3行要約

  • 米麻薬取締局(DEA)が、資料集「Drugs of Abuse」の2026年版を公表しました。
  • マリファナの過剰摂取による死亡は報告されていない、という従来の一文は今回も維持されています。
  • 前版にあった「FDAは承認していない」との記述に代わり、多くの州が医療目的を合法化したとの記述が入りました。

DEA「Drugs of Abuse」2026年版では何が変わったか

DEAは乱用薬物の解説資料「Drugs of Abuse」を更新し、2026年版でも「マリファナの過剰摂取による死亡は報告されていない」との趣旨の記述を残した。大麻専門メディアMarijuana Momentが報じた。最も目立つ変更は州法の扱いで、前版(2024年版)にあった「FDAはマリファナ製品の販売申請を承認していない」という記述に代わり、新版は「米国の大半の州が医療目的でのマリファナの販売・使用を合法化している」と記している。

連邦の位置づけと、資料が示すリスク

同誌によれば、2026年4月に司法省がFDA承認のマリファナ製品と州の免許下の医療用大麻をスケジュールIからIIIへ移した。前版はマリファナをスケジュールIの規制物質としていた。一方で資料は、知覚や協調性への影響、長期使用による身体依存、大麻エディブルに関連する救急受診の増加にも触れており、リスクを軽視する内容ではない。

なお、本記事は規制動向の紹介であり、大麻の使用を勧めるものではありません。