3行要約
- ドミニカ共和国の葉巻メーカーTabacalera El Artistaが、中国煙草工業(China Tobacco)と葉巻の開発・製造・国際流通に関する協力協定を締結しました。
- 両社の第1弾共同企画「Taishan・Artista」は、同一ブレンドをドミニカと中国山東省の別工場でそれぞれ生産する2ビトラ構成です。
- ドミニカ製Toroは2027年春以降に米州・欧州へ、中国製Pyramidは2026年末の香港・マカオを皮切りにアジア市場へ順次展開される計画です。
どんな協定を結んだのか
Tabacalera El ArtistaとChina Tobaccoは、ドイツ・ドルトムントで開催されたInterTabac 2026の会期中に国際協力協定を締結しました。協定は葉巻の開発・製造・国際流通、たばこ原料、技術交流といった分野で両社が継続的に協業していく枠組みを定めています。
第1弾企画「Taishan・Artista」の中身
協定に基づく第1弾の共同企画が「Taishan・Artista」です。同じブレンドを使いながら、Toro(ドミニカ共和国のTabacalera El Artista工場製)とPyramid(中国・山東省済南のChina Tobacco Shandong工場製)という2つのビトラを、それぞれ別の国の工場で生産する構成になっています。ブレンド自体はTabacalera El ArtistaのRadhames Rodriguez氏が中国に渡り、China Tobacco Shandongのブレンドチームと共同で開発したもので、使用する葉たばこはすべてドミニカ側から供給されています。
発売時期と流通はどうなるのか
展開はまず中国製Pyramidから始まり、2026年12月に香港・マカオへ投入されます(流通はCTIHKが担当)。2027年春には中国本土のChina Duty Free店舗へ、2027年夏にはアジア太平洋地域と中国本土の一般市場へと拡大していく計画です。一方、ドミニカ製Toroは2027年春以降に米州・欧州へ投入され、流通はTCD LogisticsとTobacco & Cigar Distributionが担います。価格については、現時点の発表では明らかにされていません。

