、コロンビア・ボゴタの「The Cigar Humidor」などが地域代表として選出されている。功労賞(ライフタイム・アチーブメント)にはドミニカの名門一族出身、ホルヘ・パドロン氏が選ばれた。

シーシャデックスとして注目したいのは、専門家の審査ではなく読者投票だけで決まる大型シガー賞が定着しつつある点である。