3行要約
- Davidoffが、ジュネーブ・香港・ニューヨーク(マディソンアベニュー)の旗艦店3店だけで扱う新しい常設ライン「Boutique Selection」を発表しました
- 3ブレンドともサイズはトロ(リングゲージ54×6インチ)で統一されていますが、産地構成は店舗ごとに異なります
- 9月1日出荷開始、10本入りの木箱で展開され、価格は現時点で公表されていません
店舗ごとに異なる3本のブレンド
Davidoffが、ジュネーブ・香港・ニューヨークのマディソンアベニューにある旗艦店3店専売の新ライン「Boutique Selection」を発表しました。限定エディションではなく常設ラインという位置づけで、各店舗の個性をブレンドに落とし込んだ企画です。サイズはいずれもリングゲージ54×6インチのトロで統一されている一方、ラッパー・バインダー・フィラーの産地構成は店舗ごとに変えてあります。
ジュネーブと香港向けのブレンドは、エクアドル産ラッパーにドミニカ共和国産バインダーを合わせ、フィラーにはドミニカ共和国の異なる4つのテロワール産のたばこを使用しています。強度はジュネーブが5段階中4、香港が5段階中3と設定され、同じ産地構成でも吸いごたえに差をつけているのが特徴です。喫味時間はいずれも45〜60分程度とされています。
これに対しニューヨーク・マディソン向けのブレンドは、ドミニカ共和国産ラッパーにエクアドル産バインダーという、他の2本とは逆の組み合わせを採用しています。フィラーはドミニカ共和国の異なる3つのテロワール産で構成され、強度は5段階中4です。原産地であるドミニカ共和国で製造されています。
9月出荷、旗艦店戦略の一環
発表にあたり、Oettinger Davidoffでグローバルマーケティング・イノベーションを統括するJavier González氏(SVP Head Global Marketing & Innovation)は、「The Boutique Selection represents something we have long believed in at Davidoff: that true luxury is personal.(Boutique Selectionは、Davidoffが長く信じてきたことを体現しています。真のラグジュアリーとは、パーソナルなものであるということです)」とコメントしています。
Boutique Selectionは2026年9月1日から出荷が始まり、10本入りの木箱で展開されます。価格は今のところ公表されていません。旗艦店限定という販売形態は、店舗そのものをブランド体験の場として位置づけ、来店でしか手に入らない特別感を打ち出す戦略といえます。近年のプレミアム葉巻業界では、特定店舗や特定チャネルに紐づけた限定展開でブランドの世界観を強化する動きが目立っており、Davidoffの今回の一手もその流れに沿ったものです。


